アブダビで国際見本市連盟(UFI)総会開く

国際見本市連盟(UFI)は11月7日・8日の2日間、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ・ナショナルエキシビションセンター(ADNEC)で第79回総会を開催。55か国から過去最多の475人が参加した。また連盟の会員数もこの1年間で36組織が加入し、85か国612社・団体と過去最多となった。

UFIの最高経営責任者ポール・ウッドワード氏は「このような厳しい経済状況のなかで会員数を増加できたのは、われわれの提供するサポートが展示会関係者にとって付加価値が高いと認識された証し」と語った。

総会では、中国展示場協会総裁の陳先進氏がアジア・中国から初の会長に就任した。現在ではUFI会員の約15%が中国の企業や団体となっている。同連盟の調査でも展示会産業のインフラ投資の多くが中国に集中し、世界の展示場面積増加分の46%を占めている。また、多くの国際展示会企業が中国に進出し成功を収めており、そのような状況のなかでの陳氏の会長就任は、世界の展示会産業における中国のプレゼンス向上を印象づけた。

次回の80回総会は来年11月13日から16日、韓国・ソウルで開催される。