映像演出の さらなる可能性探る~ 日本映像機材レンタル協会

日本映像機材レンタル協会(JVRA)は7月26日、ホテルイースト21東京で「平成25年度業務担当責任者会議」を開催、全国の会員企業29社、65人が出席した。

開会に先立ち、大村一彦会長が「JVRAは同業社が集まる業界団体でありながら、日常業務のなかで機材の貸し借りや仕事の依頼をするなど、会員同士が互いに協力しあう仲の良い協会です。全国から業務担当者が集まるこの貴重な機会に、各社の業務内容や所有機材、注目の演出手法などの情報交換や、注目されるプロジェクションマッピングの講演やInfocomm2013視察ツアーの報告、メーカー会員の最新機器のデモンストレーションなど、内容の濃い一日にして欲しい」と参加者にメッセージを送った。

特別セミナーではアクイラ代表取締役社長の鷲禎弘氏が「空間演出におけるメディアアートの可能性について」と題して講演。2002年のルイヴィトンからはじまり、ラルフローレンの4Dエクスペリエンス、東京駅舎への投影、昨年のエコプロダクツ展などプロジェクションマッピングの進化と普及の経緯について事例をあげて説明。モニターや広告媒体という枠を超えてあらゆるものに投影可能になったことにより、実在するものと映像を融合させ、アイデア次第でさまざまな訴求ができるアンビエンテ広告の可能性など、映像演出ビジネスのさらなる発展へさまざまな提言を行なった。

閉会後の懇親会には約200人の業界関係者が出席し、情報交換をするなど各自が親睦を深めていた。

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1.ユーモアを交えて挨拶する大村一彦JVRA会長 2.特別セミナーで空間演出の未来について提言したアクイラ代表取締役社長の鷲禎弘氏 3.Infocomm視察ツアーの詳細を報告した光和の三島幸恵氏