米国の旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」誌の2013年観光都市ランキングで京都がアジア都市部門の第1位に選出された。
同誌は米国の大手出版社コンデ・ナスト社が発行する月刊旅行専門誌で約80万部発行されている。高所得者を中心とした読者層をもち、高品質の旅行,ホテル,レストラン,買物などに関する最新情報を掲載している。読者の投票により,毎年,世界の人気観光都市,ホテル,航空会社等のランキングを実施している。都市の評価基準は,文化,親しさ,雰囲気,レストラン,宿泊,買い物の6項目となっている。
今年の「リーダーズ チョイス アワーズ」で京都は文化90.0点、親しさ80.6点、雰囲気82.7点、レストラン81.5点、宿泊75.3点、買い物60.4点、で平均81.6点を獲得。2位のベトナム・ホイアンに1.7ポイントの大差をつけて1位に輝いた。京都が同賞で1位を獲得したのは2011年に続いて2度目となる。そのほかの日本の都市では東京が77.7点で8位となっている。
なお、京都は本年7月に発表された別の旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」でも世界の都市ランキング第5位、アジアではバンコクに続く第2位に選ばれている。