沖縄県および沖縄観光コンベンションビューローは、11月22日に沖縄コンベンションセンターで「沖縄MICEコンテンツトレードショー」を開催した。
~展示・商談会~
同ショーは、MICE開催地としての沖縄の魅力を県外と海外のキーパーソンにPRしMICE誘致を促進するために毎年開催されており、今回で6回目の開催となる。
今年は北京・上海・台湾・韓国・香港・タイ・シンガポールの7市場からバイヤー73人が招聘されたほか、国内から招かれた学会関係者・旅行会社のバイヤー48人をはじめ総勢130人以上が参加した。
展示ホールには、各市町村の観光・コンベンション団体、旅行会社、リゾートホテルや施設、MICE事業者のほか、酒蔵、菓子製造、タクシー協会など幅広い分野から43団体・企業が出展し、国内外からの参加者と積極的に商談を行なっていた。
~特別講演~
アジア・クルーズ協議会事務局長のケビン・レオン氏がアジア域内クルーズの現状や、潜在市場について説明したほか、MICE開催にクルーズを取り入れることのメリットを語った。
国際会議協会(ICCA)アジア太平洋支局の執行役員マーガレット・ルー氏は同協会の統計をもとに日本と沖縄のMICE開催状況や競争力強化のための提案を行なった。
「沖縄県知事賞」
DMC沖縄が提供するノンバーバル(非言語)型チームビルティングプログラム「Making Okinawan Music」が受賞。オリジナル楽譜を使用することで、沖縄独自の楽器である三線、三板、パーランクを初心者でも演奏できるようなるという。
「沖縄観光コンベンションビューロー会長賞」
KPGホテルアンドリゾートの「琉球ロールすし体験プラン」が選ばれた。
日本とアメリカの文化が混ざった、チャンプルー文化の産物であるロール寿司を世界に発信するもの。
「JNTO(日本政府観光局)特別賞」
沖縄ツーリストが提供する「『むるしあしばな!琉球の夜』~Livin‘ Ryukyu life 琉球を感じる夜」が受賞した。沖縄・日本料理、ハラル料理とともに、沖縄文化を堪能できる。
※沖縄コンテンツトレードショー前後に開催された「沖縄MICEナイト」や「県内MICE施設インスペクション」のようすは来年2月発行の展示会とMICE誌で紹介する。