【ライブ&イベント産業展】(その2)

それから面白いなと思うところでは、芸能プロダクションが予想以上に多く出展していただくことになりました。上戸彩さんが所属しているオスカーさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんが所属するアソビシステムさん、第1回目に引き続いての吉本さんなど、元気のある芸能プロダクションが出展します。また、施設・会場ではイオンモール、さいたまスーパーアリーナ、住友不動産ベルサール、新宿明治安田生命ホール、大阪国際会議場、名古屋市中小企業振興会館などのように、名だたる施設が出展します。チケッティングのサービス企業の出展も新たな動きです。チケット発行のソリューションというのはライブ産業において重要な意味を持っており、テイパーズさん、ぴあさん、カルチュア・コンビニエンス・クラブさんなどが大きなブースで競い合っています。もちろん今年も、サクラインターナショナル、東京造形美術、飯田電機、鈴木電気、オンザウェイなど、展示会に関わる企業・サービスも多数出展します。

――規模が拡大したためによる、会場構成の変更はありますか

フード・ケータリングビジネスゾーンや舞台美術・ステージ設営ゾーン、イベント用品・遊具ゾーンを新設し、来場者の興味をより惹く形にしました。

2 注目のセミナーや主催イベント

――セミナーや来場者向けのサービスで、目玉企画はありますか?

基調講演の初日はアソビシステムの中川悠介社長に登壇していただきます。2日目は、よみうりランドの北原融総支配人。そして3日目は、ソフトバンクホークスの太田宏昭専務です。また、2つイベントがあり、1つは日本音響家協会、もう1つは照明家協会が行います。このイベントが開催されるおかげで大勢の音響・照明の演出家が訪れ、また展示会場でも新たな商談が行われると見込んでいます。このように専門的な方々がたくさん集まるような仕組みづくりを、色々な団体にご協力をお願いしているところです。

日本の技術や演出力コンテンツを海外へ

 ライブ&イベント産業展をアピール

――初開催を表明した時、すでにアジア最大の国際展にすることを標榜していました。そこに向けての取組みをメッセージとしていただけますか

この展示会をはじめようと思った動機の1つは、日本のライブやイベントの優れた技術、あるいは演出力、コンテンツを海外に輸出するのに役立てたいという想いです。これが大きな目的であり、目標であり、われわれの原動力でもあるんです。そういう意味で、数年以内に必ずこの展示会を完全な国際見本市という位置づけに成長させ、世界中に日本の「ライブ&イベント産業」を徹底的にアピールする場にしていきたいと思います。ぜひ、展示会産業の皆様も業界を上げてご協力の程よろしくお願いいたします。

――ありがとうございました