【全国MICEインタビュー】Vol.2 仙台

“コンベンション開催環境の向上”をコンセプトに市の魅力をPRするのは仙台観光国際協会。
2015年4月には仙台国際センター会議棟に直結した展示棟がオープンし、6000名規模の催事が開催可能となった。12月には地下鉄東西線が開業し、仙台駅からのアクセスを容易なものとした。
仙台市は2011年の東日本大震災の被害を受け、復興を進めてきており、2012年には国連国際防災戦略事務局の「世界防災キャンペーン『災害に強い都市の構築』」において、「ロール・モデル(模範)都市」に認定された。2015年には国際的な防災戦略について議論する「第3回国連防災世界会議」(WCDRR)を仙台国際センターで開催。世界185カ国から6,500人以上が参加し、パブリック・フォーラムには延べ15万人以上が参加するという日本で開催された国連関係の国際会議としては過去最大級の国際会議となった。
仙台観光国際協会の庄司達哉氏は「東北大学のポテンシャルは高い。震災経験をフィードバックするとともに、民間と一体になってMICE誘致に取り組んでいきたい」と今後の展望について語る。

→季刊誌「EventBiz Vol.2」より抜粋

2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より

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