広島からは広島観光コンベンションビューローと、その賛助会員5社が共同で出展。今回の出展コンセプトは「二つの世界遺産とユニークベニュー」。世界遺産である原爆ドームと嚴島神社、そして両者を結ぶ“ひろしま世界遺産航路”を、高速船を使うことで行き来できるということを、写真を用いて表現・アピールした。また、広島でのユニークベニュー4点の写真をピンポイントに見せることで、広島の良さをスムーズに伝えることができ、来場者からは好評を得ていた。
昨年「グローバルMICE強化都市」に選定された広島市では、国際会議の誘致に力を入れていく。実際に広島では、ユニークベニューとして「ひろしま美術館」、日本三景でもある「宮島」島内やクルーズ船「銀河」が利用されている。
被爆都市という過去の歴史から「広島」は世界中で知られているものの、外国人の地理的な認知度はまだまだ低いという。今後も「平和」をキーワードとし、歴史や文化を含めた現在の広島の良さをより発信していくために努力していく。
→季刊誌「EventBiz(イベントビズ) Vol.2」より抜粋
2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より
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