座談会を終えて
当協会会員4名の座談会であったが、それぞれが第一線で活躍し、重要なポジションにいる世代である。職業柄というべきか、常に品質の向上、業務の効率性の追求を目指していることが多々うかがえた。変化の激しい世の中で、近い未来を見据えてのニーズを捉えた企画を提案出来るかということが課題であることも確かであった。
もっともっと業界として創造的であってもいいのではないかと最近思う。職人的に業務をこなし、なおかつ“ぶっ飛んだ”企画も提案できるような人材が求められているのではないか、社会からイベントに対して求められている質感の変化が理由ではないかとも考える。
当協会設立時より関与している先輩の話だが、設立当時は「イベント」に対する社会の認識がきわめて乏しく、今日のように社会全般で頻繁にイベント用語が使われている状況を見ると、隔世の感があるとのこと。当協会は今年11月17日に創立30周年記念行事を行なうが、多くの方々にご出席いただきたい。