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EventBiz(イベントビズ)vol.24 イベントはテクノロジーで”こう”変わる

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編集内容

未来を見据えたイベント企業は、コロナ禍でも停滞することなく日々進化を遂げる技術を取り入れ、テクノロジーを駆使した新たなイベントツール・サービス開拓に奮闘する。特集①はテクノロジーを活用し新たなイベントに挑戦する企業のほか、さまざまなシーンで利用されているテクノロジーを誌面で紹介。

新型コロナウイルスの感染拡大により、都市封鎖(ロックダウン)やイベント開催禁止など厳しい制限を強いていた海外でも、ワクチン接種が進んだことで、一部の国ではMICE再開の兆しがみえている。そこで特集②では海外MICEの開催状況や再開時期などを紹介する。

特集① イベントはテクノロジーで“こう”変わる
東京2020を通して新しい観戦のあり方を提案 NTT
[レポート] NTT Presents東京2020オリンピック聖火リレーセレブレーショ
空に広がる演出の可能性 NTTドコモ
ソニーの技術力が集結 恐竜科学博の裏側 ソニー
新感覚デジタルミュージアムの体験はどう作られた AID-DCC
“あのラボ”流クリエイティブ、その仕組みと仕掛け anno lab
イベントテクノロジーは劇的な進歩を遂げた タケナカ
「香り演出」でいつまでも記憶に残るイベントを シーナリーセント
音声ARで聴覚から心揺さぶる音を 電通ライブ/バスキュール
霧のスクリーンでイベント空間に新しい演出を 星光技研
空中ディスプレイはロマンである、安全でもある アスカネット
変わりゆくイベントとコミュニケーションのために iPresence
新製品開発のヒントはイベント現場にあり シーマ

特集② 海外Eventの最新動向

[寄稿]香港における展示会の開催状況 香港貿易発展局
[寄稿]コロナ時代における台湾のMICE産業発展に向けた取組み TAITRA
[寄稿]フランスにおける見本市の現状とこれから フランス見本市協会
[寄稿]立ち直り、歩きだすための準備はできている メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン論点
クローズアップ 既存の境界を越え、あらゆる空間で課題解決を フジヤ
日本各地のユニークベニュー! その十 浜松市
MICE TOPICS イベント参加者にワクチンパスポート要求方針 AEGpresents
Pick Up! Exhibition 第62回サイン&ディスプレイショウ
展示会の総合分析 2021年4月~6月
開催スケジュール(展示会) 21年9月~11月
INFORMATION イグ・ノーベル賞の世界展
パネルディスカッション 新型コロナがもたらしたイベント映像の環境変化と問われる対応力 日本映像機材レンタル協会
Woman’s NEXT 熊内 栞/セレスポ
自創空間 竹林 良太/リオエンターテイメントデザイン

発売日:2021年8月31日

判型:A4判
ページ数:76ページ
定価:2,200円(税込・
1冊)/  8,800円(税込・年間)
全国有力書店で販売。また、小社からの発送も行っておりますので、上部の購入ボタンよりお申し込み下さい。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845)

CEATEC 2021 ONLINEが入場事前登録を開始、9月9日からプレイベント

電子情報技術産業協会(JEITA)は8月25日、10月19日から22日にかけて開催予定の「CEATEC 2021 ONLINE(シーテック 2021 オンライン)」について、入場事前登録を開始した。

CEATECは国内最大のIT・家電見本市で、新型コロナウイルスの影響により2年連続での完全オンライン開催となる。昨年開発したオンラインプラットフォームを今年も活用し、出展者と来場者が直接会話する機会を増やす機能の追加等を行う一方、来年度以降のハイブリッド開催を見据えて入場登録システムを刷新した。

鹿野清エグゼクティブプロデューサーは「昨年は入場登録サイトに対するアクセスが集中したことでご迷惑をおかけしたことから、入場登録システムを新たに構築し、来場者がスムーズかつ正常に登録・来場ができるようオンラインプラットフォームを整備した。本年は会期前にプレイベントを企画しており、多くの皆様が会期前から会場に訪れていただくことを期待している」と話す。

プレイベントの第1弾は9月9日にCEATEC 2021 ONLINEの会場内にて開催。“カーボンニュートラル(グリーン×デジタル)”をテーマに、講演やパネルディスカッションを配信する。第2弾“5G”は同月16日、第3段“モビリティ”は24日、第4弾“スーパーシティ/スマートシティ”は30日に配信予定。

東京ステーションシティ、サンシャインシティ、東京ドームによる周遊ツアーが決定

東京都内で「シティ」の名称を持つ施設を運営する東京ステーションシティ、サンシャインシティ、東京ドームの3者は、各施設の魅力を活かしながら新しい東京の街の楽しみ方を提案する取組みをスタートする。

その第一弾として「TOKYOプレミアム社会科見学2021」と題し、各シティを巡る周遊ツアーを行う。「気軽に遠出ができない今だからこそ、近場の観光スポットで面白い体験をご提供したい!」というコンセプトのもと2パターンのツアーを用意し 、それぞれ普段は見ることができない終電後の東京駅や東京ドームのバックヤード見学、SKY CIRCUS サンシャイン 60展望台の貸切り利用等が体験できる内容になっている。

「夜の東京ドームで! 昼間のサンシャインシティでも♪  特別な「体験」ができる旅」では9月11日、9月26日、10月3日の3回にわたり実施する。東京ドームシティ内の東京ドームホテルに宿泊し、初日は東京ドームバックヤードの見学を、2日目はサンシャインシティの展望台や水族館を楽しめる。

「大人限定! 昼間のサンシャインを楽しんだ後は、夜の東京駅に潜入! わくわく2日間」は11月6日に実施。1泊2日で東京ステーションシティ内の東京ステーションホテル、ホテルメトロポリタン丸の内のいずれかに宿泊する。初日に昼間のサンシャインシティで楽しんだ後、東京ステーションシティで終電後の東京駅ミッドナイトツアーを行う。

各ツアーの定員はいずれも40人となっており、販売は旅工房が行う。

暮らしを彩るアートやサステナブルな雑貨が集結 rooms43が10月にリアル開催

アッシュ・ペー・フランスは、生活と文化に関連するブランドやアーティスト、プロジェクトが集結するクリエイティブの祭典「rooms43」を10 月21 日~ 23 日の3 日間、新宿住友ビル三角広場にて開催する。
“Dear Me, Dear You, with Emotions,, ”(親愛なるわたしへ, 親愛なるあなたへ, 感情と共に,, )をテーマに、約200のブランドやアーティストが出展予定。環境の変化と多様化するニーズに寄り添いながら、美しいクリエイションとサステナブルで豊かな暮らしを提案する。

キービジュアル

キービジュアルはアメリカ南西部在住の25 歳のアーティスト、Addie M. Walters氏が手掛ける。大学で人類学を学んだ経験からアーティスト活動を行う。主な作品は女性らしさ、個性、メンタルヘルス、自然界の抽象的な美しさをテーマにしたアナログなコラージュアートで、アップサイクルした本や雑誌を使った新しい表現が特徴となっている。

“自然との共生”をテーマにキュレーションしたアートも見どころとなっており、自然染織家・伊豆藏明彦氏と華道家・萩原亮大氏、アーティスト・清水陽子氏が参加予定。
オンライン展示会「ROOMS ONLINE SHOWROOM」も展開予定で、会期は9月15日~11月30日。現在出展エントリーを受け付けている。

前回のようす

大阪・関西万博、企業・団体の参加募集を開始

石毛博行事務総長

2025年日本国際博覧会協会は8月19日、2025年4月13日から10月13日までの184日間、大阪・夢洲で開催予定の大阪・関西万博の出展参加説明会を開催した。説明会には2,145社、4,262人の申込があった。

企業・団体が参加できるのは大きく分けて、8人のプロデューサーが企画するテーマ事業への「テーマ事業協賛」、会場内で未来社会の実証・実装やテーマ具現化の展示を行う「未来社会ショーケース事業出展」、万博のテーマに沿って自由な発想で独自に企画・出展する「パビリオン出展」の3つ。

テーマ事業は万博の中核となるもので、8人のプロデューサーによる「シグネチャーパビリオン」と、イベントを実施する「シグネチャーイベント」の2つで構成。企業・団体は資金提供のほか、施設・物品・サービスの提供および貸与によるプロデューサーとの共創という形で参加する。随時募集し、協賛金額10億円以上から年内を目途に協議・決定。

未来社会ショーケース事業は「スマートモビリティ」、「デジタル」、「バーチャル」、「アート」、「グリーン」、「フューチャーライフ」の6テーマつで構成。スマートモビリティ万博では空飛ぶクルマを実装。バーチャル万博ではリアル会場を3DCGで再現し、XR技術によりバーチャル会場から干渉できるデジタルツインの体験を追求。未来社会ショーケース事業はテーマによって参加企業・団体の募集期間がそれぞれ異なる。

パビリオン出展では大阪・関西万博のテーマに沿っていれば建物、展示演出、イベント、運営等すべてを企業の自由に行える。敷地約3,500㎡建築面積2,450㎡で、高さは原則12mまで。9月16日から応募受付を開始し、10月29日に締切る。敷地の引渡しは2023年4月13日からで、撤去・変換は会期終了後の2026年4月13日まで。

参加特典として、協賛金額に応じて大阪・関西万博の呼称を製品・サービスの宣伝販促に使える「呼称権」、資金や製品・技術提供により会場内の媒体に社名を表示する「社名表示権」、デジタル空間上のバーチャル会場に出展する「バーチャルパビリオン出展権」が与えられる。協賛金額は1億円未満から15億円以上までの5段階。

博覧会協会の石毛博行事務総長は昨年の動きを「プロデューサー選任、ロゴマーク策定、政府における博覧会推進本部の設置と万博担当大臣の就任、BIE総会での登録申請書の承認、政府における基本方針の設定、年末にはマスタープランである基本計画の策定公表まで行うことができた」と振り返り、万博推進の枠組みができたと評価。今年は各国や企業・団体の参加に全力で取り組むとした。

8月20日時点での公式参加表明国および国際機関は54カ国、5国際機関となっている。

展示構成 独自開発の「抗菌・抗ウイルスフィルム」 施設・会場への販売・施工サービスを開始【PR】

展示構成(東京都足立区、代表取締役:吉村勝博)は、従来の光触媒による抗菌に加え、リディアワークスが独自に開発した抗ウイルス・抗菌フィルム「KILVIRUS(キルウイルス)」に関して業務提携を行い、グループ会社としての販売・施工を開始した。

すでに、オフィスや店舗、放送局のスタジオや記帳台、受付カウンター、エレベーターのボタンやドアの取っ手、手すりなどでの導入実績を有し、今後は不特定多数の人が集まるイベント会場や、飛沫防止パーテーションに応用した使用も想定されている。

独自開発の抗ウイルス・抗菌フィルム

グループ会社として製造を手掛けるリディアワークス(東京都墨田区)は広告サイン、ディスプレイ印刷・製造会社。機能性印刷フィルムを開発してきた強みを生かし、当製品を開発した。

抗菌・抗ウイルスのメカニズムとしては、フィルムに配合された一価銅ナノ化合物がウイルスや菌に反応して銅イオンを溶出、その銅イオンが酸素と反応して活性酸素(ヒドロキシルラジカル)が発生し、銅イオンと活性酸素がウイルスや細菌を減少させる

↑ 金融機関の記帳台(施工前)

↑ 金融機関の記帳台(施工後)

短時間でのウイルス低減と耐久性、加工のしやすさ

国立宮崎大学の抗ウイルス性能評価試験(ISO21702に準ずる)で、付着した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を60分で83.8%低減することが実証されており、SIAA抗ウイルス認証マークの基準を大幅に上回る短時間でウイルスや細菌を低減できることが特徴。

また、表面に層を張るタイプのフィルムと違い、フィルム自体に銅の粒子を練り込んであるため耐久性が高く、長期間効果を維持できる

現場での施工を前提にして開発されているため、加工のしやすさも強みの一つ。

施工を手掛ける展示構成は、展示会施工や店舗・商業施設の新装・改修施工で、50年を超える実績を持つ。

気泡を入れずきれいに貼り付ける糊加工技術や、埃の入りにくい接続技術などで、広い面積や変わった形状など、様々なカスタマイズ・施工に対応する。

問い合わせは展示構成のホームページから。

↑ 会議室の大型の机(施工前)


↑ 会議室の大型の机(施工後)

今週の展示会スケジュール(8/23~8/29)

8/23~8/29 開催の展示会

▽大阪

8月25日(水)〜27日(金)
インテックス大阪
バリアフリー2021
慢性期医療展2021
看護未来展2021
http://www.tvoe.co.jp/bmk/

8月26日(木)〜27日(金)
インテックス大阪
ロボットワールド サービスロボット展/産業用ロボット展/次世代モビリティ展
https://www.srobo.jp

8月26日(木)〜27日(金)
インテックス大阪
建築材料・住宅設備総合展 KENTEN 2021
http://www.ken-ten.jp

8月26日(木)〜27日(金)
インテックス大阪
防犯防災総合展2021
https://www.bohanbosai.jp/

CES2022、ワクチンパスポート提示を義務化

全米民生技術協会CTA2022年1月5日から8日にラスベガスで開催予定の「CES 2022」について、来場者・出展者ともにワクチンパスポートの提示を義務化することを発表した。「CES」は最新テクノロジーに関する世界有数の大規模見本市で、宇宙技術、食品技術、NFTのほか、AI、AR / VR、ゲームとコンピューティング、デジタルヘルス、自動車と輸送、ホームエンターテインメント、スマートホームに関する商材が一堂に集まる。

今回の発表で CTAは新型コロナウイルス感染拡大に対する安全策として、ワクチンパスポートの提示のほか、ソーシャルディスタンス確保のために通路幅を拡張すること、パブリックエリアとエントリーポイントは一方通行にすることなどを挙げている。そのほか会場のケータリング・売店についても、ソーシャルディスタンスや個包装した食品を用意するなど行い、安全措置を取るとしており、陽性抗体検査の証明をワクチンパスポートの代替として検討していることを明かした。

発表の中で、CTAのゲーリーシャピロ社長兼最高経営責任者は、「ワクチンはコロナの蔓延を食い止めるための最善策であると理解している。予防接種を奨励し、適切な安全プロトコルを実施することでパンデミックを終わらせる役目を果たす。 参加者がラスベガスで開催されるCES2022に参加できるよう、我々はワクチン接種の証明を義務化することで責任を負う」とコメント。

今後は出展者向けに握手を避けることや製品のデモンストレーションを最適に管理する方法など、ベストプラクティスを発行する予定。

東京ゲームショウ2021オンライン、オンライン商談の参加者募集を開始

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は「東京ゲームショウ2021 オンライン(TGS2021 ONLINE)」において、9月29日から10月3日までの5日間、オンライン商談を実施する。その有料参加者を8月20日から募集し、同時にアポイントメントの申し込みもスタートした。

東京ゲームショウはゲームファンに向けた新作ゲームや新製品・新サービスのプロモーションだけでなく、新たなビジネスパートナーやソリューションを求めて、多くの企業が出展する。TGS2021 ONLINEにおいても、B to B目的の出展社やゲームビジネス関係者が、オンライン上で活発に商談を行う予定。

商談に参加希望のビジネスパーソンは「ゴールドパス」または「一般パス」購入することでビジネスマッチングシステムに登録され、TGS2021 ONLINEの出展社等との商談が可能となる。ビジネスマッチングシステムに掲載されている出展社紹介や、提供可能な技術・製品・サービス、求める技術・製品・サービスを確認しながら担当者にコンタクトをとることができ、同システム内でオンラインミーティングが実施できる。

ゴールドパスの場合、商談を申し込める相手はオンライン出展社(300社以上、国内外)と他の有料参加者で、登録料は1アカウントあたり2万7,500円。一般パスの場合、商談を申し込める相手はオンラインの出展社のみで、登録料は1アカウントあたり1万1,000円となっている。

JIMTOFが4年ぶりにリアル開催へ オンラインで情報発信を強化

会期中のレポート記事はこちら
→11/14【レポート】東京ビッグサイトで「JIMTOF2022」が開催

日本工作機械工業会と東京ビッグサイトは2022年11月8日から13 日までの6日間、東京ビッグサイトで「JIMTOF 2022(第31回日本国際工作機械見本市)」を開催すると発表した。10月1日より会員向けに出展募集を開始する。

JIMTOF は2年に1度開催される、今回60周年を迎える国内最大の工作機械見本市。会場には東京ビッグサイト東・西展示棟に加え南展示棟を新たに利用し、総展示面積118,540 ㎡と過去最大規模の開催となる。南展示棟では新たな特別企画「Additive Manufacturingエリアin JIMTOF 2022」を実施。注目トレンドであるAM製品・技術を一堂に集結させる。

2020年の開催では、新型コロナウイルスの影響を受け初のオンライン開催となった。今回はリアル開催としつつも、オンラインを「リアル開催への期待感を醸成するためのツール」として位置づけ、オンラインカタログ機能や公式Webサイト上での情報発信サービスを拡充。オンライン上での情報発信を強化することで、リアル開催への期待感を醸成させ、来場誘致・商談の活性化を図る。