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ポートメッセなごや、新型コロナの影響で使用料を還付

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)は3月4日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、施設使用の取り止め・延期を行う場合に使用料を還付することを発表した。

期間は2月20日から3月15日の間の利用分で、今後の状況によっては延長される可能性もある。

ポートメッセなごやを利用したイベントでは既に就活イベントや「名古屋キャンピングカーフェア2020」、「第5回スプラトゥーン甲子園 東海地区大会」などの開催中止が決まっている。

大型イベント施設が利用料返金措置を検討 新型コロナウイルスによるイベント中止で

東京ビッグサイトや幕張メッセ、パシフィコ横浜、インテックス大阪など大型イベント施設が新型コロナウイルスの影響で、特定の期間に開催を予定していたが中止となったイベントの主催者に対して、会場利用料の返金措置を実施・検討していることが見本市展示会通信の調べで分かった。

返金措置の対象となる期間や返金額は各施設異なり、対象期間はおよそ2月上旬・中旬から3月末日。返金率も施設によって異なり、申込金のみの徴収や全額返金を検討する会場もある。

新型コロナでドローン見本市「Japan Drone 2020」が開催延期に

3月25日から27日、幕張メッセで開催を予定していた「Japan Drone 2020 」の開催延期が発表された。ジャパンドローンは民生用・商業用ドローン産業の国際展示会で国際コンファレンス、デモンストレーションといったプログラムも実施予定だった。主催はUAS産業振興協議会、コングレ、スペースメディアジャパン。

2月21日には対策としてアルコール消毒液の設置や救護室の設置・看護師の常駐、そして中国湖北省と浙江省からの出展者について出展を断っていること、さらに運営事務局のスペースメディアジャパンが東京都医師会、東京都、東京商工会議所が推奨する「感染症対応力向上プロジェクト」の研修を受け感染症の理解促進に努めていることを発表していた。

延期後の正式な会期や内容については決定次第、公式webサイトで発表予定。

【寄稿】グローバル視点で考えるブースデザインの課題と未来

魅力的な展示会とは 

「魅力的な展示会」とはどのようなものか。出展者・来場者の数、ビジネスにつながるかどうか、開催場所や周辺環境、会場の雰囲気やブースの見栄え、いろいろな要素があり、「誰にとって魅力的なのか」というのも重要なファクターである。そのような中「ブースデザイン」も魅力的な展示会づくりにとって大きな役割を果たすものと考えている。ふと足を止めて眺めたくなるような展示装飾、素敵なブースが沢山ある展示会には来場者も増え、企業も出展意欲を掻き立てられ、メディアにも取り上げられやすくなる。 

2年に一度、世界の見本市施工会社が集まって開催される OSPI(Octanorm System Partners International) ミーティングという会議がある(以降、「展示会 (Exhibition)」の代わりに取引するという意味合いの濃い「見本市 (Trade Show)」という言葉を使う)。この会議では世界の「見本市」に関わる様々な情報を交換・共有できるが、その中で Stand Competition (ブースデザイン賞レース)があり、各国施工会社の自慢のブースが披露される。 カテゴリはブースサイズで50m²以下、51~200m²、200m²以上の3つに分けられ、200人以上のプロフェッショナルの投票で順位が決まる。各カテゴリの3位までが当日表彰され、その後WEBサイトや業界誌に掲載されるが、私は会議の終盤に行われるこの Stand Competition が 好きで、洗練された世界のブースデザインは見ていて飽きず、いつもインスピレーションをもらっている。 日本にも Good Design 賞はじめいくつかのデザイン賞レースがあるが、他国のブースデザインを吟味・ 評価することで、グローバルな視点から最新のデザインや革新的な施工方法を勉強することができる。 

200m²以上カテゴリ2018年優勝 Projex Event Service 社の装飾デザイン
~ 50m²カテゴリ優勝の Dohrns Exhibitions & Events 社のブース Sweden

 

ブースデザインの傾向

上記のブース賞レースを見ていると、世界のデザイン傾向を知ることができる。最近は「分かりやすい」から「背景にストーリー性を感じさせる」ブースデザインが評価され、ランキングでも上位に上がるようだ。スマホや最新の電化製品なども説明書や無駄が省かれフォルムやユニークな製品に注目が集まる時代だが、見本市ブースも同様、人々の経験や知識が増したことで文字での商品説明は減り、ビジュアルや背景のストーリー性が人々の共感や想像力をかき立てる。有名企業がブランドの認知度を高めるためのブースデザインと、中小企業が取引先を見つけるためのデザインとはもちろん差はあるものの、背景のデザインコンセプトが効果的な認知につながる点は共通している。 

製品情報はインターネットでも調べることができるため、展示数を抑えて空間を贅沢に使ったブースデザインもより増えている。空間を増やすためには壁面や柱を減らす必要があるが、柱を減らすためには木工柱+梁よりもスチールやアルミの支柱+梁が有効である。

また、見本市では軽くて丈夫なアルミ資材がよく使われるが、そのアルミ資材を木板や布で覆い隠す構造もトレンドである。ドイツなど見本市先進国では見本市の回数と規模が多く、初期投資の高いアルミシステム材も早期の資金回収が見込めるため、様々な種類のシステム材が普及し、効率的に利用されている。廃棄物処理費用が年々高価になっているため、アルミシステム材を安価に見せない展示方法、アルミ材を使用しつつ、木工ブースのように見せる展示方法が進化している。 

51m²~ 200m²カテゴリ優勝のブースデザイン“ATM2018”in UAE

ブースデザインのグローバル化 

近年、日本の展示会場は増加傾向にあり、東京ビッグサイトやパシフィコ横浜の拡張、いくつもの地方新会場建設などポジティブな話題が多い。しかし世界に目を向けると、見本市ビジネスの拡大、グローバル化はよりスピードアップしている。中国の見本市会場新設、見本市誘致などは驚くべきで、今や日本の20倍近い展示面積を擁し、来年には展示面積も世界最大になると言われている。 

世界中で毎年3万1,000件以上の見本市が行われ、440万社以上が出展、2億6,000万人以上の来場者が見本市を訪れる。5,000m²以上の屋内展示スペースを持つ会場は1,200 以上にものぼる。 

メッセフランクフルトやハノーヴァーメッセ、メッセデュッセルドルフなどのように見本市のコンテンツを運営含めパッケージで世界展開するケースも年々増え、「見本市ビジネス」産業は進化している。国際的な出展者はビジネス拡大のため複数の国際見本市に出展するが、その際ブースデザインを毎回変えることはない。ブースデザインは数カ月前、出展者によっては半年、1年前から検討を始め、出展にかける費用は海外の見本市であれば数百万円~数千万円。デザインの再利用により2回目以降の設計費・什器製作費を大幅にカットすることができるため、コストのかかる凝った装飾の提案・採用が可能になるのだ。ドイツでは毎年施工業者選定のコンペを行うようなことはせず、出展者と施工会社が複数年契約するケースが多い。施工会社としても初回の費用が厳しくても、その後、数年間分のブース施工受注を確約してもらえるのであれば2回目以降の準備は必要最低限で済み、ビジネスの安定・拡大に結び付く。したがって、出展する国を変えても同じデザインのブースを再現できる構造の「ブースデザインのグローバル化」が広がっているといえよう。

 

世界基準のブースデザイン

大きく高級感のあるブースは「天吊り&床上げ」がベースデザインとして多用されるようになっていて、これは「世界基準のブースデザイン」ともいえる。日本は残念ながら会場の設備と施工・撤去時間の関係で「天吊り造作」や「床上げ造作」は難しく、モーターショーなどの数少ないケー スを除いて、多くの施工会社・出展者にとってほとんど「不可能」と言ってもよい状況だ。「魅力的な展示会」をブース装飾という視点から見る場合、「天吊り」と「床上げ」は今後どうしても増やしたい要素で、それが可能になるような設備・環境づくりが必要だ。東京ビッグサイトの稼働率は非常に高く、国内向けの催しだけでも十分機能しているようだが、「世界基準のブースデザイン」を再現可能にすることが人気の国際見本市を日本に呼び寄せるためにも必要なステップだと考えている。 

*高さ規約について 

日本の展示会の「高さ規約」は関東ではH2,700mmが基本。これは「尺」から来ており、板の経済寸法9尺=2,700mmを 取り入れた日本特有のものである。世界ではH2,500mmが 基本で、弊社のアルミ部材も5,000mmの押出成形から2,500mm の柱を2本とることを前提としている。5,000mmから2,700mm の柱は1本しか取れず、実はH2,700mmの柱は単価が通常 以上に上がってしまうのだ。 その他のアルミシステム材もH2,500mmに合わせて開発されているため、高さの関係で日本市場では使えない、もしくは金額が高騰して流通しにくいという内情がある。画 期的なシステム材を日本で流通させることができないのは残念でならない。 

更に、先ほどのテーマで触れた「ブースデザインのグローバル化」でも日本の展示会に出展するときだけ壁の高さ・ デザインを変更し、持ち回りの什器も造りなおさなけれ ばならない、などのデメリットがある。日本の施工会社、 展示会関係者はH2,700mmで慣れていて不都合を感じてい ないが、そこに「グローバル化への足かせ」がある。もちろん「日本の施工会社は既にH2,700mmで部材を購入・保有しているから今更変更は出来ない」「誰がどのタイミングで高さ規約を変更、コントロールしていくのか」などの問題もあるだろう。しかし施工会社が所有している資材は H2,500mm に合わせてカットすることができるのだ。例えば2年後には展示会の高さ基準を全て2,500mmに変更することを目標とし、主催者と施工会社が協議しつつ H2,500mmになる展示会のリストを1年前から公表し、段階的に実行していけば必ずできるはずである。目的とその先にあるメリットを十分理解共有し、足並みを揃えれば、他国と通貨を共通にもできる時代である。国内の展示会業界の高さ基準を見直せないはずがないのである。 

日本映像機材レンタル協会(JVRA)×ピーオーピー 座談会 子どもも会社も育てる! 映像業界で働くパワフルなママたち

の中全体の働き方改革の流れを受けて、映像業界も多くの企業が業務の見直しを図り、変わろうとしている。そんなイベント映像業界には、すでに育休を取得し、現在は復帰して育児も仕事もこなす母たちがいる。
彼女たちはどのように育児と仕事に向き合い、どんな毎日を過ごしているのだろうか?今回は活躍中の4人のママに集まってもらい、リアルな仕事と育児との付き合い方や、会社の産休・育休制度の課題などについて本音を語ってもらった。


■登壇者

鏡 真由子 さん(写真左)
小学3年生と年長の、女の子2人の母。
ヒビノメディアテクニカル
EC事業部 営業部 業務管理課 課長

森田 道江 さん(写真右)
小学2年生と年長の男の子2人の母。
タケナカ
大阪本社 営業本部ビジュアルソリューション部
機材業務管理チーム チーフ

乙川 まどか さん(写真左)
2歳の女の子の母。
シネ・フォーカス
事業開発室

佐藤 芳子 さん(写真右)
5歳の女の子、3歳の男の子の母。
映像センター
管理企画室 広報課(兼人事課)係長

■会場 : シーエーブイ 東京BASE



ママたちのリアルな毎日

―産前・産後休業(産休)、育児休業(育休)を取る前の仕事と今の仕事について教えてください

 産休を取る前までは、バリバリの営業として働いていました。仕事が大好きで、現場の後で夜遅く会社に戻ってきては、事務仕事をこなすような日々を繰り返していました。産休中もいくつかのクライアントとはやり取りをしていたかと思います。
仕事に復帰して子供たちの保育園への送り迎えが始まったときから、だんだんと営業から社内での仕事へとシフトしていき、今は新人のころからお世話になっているクライアントのみを残して社内管理の部署で働いています。

森田 産休を取る前はレンタルデスクで受注の窓口の仕事をしていました。最初の産休から復帰後は取得前と同じ業務でしたが、そのころから機材の発注・購入など管理の仕事を少しずつ担当するようになりました。
2人目の産休明けから、現在の管理の仕事に専念しています。私含めて2人だけの部署で、もう1人も育休から復帰した女性です。

乙川 入社以来営業をしており、主に製薬会社の講演会や展示会などを担当していました。土日出勤や出張も多く、多いときは毎週末出張に行く月もありました。
復帰するタイミングで新しい「事業開発室」という部署が立ち上がり、そこへ所属することになりました。特定の顧客を持ちませんが営業系の部署で、3DホログラムとLED、大型プロジェクターの拡販や、新規顧客の開拓などを中心に行っています。

佐藤 入社時はイベント映像事業部でレンタルデスクを担当していました。当時は営業担当をすることもあり、時々現場にも出ていました。入社から数年後に本社で広報機能の立ち上げがあり、現在はその部署で広報を担当しています。
1人目の出産後、復職時から採用や人事に関する仕事も兼務しています。上の子を妊娠したときにはすでに広報の仕事をしており、ライフイベントとは異なるタイミングでキャリアチェンジをしました。

「第821号 見本市展示会通信」発刊しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第821号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
・一面のニュース:新型コロナウイルス感染拡大防止策として政府が直近イベントの自粛要請、3つの展示場を利活用し総出展社数3000社見込む インターナショナル・ギフト・ショー秋2020 ほか
・〈開催レポート〉ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市
・〈開催レポート〉サステナブル・ブランド国際会議2020
・〈Report〉ProLight & ProVisual 2020
・一般ニュース・人事・事務所

発行について:第821号 2020年(令和2年)3月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

「SXSW」にThe New Japan Islands が出展 統括ディレクターは落合陽一

The New Japan Islandsは、日本の経済産業省、企業、アーティストから学術関係者や文化人の有志が一体となって、未来ビジョンと未来の風景を模索し、発信するプロジェクトです。

Creative Experience Arrow Awards「Best Immersive Experience」を授賞したSXSW2019に続き、米国テキサス州オースティン市で今年3月13日から開催されるSXSW2020に、日本館を設営します。今年も統括ディレクターに落合陽一氏を迎え、日本文化の発信と産業振興を行います。

【全体コンセプト】
ハイパー霊性 - 超感覚がめぐるところ Cycles of Hyper Intuition

深淵な山奥に足を踏み入れたとき、荘厳な滝の水しぶきを肌に受けるとき、人智を超えた「聖なる何か」を感じたことはないだろうか。人はかつて、崇高なる自然に畏怖の念を抱き、制御しえない時空間そのものを身体を通じて感じていたはずだ。
身体の内側、いわば深部感覚から「霊性」が立ち上がるとき、世界と身体のあいだに新たな世界がひらく。それは、この世界に存在するありとあらゆるものの質感および質量を超高解像度で受信したときにこそ惹起される、「Hyper Intuition(直観/超感覚)」と呼べるものだろう。その超感覚はまた、人の身体と脳を通じて、無自覚にも新たな崇高と美を生み出していく。
そして今、常時デジタル情報と接続している私たちの身体は、デジタルと旧来の自然の融合した新たな「自然」の中にある。ネット上を行き交う無数のイメージや情報は、制御不可能な濁流となって私たちの身体に流れ込んでくる。そのとき立ち上がる「Hyper Intuition」とは何だろうか?それは、日々インターネット上で生まれるミームの中から発見されるのかもしれない。人智を超えた「デジタル自然」と、人為を超えた「超感覚」がクロスするとき、新たなバナキュラー的(土着の)創造が生まれていく。
The New Japan Islands 2020では、日本古来の美意識である「霊性」とデジタル時代の感性とを融合し、新たな創造と美の哲学を訴えていく。

【空間コンセプト】
霊性のたゆたう場所 Field of Divine Nature

現(うつつ)と幻のはざまを歩く。

霞がかった部屋の中を進むと、8K映像で映し出された日本の民藝の数々が浮かび上がる。かつて名もなき先人たちがつくりあげたそれらの工芸品は、その土地の自然に根ざし、人間の主観すらも超越した、もの自体への内観的かつ直観的な「美」から生まれた結晶である。
その結晶たちを、人間の視覚の臨界を超えた3200万画素の8K映像で文字通り「体感」するとき、「見る」から「観る」へ――アナログとデジタルの境界を超えた、デジタル時代のHyper Intuitionが立ち上がる。自分がどこにいるのかわからない場所で、もう一度空間と質量への超感覚が復活していくのだ。
この霊性のたゆたう場所にこそ、未来の創造の種がある。8K映像で投射される民藝の「美」からは、人間対自然、テクノロジー対伝統といった二項対立を超えて、この世界を生きるためのレジリエントな美意識が浮かび上がることだろう。

■The New Japan Islands とは
日本の経済産業省、企業、アーティストから学術関係者や文化人の有志が一体となって、未来ビジョンと未来の風景を模索し、発信するプロジェクトです。
蒸気機関の発明から始まった産業革命は、IoT やAI によって第4次産業革命へと拡大を進めています。しかし、物質的な豊かさを無条件に是認してきたその在り方は環境破壊を引き起こし、人類の居場所である地球を危機に追いやっています。また、大規模化や効率化の結果である独占や寡占は、産まれながらに人類に備わっている多様性を消滅させ、画一的で人間性が見えないモノクロな世界に変えていこうとしています。
そんな時代に打ち出す「0 次産業革命」とは、近代の資本主義や成長志向の限界を突破するコンセプトキーワードです。従来の中央集権的・大量生産的な社会状況を見直し、人類を含む自然環境の安定、そして個人や組織が自律的に活動しうる社会への移行を目指します。その鍵となるのは、東洋思想における自然観や調和の価値観。たとえば日本は元来、日本庭園にみられるように職人のもつ技と芸術の結節点を生活の一部に取り込んできました。日本古来の建築物もまた、木彫りや陶器など経年劣化を織り込んだ上で、自然と調和するような設計が施されています。生命体としての人間本来の在り方を再確認し、未来を構築すること、そんな「懐かしさを感じる未来」を日本から提案・発信していきます。それは、産業とカルチャーをゆるやかにつなぐメッセージでもあります。

2019実績
Creative Experience Arrow Awards
「Best Immersive Experience」(SXSW 2019)

 

 

 

 

2019活動レビュー
Special Event Venue: Japan House at SXSW 2019

 

 

 

 

 

 

 

 

Session: Authentic Zen

 

 

 

 

 

 

 

 

Night Event: Bon Dance

 

 

 

 

 

 

 

 

Activity: Bo Soccer

 

 

 

 

 

 

 

 

■The New Japan Islands at SXSW2020関係者  ※2020年2月25日現在

〇主催:
The New Japan Islands実行委員会

〇統括ディレクター:
落合 陽一


メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表
2015年World Technology Award、2016年PrixArs Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards 受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出。個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など多数開催。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。「物化する計算機自然と対峙し,質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。

〇特別協賛:
ソフトバンク株式会社
パナソニック株式会社
〇協賛:
八海醸造株式会社

〇協力:
公益財団法人日本民藝館、アストロデザイン株式会社、株式会社アマナ、森ビル株式会社
〇8Kコンテンツ上映:
NHK(日本放送協会)
〇後援:
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)

■The New Japan Islands at SXSW2020について
(開催概要)
・期間:2020年3月14日(土)~16日(月)(米国CST中部時間)
・時間:12:00~22:00(米国CST中部時間)
・場所:800 Congress, Austin, TX

 

 

 

 

 

 

 

 

写真引用先:800Congress HP

 

 

 

 

 

 


↓HERE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The New Japan Islands at SXSW2020外観イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

The New Japan Islands at SXSW2020会場レイアウトイメージ

 

 

 

 

 

■SXSWとは
SXSWは毎年3月に、アメリカ合衆国テキサス州オースティン市で行なわれる、音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた世界的なクリエイティブフェスティバルで、新しいビジネスの登竜門として位置づけられています。

プランティオ「SXSW」でグローバルコミュニティシステムのプロトタイプを展示

プランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦、以下 プランティオ)は、SXSWに出展いたします。

プランティオは、ライフスタイルの中に「食と農」が当たり前に存在する、そんな社会を提案するために、『grow』というブランドを掲げ、IoTのサポートを受けたコミュニティファームの運営事業と、オフグリッド栽培を可能にするハードウェア『grow_connect』や、グローバルコミュニティシステム(野菜の栽培数や予測収穫量等を共有するアプリ)の開発事業を行っています。

本出展では、武蔵野美術大学様ブースにて、山﨑和彦教授と共同でプランティオが開発する『grow_connect』(IoTを使ったオフグリッド栽培 を可能にするハードウェア)の展示および、開発中の『グローバル コミュニティシステム(仮称)』のプロトタイプを展示致します。

▶『グローバルコミュニティシステム(仮称)』とは
プランティオは、独自開発したセンサーを搭載したプランターとAIのサポートによりアプリケーションを導入することで、都市民による野菜栽培が地球環境へ及ぼす影響をリアルタイムで表示、可視化するシステムを開発しています。野菜の栽培数や栽培者数、予測収穫量、緑被率などをはじめ、都市部の気温が高温になってしまうヒートアイランド現象という社会問題に有効な地表部の温度推移や、従来の農業では可視化が不可能だった水の使用量、Co2の予測吸収量などをリアルタイムに表示することができます。

 

本展では、グローバルコミュニティシステムのプロトタイプ展示に加え、大幅にコンセプトチェンジしたIoTを使ったオフグリッド栽培を可能にするハードウェア『grow_connect』の展示も行います。

▶ 製品開発と出展の背景
日本では、”野菜は買うもの”という固定観念がありますが、グローバルでは野菜は自分たちで育てる、“Grow your own vegetable”というカルチャーが定着しつつあります。
遠くの産地から運ぶのではなく、近くにある空いたスペースで野菜を育てる。そんな半自給自足の生活を通じ、社会問題を解決・改善している事例が増加中。
すでにイギリス・ロンドンでは都市部に3000以上ものコミュニティファームがあり、80万トンもの野菜が都市民の手によって収穫され、アメリカ・ニューヨークでは農園付きのレジデンスがスタンダードとなり、カナダではスーパーマーケットの屋上に農園があるなど、従来の農業という選択肢一択ではない民主による野菜栽培のパラダイムシフトが急加速しています。
古来より農耕民族として生きてきた、江戸時代までは人口の約8割が農耕に携わっていた日本人だからこそ、自分で食べる野菜は自分で育てるというカルチャーを育むべく、都市部でも楽しく栽培を可能にするサービスを提供することを目指しています。

※年始に開催されたCES2020出展の様子(https://media.plantio.com/eventreport3/

▶ 代表コメント
【代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祖父の芹澤次郎は1949年に東京・渋谷でプランターを発明しましたが、その発明の本質はすごいプランターを作った事ではなく、“だれでもどこでもアグリカルチャーに触れる機会を創出した事”だと捉えています。現代の私たちも“みんなでたのしく野菜を育てる”というビジョンを真剣に考えた時、その手段はIoTプランターだけではなく、そのIoTプランター向けに開発していたコアAIを従来の畑にインストールすることで、さらにたのしく野菜を育てるカルチャーが創れると考えました。わたしたちはIoTとAI、そしてエンターテインメントのパワーを使い、アグリカルチャーをアップデートして参ります。

▶「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」とは
毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで開催されるデジタル・インタラクティブや映画・音楽の分野での世界的規模の大型展示会です。1987年に音楽イベントとして始まり、1994年にフィルム部門とインタラクティブ部門が追加されました。世界中からアーティスト、イノベーター、投資家、リーダー、企業のビジネスパーソンが集まるイベントで、「IT界のパリコレ」と呼ばれています。特にスタートアップ企業の登竜門として、企業や投資家などから大変注目を集めているイベントです。

▶ プランティオ株式会社 会社概要

会社名:プランティオ株式会社 事業所所在地:東京都渋谷区神泉町11-7 設立:2015年6月16日 資本金:1億3470万円 代表者:芹澤 孝悦(せりざわ たかよし)
事業内容:みんなでたのしく野菜を育てるカルチャーを創るため、都市部に於ける野菜栽培プ ラットフォームフィールドの展開・運営事業と、IoTを使ったオフグリッド栽培を可能にするハードウェア「grow_connect」を開発しているスタートアップです。
URL:​www.plantio.co.jp/

臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながらこのたび「展示会とMICE」を運営するピーオーピーでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、下記期間の通り臨時休業とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

■臨時休業日
2020年3月2日(月)~2020年3月4日(水)

世界の古書5000点が一堂に集結 ABAJ国際稀覯本フェア2020

日本古書籍商協会(ABAJ)は3月20日から22日までの3日間、東京交通会館展示会場で日本最大級の古書市「ABAJ国際稀覯本フェア2020-日本の古書 世界の古書-」を開催する。

フェアには日本国内の古書店に加え、米・ニューヨークや欧州など海外書店からも古書(古地図・美術画・浮世絵なども含む)が集い、約5,000点が出品される予定。

今回、最高価格となる約2億円のコペルニクスの洋書や、織田信長・武田信玄・豊臣秀吉ら25通の書状が手鑑となった『雲烟林』、世界的にも人気が高まる浮世絵の巨匠・葛飾北斎の画『みやことり』など歴史的価値も高い希少な古書から、1円玉サイズの極少“豆本”の『かちかち山』、小泉八雲が江戸時代にタピオカドリンクのレシピを載せたレシピ集『クレオール料理』などの珍書に至るまでが一堂に集う。

2018年の開催時には約1,000人が来場しており、今回も世界的に人気の広がる浮世絵や妖怪・おばけ関連の古書などに注目が集まる。

■イベント概要
○名称:ABAJ国際稀覯本フェア2020 -日本の古書 世界の古書-
(英名:Tokyo International Antiquarian Book Fair 2020)
○主催:日本古書籍商協会(ABAJ)*
○日時:
3月20日(金・祝)12:00~19:00
3月21日(土)10:00~18:00
3月22日(日)10:00~16:00
○会場:東京交通会館展示会場12階 カトレアサロンA・B
(東京都千代田区有楽町2-10-1)
○出品数:約5,000点 (計31書店より/国内20書店、海外11書店)
○公式ページ:http://www.abaj.gr.jp/special/vol003/