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スポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019がさいたまスーパーアリーナで開幕

さいたまスーパーアリーナで「スポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019」が幕を開けた。本イベントはスポーツビジネスに関わる専門見本市とコンファレンスで構成されたビジネスイベントで11月19・20日の2日間で開催する。主催はスポーツ産業学会、コングレ、スペースメディアジャパン。

 ウェルカムスピーチ 

19日のオープニングではウェルカムスピーチが実施され、日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長やスポーツ庁の鈴木大地長官、埼玉県の大野元裕知事、日本スポーツ産業学会の尾山基会長(アシックス会長)が登壇した。

尾山基会長

はじめに主催を代表し尾山会長が挨拶し、先日終了したラグビーW杯について触れ、「座席数の99.3%にあたる170万人のチケットが売れ、そのうち40万人が海外からの観戦者だった。次の東京2020オリパラは1000万人が来場することを想定していて、ラグビーの比率で考えると海外からは240万人以上が日本へ来ることになる」とコメント。ラグビーの決勝戦が行われた横浜市内は決勝戦の時期、宿泊費が高騰していたことから「来年はよりホテル事情がタイトになるのかと想像している」と話し、さらに2021年のワールドマスターズについても関西広域圏の移動手段について懸念する姿勢を見せた。

また2025年の関西万博については、食生活と運動、健康需要を伸ばすといったものがキーワードになっていること、さらに世界の潮流として“ゼロエミッション”“SDGs”といった環境への配慮、地球の健康への注目が高まっていることを受け「健康をどのように広めていくかが今後全世界の基準になる。そしてヘルシープラネットつまり健全な地球とともにスポーツにどのように取り組んでいくのか、本イベントでは考え方も提案していく場にしていきたい」と述べ、さらに学会として「今後は研究論文出すだけでなく、出したうえで提案・マーケティングを進める」と語った。

鈴木大地長官

鈴木大地長官はスポーツ庁が取り組みとして掲げる3つの柱①スタジアム・アリーナ改革②スポーツ団体の経営力強化③スポーツと他産業との融合について話し、“スタジアム・アリーナ改革”では「熊本での震災ではプール施設が配送センターになり、スポーツ施設が避難所となったと聞いた。スポーツ施設は作ったら終わりということではなく、街・人・仕事の創生総合戦略の一つとしての役割がある」と発言。“スポーツ団体の経営力強化”については、チームの経営について選手やスポーツ出身が多くなっているなかで、経営・マーケティング能力といったビジネスの専門性ある人を採用していかなければ今後の競技団体の収益化は難しいものになるとの考えを示し「今後もスポーツ界とビジネス界の交流深めていきたい」とコメントした。“スポーツと他産業の融合”については経済界や学術界の持っている力が重要とし、「最新のテクノロジーや健康食など連携することががスポーツの魅力をさらに高めていくのではないか」と話し、スポーツオープンイノベーションの事例としてハンドボール協会と共同して新事業を創出するアクセラレーションプログラムで、スタートアップ企業から50を超える提案があったことを報告した。そのほかスポーツツーリズムの拡大についても注力していく姿勢を見せ「インバウンドに人気の武道ツーリズムなどを活用して地方に色んな客層をまねいていかなければいけない」と続けた。

スポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019では入場やコンファレンス聴講受付に初の試みとしてパナソニックの顔認証システムを導入した
大野元裕埼玉県知事

埼玉県の大野知事は日本のスポーツ産業の市場規模は5.5兆円でアメリカの10分の1であること、また国が2020年を契機としてAIなどあらたな手法を盛込みながら2025年までに市場規模を3倍にする目標を立てていることから、埼玉県としての姿勢について言及。「スポーツが作る活力ある埼玉をつくるように多くの計画を立てている。スポーツ分野のスタートアップ企業を支援するためのイノベーションリーダーズ育成プログラムを進めるべく、地元スポーツ企業との連携を進めている」と述べ、スポーツ分野におけるオープンイノベーションを全国に先駆けてやっていることをアピールした。

 

川淵三郎会長

川淵会長はかつてのスタジアムやアリーナについて「赤字の垂れ流しの箱モノをつくったと言われていた」と振り返りながら、現在について「日本でこのようなイベントが出来るということは本当にうれしいこと」と発言。「昔は施設であるハードを作ったらそのまま、という考えだったが現在はハードを作ったら次にソフトを考え、ランニングコストを加味しても収益を上げるような施設を作るべきという考えになっている」と、新施設だけでなく既存の施設でも運営への意識が変わってきていることを評価した。さらに来場者についても「人をスタジアムに集めることについて、若者を呼ぶべきという話が出るが、お金をもっているシニア層が来れば、孫も来る。シニア層を呼び込むソフトを考えるべきだ」と持論を展開した。

 出展者の声 

競技用ボールメーカーで国内トップクラスのシェアを誇るモルテンは、同社が得意とするボールに加え、バスケットゴールとコート、ボールラックやタイマーなどがセットになった「移動式バスケットボールコート3×3用『Game Unit3』」のはじめ、イベント会場などでバスケットボール体験が可能になる設備をブースに展開してアピールした。

担当者は「バスケットコートとしての利用はもちろんだが、例えばイベントでコートを設置すればハーフタイム中にはチアダンススペースとして展開できる」と話す。販売開始から1年ほどだが、地域イベントなどさまざまな場所で利用実績があるそうで「イベントで子どもたちが体験することで、バスケットの魅力を知る第一歩となればいい」と述べた。ほかにもバスケットコートに設置した障害物をよけながらシュートタイムを競うツールなどもブース内のプレイで訴求しており、イベントだけでなく部活や体育といった教育の現場でも活用を狙う。商品は販売だけでなくレンタルにも対応している。

slido

NECネッツエスアイは5G実現後、スタジアムでの利用促進をが期待される映像サービスを中心にアピール。通常ファンは見ることができないロッカールームやフィールドまでの通路など、選手の視点を疑似体験的に楽しむことができる撮影・配信サービス「SmoothCapture」や大型サイズのディスプレイ・スクリーンで中継を可能にして離れたファンゾーンとの交流などをスムーズにするコミュニケーションツール「SmoothSpace2」、スタジアムに設置された大型ディスプレイと観客の持つスマートフォンと連動させたにリアルタイムでアンケートシステム「slido」を展示した。

slidoの担当者は「アンケートでスポーツでは今日のMVPをその場で決めたり、コンサートではアンコールの曲などを決めることが可能になる。来場者のコメントなどもリアルタイムにスマートフォンなどに流すこともでき、不特定多数の意見が集まる場でも安心なフィルタ機能が備わっている点が他社のアンケートシステムとの大きな違い」と述べた。

 今回のスポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019は展示会自体もSDGsに取り組むきっかけを提供する場となるよう主催側も持続可能な運営を目指すことを明らかにしている。出展者ブースでは持続可能な開発目標の17のゴールに向けた出展者の取り組みをアイコンで提示していたほか、会場内にはマイボトルの持参を推奨する無料給水スポットを設置していた。

アジア最大級の化学・環境エンジニアリング専門展が明日開幕 INCHEM TOKYO 2019

日本能率協会はアジア最大級の化学・環境エンジニアリングの専門展示会「INCHEM TOKYO 2019(インケム東京2019)」を、11月20日から22日の3日間、幕張メッセで開催する。また、工場・倉庫等の現場における安全対策をテーマとした展示会「産業安全Week 2019」と、昨今の製造現場や職場での感染症対策や異物の混入防止に関するニーズの高まりから「菌・異物対策Week 2019」を初開催する。

同展は、出展スケールの大きさと学術機関から最新の研究成果が発表されるイベントとして、業界関係者から高い支持を得ており、今回は350社880小間(10月18日現在、同時開催展を含む)規模での開催となる。会期中は化学・エンジニアリング関係者・製造業における開発・生産担当者など約2万4,000名が来場予定。尚、来場を促進するイベントとして、企業経営層、および、持続可能な開発目標(SDGs)、デジタル技術、スマート保安、環境・エネルギー、化学工学、新材料・新素材のテーマで第一線の研究者、技術者が多数登壇する講演会も実施する。

今回、INCHEM TOKYO 2019ではSDGsを背景とする環境エネルギー問題への関心の高まりから、「第1回省エネ・創エネ・蓄エネ資源循環展」を、昨今のAI/IoT 技術の進展を受け、産業プラントでのデジタル技術の応用を提案する「プラントAI&IoT システム特集」を初めて実施。また、オープンイノベーションのトレンドに合わせ、主催者企画として、オープンイノベーションエリアを新設した。

オープンイノベーションエリアでは、参画企業のオープンイノベーションに関するニーズを公開。“来場者=買い手”と“出展者=売り手”の関係を越えて、来場者からアピールできる。参画企業は日揮、大阪ガス、NTT ファシリティーズ(2019年8月29日現在、順不同)。

【注目の出展者(一部抜粋)】

INCHEM TOKYO プラントショー
“Care for people,Care for Earth”を掲げて、持続可能な社会への貢献を目指す、旭化成グループの様々な製品や新たな取組み。本年度、ノーベル化学賞を頂いた吉野彰名誉フェローに関する展示も用意しています。
出展製品:AKXY_POD(五感でつながる車の未来)、Klaran AKR(UVC_LED 流水殺菌器)、ユーテック MF(固液分離マイクロフィルター)、ニアライン MD-910(無線メッシュネットワーク型設備診断システム)
出展者名:旭化成/旭化成アドバンス/旭化成テクノシステム
ブース番号:4C-08

INCHEM TOKYO プラント AI & IoT システム特集
トビーは、アイトラッキング(視線計測)の世界最大手。作業中、無意識に動く視線には熟練者の長年のカン・コツが隠れている。視線計測をすることで技能の可視化、言語化ができることにより熟練の技の伝承に役立つ。
① 設備点検・メンテナンス・パトロールの見落とし防止 ② 新人の教育期間短縮 ③ 目視検査の検出率向上④ 事故防止 ⑤ AI・自動化への活用など。ハードウェア・ソフトウェアの提供はじめ調査・分析サービスも行っている。
出展製品:アイトラッキングーTobii Pro グラス 2、調査分析サービス、Tobii Pro ナノ
出展者名:トビー・テクノロジー
ブース番号:3B-16

産業安全 Week 防爆・防災リスク対策展
業界初の無電極ランプの防爆仕様の展示に加え、無電極ランプと LED の違いを実機にて確認できる。また、シール材は耐薬品性に優れた商品やUSPなどの海外規格を取得したOリングを展示。
出展者名:コタニ
ブース番号:5D-13

菌・異物対策 Week 菌・異物・ウイルス対策展
多種微生物を一括に検出できる高性能抗体を利用した微生物検出とISFET半導体技術をかけ合わせることで、食品中の汚染微生物の有無を 0.5 日以内に迅速・低コストで測定する技術を開発し、食品流通の安全性を担保することを目的とした分析システムを開発。展示会では装置を展示し、詳細を案内する。
出展製品:微生物簡易検査システム(開発品)
出展者名:佐々木化学薬品
ブース番号:3E-18

【特別講演会】
展示会場内(3・5 ホールの特別講演会第1~3 会場)にて「特別講演会」を実施。今年は、特に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」、「SDGs」をテーマに、その潮流や各社の導入事例に関する講演を多数用意。その他、業界関係者が見逃せないAI、IoT、最新技術に関する講演もある。

SDGs
11 月20 日(水)
【11 時40 分~12 時30 分】
SDGs をビジネスチャンスに~水分野の可能性(日本水フォーラム)
【13 時45 分~14 時30 分】 化学産業におけるSDGs (日本化学工業協会)
【15 時45 分~16 時30 分】 住友化学グループにおけるSDGs の取組み (住友化学)

11 月22 日(金)
【10 時30 分~11 時20 分】 化学工学-SDGs に向けて― (化学工学会)

デジタルトランスフォーメーション
11 月20 日(水)
【11 時40 分~12 時30 分】
一化学会社におけるデジタルトランスフォーメーションへの取組み(三菱ケミカルホールディングス)
【12 時50 分~13 時25 分】 東芝が考える、日本のデジタルトランスフォーメーション(東芝)
【13 時45 分~14 時30 分】 化学プラントのデジタル変革に向けて(東京農工大学大学院工学研究院)
【15 時45 分~16 時30 分】 DX-PLANT® のソリューション紹介(東洋エンジニアリング)

11 月21 日(木)
【12 時40 分~13 時20 分】
操業KPI のデジタルトランスフォーメーションによるプラントの業務革新(横川電機)

11 月22 日(金)
【10 時30 分~11 時10 分】 DX で変わる産業保安の姿(仮)(三菱総合研究所)
【15 時45 分~16 時30 分】
AVEVA のデジタルトランスフォーメーション戦略 最新のグローバルトレンドと事例のご紹介(アヴィバ)

【展示会概要】
■総称:INCHEM TOKYO 2019(インケム東京2019)、産業安全Week、菌・異物対策Week
■会期:2019年11月20日(水)~11月22日(金) 10:00~17:00
■会場:幕張メッセ3~5ホール
■主催:公益社団法人化学工学会(INCHEM TOKYOのみ)、一般社団法人日本能率協会
■構成展示会:
INCHEM TOKYO:第32回プラントショー、第9回水イノベーション、第2回プラント補修・保全・長寿命化展、第1回省エネ・創エネ・蓄エネ資源循環展、プラントAI&IoTシステム特集
産業安全Week :第1回防爆・防災リスク対策展、第2回防寒対策展
菌・異物対策Week: 第1回菌・異物・ウイルス対策展
■公式ホームページ:https://www.jma.or.jp/INCHEM/

今週の展示会スケジュール(11/18~11/24)

11/18~11/24 開催の展示会

▽埼玉

11月19日(火)・20日(水)
さいたまスーパーアリーナ
スポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019
https://www.sportsbusiness.jp/

▽神奈川

11月20日(水)~22日(金)
パシフィコ横浜
ET & IoT Technology 2019
・IoT Technology 2019
・Embedded Technology 2019(ET)
http://www.jasa.or.jp/expo/

▽東京

11月19日(火)・20日(水)
東京国際フォーラム
JFW JAPAN CREATION 2020(JFW-JC)
https://www.japancreation.com/index2.html

11月19日(火)・20日(水)
東京国際フォーラム
Premium Textile Japan 2020 Autumn / Winter(PTJ A/W)
http://www.ptjapan.com/index2.html

11月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング(IFFT/ILL)
https://ifft-interiorlifestyle-living.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html

11月20日(水)〜22日(金)
東京ビッグサイト
HOSPEX Japan 2019
https://www.jma.or.jp/hospex/

11月20日(水)〜22日(金)
東京ビッグサイト
第1回草刈り・除草ワールド
https://www.jma.or.jp/ai/wsw/

▽千葉

11月18日(月)~20日(水)
幕張メッセ
防衛・セキュリティ総合展示会(DSEI JAPAN)
https://www.dsei-japan.com/jp

11月20日(水)〜22日(金)
幕張メッセ
INCHEM TOKYO 2019
https://www.jma.or.jp/INCHEM/index.html

11月20日(水)〜22日(金)
幕張メッセ
産業安全Week 2019
・第2回防寒対策展
・防爆・防災リスク対策展
https://www.jma.or.jp/INCHEM/isw/index.html

11月20日(水)〜22日(金)
幕張メッセ
菌・異物対策Week 2019
・第2回結露対策展
・菌・異物・ウイルス対策展
https://www.jma.or.jp/INCHEM/bfpw/index.html

▽静岡

11月23日(土)・24日(日)
ツインメッセ静岡
産業フェアしずおか2019
http://www.t-messe.or.jp/fair2019-top

▽大阪

11月20日(水)~22日(金)
インテックス大阪
SPORTEC WEST 2019
・ウェルネスライフEXPO(WLE)
・スポーティーライフスタイルEXPO(SLEX)
https://www.sports-st.com/west/

まもなく開催!〝北海道〟とIRをむすぶ 講演続々決定[北海道]統合型リゾート産業展【PR】

[北海道]統合型リゾート産業展実行委員会(実行委員長:堀正人、運営事務局:イノベント)は12月11日と12日の両日、アクセスサッポロで「第1回北海道統合型リゾート産業展」を開催する。

5月に行われた[関西]統合型リゾート産業展のようす

IRに関連する専門見本市で、苫小牧への統合型リゾート(IR)誘致が注目されるなか、IRに関心が高いIRオペレーターであるハードロック・ジャパン、メルコリゾーツ&エンターテインメント、モヒガン・ゲーミング・アンド・エンターテインメント、ラッシュ・ストリート・ジャパン、SJMホールディングス5社のほか、サプライヤーとなる建築・設計、宿泊・飲食、旅行、施設運営、内装・インテリア、セキュリティ、イベント企画、金融、人材、IT、文化などが出展し、IR産業界での事業展開や認知度向上を図る。来場者対象者はIR誘致を行っている地方自治体の担当者のほか、IR産業やIR周辺産業へ参入予定の企業経営者、IRオペレーターなど。

特別講演内容も決定しており、地域研究工房の代表理事で元釧路公立大学学長の小磯修二氏による講演「北海道の経済戦略とIR」や、東洋大学国際観光学部国際観光学科の佐々木一彰教授による「IRが北海道経済にもたらすメリットとは?」のほか、MS&ADインターリスク総研の主席コンサルタント原口真氏の「北海道IRにおける『SDGsを道しるべとした持続可能な開発』とは?」といったさまざまな視点から北海道IRを読み解くプログラムを開催予定。さらにオペレーターによる講演も実施する。

5月に行われた[関西]統合型リゾート産業展のようす

統合型リゾート産業展は北海道のほか、インテックス大阪で[関西]統合型リゾート産業展を5月15・16日で実施しており、2日間で述べ1万1095人が来場した。さらに2020年1月29・30日にはパシフィコ横浜で[横浜]統合型リゾート産業展を初開催する。

「第814号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第814号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
一面のニュース:第1回[横浜]統合型リゾート産業展 横浜IRの実現に向けて、開業30周年パーティーを挙行 幕張メッセ ほか
・“北海道”とIRをむすぶ講演続々決定 [北海道]統合型リゾート産業展
・ 業種別開催データ(12月~ 2020年5月)
・〈海外ニュース〉ハノーバーメッセ2020
・〈IR〉IRゲーミングEXPOで和歌山への積極的姿勢示す サンシティグループ

【別冊】幕張メッセ開業30周年

発行について:第814号 2019年(令和元年)11月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

江戸川区を代表するものづくり企業が集結  第21回産業ときめきフェア in EDOGAWA

江戸川区は「第21回産業ときめきフェア in EDOGAWA」を2019年11月15日・16日の2日間、タワーホール船堀(東京都江戸川区)で開催する。2019年で21回目を迎える同フェアは、区内外の製造業を中心とした産業展であり、本年は125の企業・団体が出展する。

企業展示

1階展示ホールでは、小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケットのフライト部品・各種支援設備を製作した松本産業、宇宙開発関連をはじめ様々な用途に対応可能なコントロールバルブを製造している東工・バレックス、エアーブラストをはじめとした様々なブラスト装置を設計・製造している不二製作所、東京スカイツリーの建築部材の製造に携わったシラヤマなど、江戸川区を代表するものづくり企業が出展。

2階イベントホールでは、「一般・精密機械器具」「プラスチック・化学・ゴム」「繊維・皮革」など7つの業種に分け、企業・団体が出展する。超小型人工衛星を中心とした宇宙機器部品、打ち上げ環境試験治具を開発しているCreative Works、福祉施設向け重度要介護者のため、ストレッチャー一体型の介護入浴装置を開発しているフツラ、機械要素技術展にも出展しており省力化を軸に専門商社として工作機械およびロボットにかかわる周辺機器の輸入販売・メンテナンスを行っているキャプテンインダストリーズなど技術力のある企業による展示が並ぶ。また会場中央奥では産業用ロボット、国産アーチェリー器具の復活を題材として企画展示を行う。会場中央では、自社の製品・技術力を来場者に向けて紹介をする出展者プレゼンテーションも実施。

体験・実演

1階展示ホールでは、一般の来場者向けにものづくり体験や実演を実施する。日本初のプラモデル「原子力潜水艦ノーチラス号」の金型製造に携わった秋東精工のブースでは、製作したプラモデルをRaspberry Pi(シングルボードパソコン)につないで設定することにより、スマートフォン等で動かしたり、制御したりする体験ができる。

2階バンケットルーム・蓬莱の間(11月16日のみ)では、子ども未来館をはじめ、複数の団体の協力による「ものづくり体験コーナー」を開催。ものづくりの体験を通じて、次世代を担う子どもたちの知的好奇心や探究心を育むイベントを行う。

2階松・桜(11月15・16日)では、国立東京工業高等専門学校の協力によるVRを使用したスポーツ体感システム「シンクロアスリート」体験コーナーを開催。このシステムは、スポーツ選手目線での360度映像と選手の立体的な動きをVRとモーションベースでリアルに体感するもの。

ビジネスセミナー

海外展開や販路拡大に関するビジネスパーソン向けセミナー(無料)を2階バンケットルーム蓬莱の間(11月15日のみ)で開催。する

【ビジネスセミナー1】高度外国人材の活躍が企業にもたらすメリットとは
高度外国人材を活用するには実際にどうすればよいのか? 採用に向けた戦略策定から採用後の活用まで、事例を交えつつ解説。
〔時間〕10時30分~12時00分
〔定員〕70名
〔講師〕ジェトロ 国際ビジネス人材課 高度外国人材活躍推進コーディネーター 門畑 宏 氏

【ビジネスセミナー2】メディアが食いつく!取材が舞い込む!魅せるプレスリリースの作り方
自社PRに悩む中小企業必聴!マスメディアを惹きつけ、次々と取材が舞い込む自社のプレスリリースの作り方を、大人気経済番組の元ディレクターが熱く解説する。
〔時間〕14時00分~16時00分
〔定員〕70名
〔講師〕合同会社ストーリーマネジメント 代表 下矢 一良 氏

講演会「健康とスポーツの化学」

日本化学会関東支部による一般向けの講演会「健康とスポーツの化学」を5階小ホール(11月16日のみ)で開催。健康とスポーツにまつわる化学の話を「薬」「サプリメント」「ドーピング検査」をテーマに化学の視点から解説する。

【講演会1】新しいお薬ができるまで
〔時間〕14時00分~14時40分
〔講師〕武田薬品工業株式会社 DDCL研究所 ディレクター 加来 智弘 氏

【講演会2】アミノ酸の化学とサプリメント
〔時間〕14時40分~15時20分
〔講師〕味の素株式会社アミノサイエンス事業本部 マネージャー 梶原 賢太 氏

【講演会3】オリンピックのフェアープレイと選手の健康を守るドーピング検査の最新の話題
〔時間〕15時20分~16時00分
〔講師〕アンチドーピングラボラトリーカタール 役員 植木 眞琴 氏

 

■開催概要
【日時】
令和元年11月15日(金)10時00分~17時00分
16日(土)10時00分~16時00分
【会場】タワーホール船堀(江戸川区船堀4-1-1)
【アクセス】都営新宿線 船堀駅下車 徒歩1分
【入場料】無料
【出展者数】製造業を中心とする125の企業・団体

産業ときめきフェア公式ホームページ
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/shigotosangyo/tokimeki/index.html

Inter BEE 2019 メディアとコンテンツの総合イベント 今日から開幕

電子情報技術産業協会は、今日11月13日から15日の3日間「Inter BEE 2019(2019年国際放送機器展)」を幕張メッセで開催している。

同展は“新たなメディアの可能性を世界に伝えよう。”をテーマに最新の映像・放送・通信機器、照明・音響機材、関連ソフトウェア、サービスなどが集結するメディアの総合イベント。過去最多となる1158社・団体、2125小間で展開し、来場者数4万人を見込む。

会場内で出展中のRolandブースでは、イベント映像演出やライブ配信に関するソリューションを紹介。イベント4k化に向け、最新ビデオスイッチャー「V-600UHD」を実機展示。ROI機能やHDR対応機種となっており、多くの来場者が関心を寄せた。

また同時開催展の「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)」では、先端コンテンツ技術やクリエイターによるコンテンツ作品などを展示。基調講演やセッションも多数予定しており、本日はロンドン大学ユニバーシティカレッジの石津智大氏と早稲田大学・基幹理工学部 表現工学科の河合隆史氏による基調講演「神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来」などを実施。

石津氏はアートを通した脳研究などの神経美学を専門に研究しており、「芸術と脳研究は離れているようで、とても近い関係」とした上で、「人間が美しいと感じる感覚のうち、壮大な自然などを目にしたときの“崇高さ”を感じさせるためにはスケールの大きさが必要で、美術館などで表現することは難しい。VRコンテンツはこの崇高さを感じさせることができるメディア」と話す。
また河合氏は先進映像を対象とした、短期的・直接的な影響を研究しており、その成果と実験を紹介。鑑賞して心地のいい3D映像の制作や情動効果を高める3D演出表現への取り組みなどを挙げた。
「デジタルコンテンツの未来」をテーマにした両者による対談では、VR技術による第4の壁(演劇などにおいて舞台上のフィクションの世界と、観客のいる現実世界との境界を表す)の消失といったトピックが示され、「自分が俳優や登場人物と同じ世界にいることと、自分が一人称で何かアクションをすることでは認知的に異なってくる。客観性が変化するためコンテンツの作り方も異なってくるのではないか」など、積極的な議論が交わされた。

東京ビッグサイトで8回目の合同開催を迎える 建築+インテリアWEEK

日本インテリアファブリックス協会(NIF)と日本能率協会(JMA)が東京ビッグサイトで合同開催する「建築+インテリアWEEK」が11月13日、幕を開けた。

合同開催は今年で8回目。住宅・建築関連専門展「Japan Home & Building Show 2019(第41回ジャパンホームショー、第14回ふるさと建材・家具見本市、第5回店舗・商業空間デザイン展、第4回トイレ・バス・キッチン空間・設備フェア、第3回団地・マンションリノベーション総合展、第3回景観・ランドスケープ総合展、第2回イノベーションオフィス)」、インテリア専門展「第38回JAPANTEX 2019」など計6展で構成される。使用ホールは西展示棟全館に加え、今年新設の南展示棟全館。

開会式にはNIFの永嶋元博会長、JMAの中村正己会長に加え、高円宮妃久子さまも出席。永嶋会長はJAPANTEXについて「次世代を担う若手やエンドユーザーとの交流の場として進化させなくては」と発言し、インテリア産業の付加価値を高める意向を示した。中村会長は8年にわたる合同開催により日本最大級の建築関連展として成長を遂げたとして「しっかりと見て、触れて、ビジネスを行ってほしい」と語った。式の後半では高円宮妃久子さまがお言葉を述べられ、テープカットを行われた。

高円宮妃久子さまによるテープカットのごようす

今回、NIFが2019年12月に40周年を迎えることからJAPANTEX内に記念ブースを設置。また、主催者企画では国内外ファブリックスブランドのトレンドを発信する「インテリア・トレンド・スクエア」を展開した。

JMAでは建築基準法改正や公共建築物等木材利用促進法成立を背景とした「高機能木材特集」、音に特化した製品・設備・素材を提案する「サウンド特集」などを新企画として実施した。

「特許・情報フェア&コンファレンス」が東京・科学技術館にて開催

特許情報および知的財産関連の日本最大級の専門見本市「2019 特許・情報フェア&コンファレンス」が先週11月6日-8日にかけて、東京・科学技術館にて開催された。

最新の特許・情報と知的財産関連の新製品・新技術情報が一堂に会し、円形の展示場に所狭しと並んだブースには人がひしめきあい、活発に商談や情報収集が行われていた。

3日間の来場者数は19,672名だった。

今週の展示会スケジュール(11/7~11/17)

11/7~11/17 開催の展示会

▽神奈川

11月12日(火)~14日(木)
パシフィコ横浜
第21回図書館総合展
https://www.libraryfair.jp/

11月13日(水)~15日(金)
カルッツかわさき
テクノトランスファー in かわさき2019(第32回先端技術見本市)
https://www.tech-kawasaki.jp/ttk2019/

▽東京

11月12日(火)~14日(木)
科学技術館
光とレーザーの科学技術フェア2019
https://www.optronics.co.jp/fair/

11月13日(水)・14日(木)
東京国際フォーラム
海外ビジネスEXPO2019
https://www.digima-japan.com/expo/tokyo2019/

11月13日(水)~15日(金)
東京ビッグサイト
産業交流展2019
https://www.sangyo-koryuten.tokyo/

11月13日(水)~15日(金)
東京ビッグサイト
第38回JAPANTEX 2019
http://japantex.jp/

11月13日(水)〜15日(金)
東京ビッグサイト
Japan Home & Building Show 2019
・第41回ジャパンホームショー
・第14回ふるさと建材・家具見本市
・第4回トイレ・バス・キッチン空間・設備フェア
・第3回団地・マンションリノベーション総合展
・第3回景観・ランドスケープ総合展
・第5回店舗・商業空間デザイン展2019
・第2回イノベーションオフィス
https://www.jma.or.jp/homeshow/

11月13日(水)〜15日(金)
東京ビッグサイト
ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2019(ビルメンフェア)
https://www.jma.or.jp/BMCL/

11月13日(水)〜15日(金)
東京ビッグサイト
トイレ産業展2019
https://www.jma.or.jp/toilet/index.php

11月13日(水)〜15日(金)
東京ビッグサイト
アジアファニシングフェア2019 Tokyo
http://www.aff-forum.com/ja/exhibition/description.html

▽千葉

11月13日(水)~15日(金)
幕張メッセ
Inter BEE 2019(国際放送機器展)
http://www.inter-bee.com/ja/

▽愛知

11月16日(土)・17日(日)
オアシス21
あいち住まいるフェア2019
https://www.chukei-news.co.jp/housing/

▽大阪

11月13日(水)~15日(金)
インテックス大阪
第4回関西 総務・人事・経理Week
・第4回関西 オフィスセキュリティEXPO
・第4回関西 オフィス防災EXPO
・第1回関西 関西 法務・知財EXPO
・第4回関西 オフィスサービスEXPO
・第4回関西 HR EXPO (人事労務・教育・採用)
・第4回関西 働き方改革EXPO
・第4回関西 会計・財務EXPO
・第3回関西 福利厚生EXPO
https://www.office-kansai.jp/ja-jp.html?rf=top&act=kansai

▽福岡

11月13日(水)・14日(木)
マリンメッセ福岡
Food Style 2019 in Fukuoka
https://www.foodstyle-japan.com/

11月14日(木)~16日(土)
西日本総合展示場
第21回西日本国際福祉機器展(P.P.C)
http://www.ppc-fukushi.net/