ホーム ブログ ページ 199

帝釈天題経寺でユニークベニュー活用促す 東京観光財団

東京観光財団(TCVB)は10月11日、「TOKYOユニークベニューショーケースイベント」を開催した。このイベントは東京都のユニークベニューを紹介し、活用を促すためのもので、今回は「帝釈天題経寺」とその参道商店街で行った。

各自治体の観光課、外資系企業、PCO、イベント制作会社などおよそ200人が参加した。
オープニングでは、伝統芸能の木遣りと梯子乗りが披露された。開会式では、小池百合子東京都知事が登壇。「帝釈天題経寺が育んだ文化、下町情緒、表参道の人々の伝統を守る意志が全て混ざり合い、文字通りのユニークベニュー」と評価。2020年オリンピック・パラリンピック開幕まで300日を切ったことや、東京の外国人旅行者が2400万人を越えたことにも言及し、「さらに多くの人に、日本の文化や心に触れてもらうため、ユニークベニューの紹介を東京都としても続けていく。地域を発展させ、古きを守り新しきを作る街としていきたい」と挨拶した。

境内のライトアップのほか、柴又駅と帝釈天題経寺をつなぐ参道商店街ではオリジナルメニューが振る舞われ、参加者は東京の下町の景観を楽しみながら食文化を堪能した。

webクリエイティブのためのデザインとアイデアのイベントdotFes(ドットフェス)大阪で開催

クスールは11月17日に「dotFes(ドットフェス)」を、 関西大学梅田キャンパス KANDAI Me RISEで開催する。
このイベントはwebクリエイティブのためのデザインやアイデアに関するイベントで、“これからのダイバーシティ”をテーマに、トークセッションやライブパフォーマンス、インスタレーションなどのプログラムを展開。

2008年の東京・新宿の廃校での開催を皮切りに12回目を迎える今回は、6年ぶりの関西での開催となる。海外からの観光客・移住者が増加しつつある大阪で、国境や職業を超えた多様なセッションを提供したいとしている。
テクニカルディレクター・清水幹太氏による「ニューヨークに移住したデジタルクリエイターの七転八倒サバイブストーリー」や中国を知り尽くしたKula XU氏、石田のり子氏、海棠女性氏の女性3名によるセッション「BEST OF 中国カルチャー、今の中国って本当はどうなの?」などを予定。

そのほかの登壇者、セッションのタイムテーブルなどは「dotFes」公式HPからチェックできる。なお、参加チケットはPeatixから購入可。

BAMBOO EXPO 12が11月20日から開催 商空間デザイン商材一堂に

バンブー・メディアは11月20日から22日の3日間、東京・港区のTABLOIDで「BAMBOO EXPO 12」を開催する。BAMBOO EXPOは商空間デザイン関連商材が集まる見本市で12回目を迎える。

今回は橋本夕紀夫デザインスタジオが展示の構成を手掛け、

「黒」をキーワードに国内10社が持つ海外バスルームブランドを展示した「THE BATHROOM project」のほか、家具産地として有名な福岡県大川市にフォーカスした「木工万能産地 大川」、パナソニック社の照明「TOLSOシリーズ BeAm Free」といった特別展示を企画。空間デザイナーによるトークセッションも実施する。

イメージ画像

入場は無料で、出展対象は家具・什器・建具、タイル・床材・人口大理石、壁紙・カーテン・ウッドブラインド/和紙・ファブリック・ガラスフィルム/ガラス・ステンドグラス・イ
ンテリア金物/左官材・漆喰シート・塗料/木材・竹材・化粧材・加飾材/バス設備・除菌脱臭装置/照明・デジタルサイネージ・AV機器/CGパース・仏具など。

BAMBOO EXPO 12」公式HP

「第813号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第813号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
“一面のニュース:東京オートサロン2020 キービジュアルや特別チケットの詳細決まる、日本パビリオンには28社・団体が参加へ 香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェア2019 ほか
・第6回JACEイベントアワード
・業種別開催データ(12月~ 2020年5月)<消費財関連>
・〈Report〉英国旅行業協会年次総会 アジア初開催は東京で
・〈MICE+〉来年春開業「ノース」のイベント誘致100件に パシフィコ横浜
・人事・事務所”

発行について:第813号 2019年(令和元年)11月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

今後の開催日程決まる 東京インターナショナル・ギフト・ショー

ビジネスガイド社(芳賀信享社長)は「第89回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020」の開催概要、その後の東京ギフト・ショー開催日程・会場について発表した。

2020年春展は来年2月5日から7日までの3日間、今年の秋開催同様、東京ビッグサイトの西・南・青海展示棟を使用。〝心地よい暮らしの提案PARTⅡ〞をテーマに、同時開催の「第7回LIFE×DESIGN」と「第27回グルメ&ダイニングスタイルショー」をあわせて総出展者数3000社、のべ30万人来場を見込む。

東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019

2020年秋展は10月7日から9日までの3日間、東京ビッグサイト青海展示棟が閉鎖されるため、西・南・会議棟に加え、来年秋にリニューアルオープンする東京都立産業貿易センター浜松町館を初めて使用して開催する。

オリンピック・パラリンピックにともなう東京ビッグサイト利用制がなくなる2021春は、東展示棟が使えるようになるため、全館使用に。会期を1日のばして2月2日から5日までの4日間の開催となる。

インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2019

ドローン500機が夜空を舞った 東京モーターショーレポート04 

OPEN FUTUREをコンセプトに未来の生活を感じるコンテンツで来場者100万人を目指す第46回東京モーターショー2019。その模様を複数に分けてレポートする。

東京モーターショーは開催期間内の10月24日から27日の夜間に、ドローン500機を使用したナイトショー「FUTURE DRONE ENTERTAINMENT 『CONTACT』」を実施した。クリエイティブディレクターを務める小橋賢児氏の演出のもと、約20分の間行われたショーはインテル社のドローン「ShootingStar」500機が3Dサウンドやレーザー、ライティングといったテクノロジーとともに夜空を舞うものだった。

私たちのイマジネーションが創造へと変わる時、奇跡のCONTACTが起こる。

お台場の夜に突如できた非日常空間に日本屈指のクリエイター陣が作り出す空間は、
まるでイマジネーションによって造られたスペースシップに乗船するかのよう。
壮大な宇宙の深遠までのスペーストラベルに出発します。(東京モーターショー「CONTACT」ページより)

と謳う通り、多くの来場者で溢れ返った会場には開始前から宇宙船の搭乗を思わせるアナウンスが流れ、来場者へ宇宙の旅への期待感を高めていた。

ショーはステーションからの出発に備えて高まる宇宙船のパワー音とともに、AIによるアナウンスが流れるところから始まる。旅が始まる高揚感のなか、シャットダウンエラーやサイレンが鳴り響くアクシデント演出が起こり、会場は一気にSFの世界へ。映像のほかレーザーやスモークといった最新テクノロジーを駆使したダイナミックな演出を少しでも記録に収めようとスマートフォンを掲げる参加者が目立った。

ショーの中盤に入るといよいよドローンの登場だ。演出の要となっていた三角のオブジェの背後から光を放つドローンがふわふわと飛んで現れ、整列。発光色を変えながら羽衣のように波打った動きを見せた後、音楽に合わせ、惑星やバレリーナ、大空を飛ぶ鳥や顔など、ストーリーに合せ様々な形を作り出し来場者を魅了していた。

 

 

 

 

展示会でノベルティを効果的に活用するためには

「ノベルティ」。営業や販促イベントでも使われることの多いツールだが、展示会では、どんな役割を果たすもので、どのように利用することが効果的な使い方なのだろうか。あらゆるノベルティの製作・販売を手掛けるイディアス・代表取締役社長の大久保伸氏に聞いた。



ノベルティの役割と効果的な使い方

展示会のノベルティには、ブースに訪れた人や名刺交換をした人、アンケートに答えてくれた人などに渡す「不特定多数の展示会来場者に配布するもの」と、商談が成立した相手や既存の顧客、営業先企業の決定権者に「ブース来訪のお礼として渡すもの」の2種類がある。

大久保 伸 氏

■不特定多数に配布するノベルティ

「不特定多数に配るタイプのものを〝ばらまきグッズ〞と呼んでいますが、ノベルティはただ配るだけでなく、きちんと役割があります」と話す大久保氏。
展示会に出展する目的は企業によって異なるものの、商談につながる顧客を獲得することを目標に掲げている企業がほとんどだ。そのためノベルティは、ぜひこの目的を達成するために活用したい。

はじめに、商談の成約率を上げるためには、自社に興味を持ってくれる人の母数を増やす必要がある。ノベルティは、ブースの前を素通りしてしまいがちな来場者をキャッチできるため、この点で大きな力を発揮する。

展示会場にはブースが並び、多数のサービスが紹介されているが、ブースの第一印象だけではサービスの内容が分かりにくく、どんな形で自分たちの役に立つのか予想がつかない。もしブースに入って、求めているサービスと全く異なっていた場合、展示会後の電話やメールを煩わしく感じるため、「できるだけ関係のないブースには入りたくない」というのが来場者の心理だ。
しかし稀に、ノベルティ欲しさに人だかりができているブースがあることもある。自分の探しているサービスとは明らかに違っていても、人だかりが「何だろう」「面白そう」という気持ちを喚起させる。来場者の好奇心を刺激し、ブースに人を集めて賑わいを作り出すことで、ブースに入ろうかどうか悩んでいる人の背中を押す効果もある。

またノベルティは、来場者との会話のきっかけになることがある。出展品と全く関係ないノベルティであっても、来場者に渡して反応があると、そこから会話が弾み商談へ進むこともある。話のきっかけを作り、ユーザーに心を開いてもらうことは、商談の中でとても大事なポイントで、ノベルティがこの役割を果たしてくれる。例え展示会のアテンドに慣れていない新人のスタッフであっても、ノベルティを配ることで通りがかる人に声をかけ、効率よく来場者をキャッチできるほか、配っているものを通して来場者と会話もでき、スタッフのレベルを問わずに集客が可能になる。

ブース自体に華やかさを演出する効果もあるという。近くのブースが派手なデザインや人気企業である場合、どうしても来場者の視線がそのブースに逸れてしまうが、カラフルなノベルティを持ったスタッフがブースの前に立っていると周囲が華やかになり、ブースが魅力的に演出できる。このようにサービスやブースそのものよりも、ノベルティに注目させる出展戦略を立てることも活用方法のひとつだろう。

イメージ画像

■ブース来訪のお礼として渡すノベルティ

より商談を深めたい相手や企業の決裁権者に、展示会で自社ブースに足を運んでもらうことは重要な商機だ。
相手が一度きりのビジネスライクな関係のままでいようと感じるのか、それともこれからもっとさまざまな付き合いや商談を進めていきたいと感じるのかは、商談相手に対するこちらの気持ちが伝わるか否かだという。
「商談成約の記念や、ブースに訪問したとき特別にプレゼントとして渡されるものは、高いものでなかったとしても、心に残ります。ペンやメモ帳でも、しっかりとケースに入ってい
て、上品に社名が印字されているものであればなおさら、その企業の気持ちを感じ取ることができます。小さなことですが、こうした心配りによって商談の今後の展開も大きく違ってくるでしょう」。(大久保氏)

ノベルティのトレンド、最新商材

展示会向きの商材として、ライトやタッチペンつきの多機能ペンなどが挙げられる。来場者からのリアクションや小さな笑いを誘うツールは会話のきっかけを作りやすいからだ。また、季節によって暑さや寒さが厳しくなる展示会場では、扇子やカイロなども人気の商材となっている。

最新の商材としては、リレーアタック防止のキーケースや、米などもノベルティとして登場している。ほかにも、スマートフォンを置いて充電ができるワイヤレスチャージャー、小さなケースに入っているレインポンチョ、水をすぐに吸収する珪藻土コースター、金塊を模した箱に入ったブランケットといったユニークなノベルティを活用している企業もある。

ゴールドボックスブランケット
お米ノベルティ(1号)

定番は、フリクションやボールペンなどの筆記具、付箋やメモ帳で、不織布のバッグやキャンバス地のトートバッグも根強い人気がある。
よく利用されているノベルティでも、色違いを数種類用意したり、箔押しでロゴの印刷をしたりすることによってオリジナリティを出し、他社と差を付けることができる。また、来場者に好きな色を選んでもらうことで、「選んだ」という体験が相手の記憶に残り、後の営業活動も有利に働く。こうした戦略も視野に入れながら、ノベルティを活用していきたい。

 

イディアス・ノベルティ専用サイトへはリンクから。
ほしいノベルティ

映像を駆使してモビリティを表現するブースに注目 東京モーターショーレポート03

OPEN FUTUREをコンセプトに未来の生活を感じるコンテンツで来場者100万人を目指す第46回東京モーターショー2019。その模様を複数に分けてレポートする。

前回レポートした「FUTURE EXPO」は今年のモーターショーのコンセプト”OPEN FUTURE”をより色濃く見せた企画だったが、車ファンが最も期待するであろう自動車産業メーカーのブースもまた「この自動車が、このテクノロジーが未来の生活をこうします」と直感的に伝えるような演出が多く見受けられた。それらの多くはモビリティに乗ったときに流れる未来の街の景色を映像で流し、体験者や来場者に没入感を与えていた。

ディスプレイ、VR、マッピングを活用した展示をいくつか紹介する。

 ディスプレイ 

三菱電機ブース

車型のプロモーションスペースを設ける出展者は多く、中にはウィンドウ部分をディスプレイにして走行中をイメージさせる企業もあった。車型の体験スペースはインパクトがあるものの乗車人数が限られるという特徴がある。工夫が見えたのは三菱電機ブースだった。車型スペースを大型ディスプレイの中に埋め込むように配置。未来の街の映像を映すことで車内に入った人だけでなく、ブース付近の来場者にもモビリティのある暮らしをイメージさせる作りとなっていた。

また運転席を設けディスプレイを配置する企業も多く見受けられた。多くはハンドル付きで実際の運転をイメージできるような仕様となっており、より没入感を高めるために視野角に複数のディスプレイを設置する企業もあった。

[supsystic-slider id=6 position=”center”]

 VR(バーチャル・リアリティ) 

視覚的に高い没入感を得ることができるVRを活用する企業も目立った。日立オートモーティブシステムのブースでは”VRTheater”と称し複数人で自動運転の走行シーンを体感できる体験コーナーを設け、来場者にも体験者のが見ている世界を伝えるように通路に向けディスプレイを設置した。

日立オートモーティブシステム

 マッピング 

LC

筆者が特に印象に残っているブースがマッピングを使ったレクサスブースだ。レクサスのLCを展示した「Time in Design」と名付けられたシアターでは様々な景色や時間帯のなかでLCが見せる表情を表現している。マッピングされた映像は走行中に”ボディに映る景色”。車体の形状にそって映し出された夕日や木陰、街頭などが美しく印象的だった。

 

未来の生活を体感できるFUTURE EXPO 東京モーターショーレポート02

OPEN FUTUREをコンセプトに未来の生活を感じるコンテンツで来場者100万人を目指す第46回東京モーターショー2019。その模様を複数に分けてレポートする。今回は今年の目玉コンテンツの一つ、青海エリアのMEGA WEBで展開された企画「FUTURE EXPO」。

東京モーターショーを主催する日本自動車工業会の豊田章男会長は9月に行った説明会で「ただ車を展示するショーでは東京モーターショーはじり貧のまま終わってしまう」と発言しており、アメリカでは自動車発表の場がデトロイトモーターショーからCESに移行していることや、未来の生活を自動車だけで表現することの難しさから、未来を体感してもらいたいとして「FUTURE EXPO」の企画背景を説明していた。

FUTURE EXPOの入口は未来感・SF感あふれる真っ白な作りで、通路を抜けるとバーチャルキャラクターが質問などに答えるバーチャルトークが来場者を迎える。取材時も子どもたちが群がり、キャラクターとの会話を楽しんでいた。

会場では基礎パネルブースのような展示方式は非常に少なく、展示物は企業ごとにまとめず、展示物単体を配置。触ることができないものはパーテーションポールなどで隔て、情報先として製品名と追加情報のためのQRコードを提示しているものが多かった。


”Living Room””Business””Relax””Entertainment”といったシーンを想定しているpanasonicの自動運転車、「SPACe_L」 はタッチ式ディスプレイとなっているサイドのウィンドウや天井に水中や花火の映像を流し、スタッフがウインドウに浮き出る指文字を書いてパーティーシーン演出していた。

SPACe_L

FUTURE EXPOは自動車産業の未来だけでなくあらゆる産業の未来、日本の未来を見せるために、東京2020オリ・パラの経済協議会会長を務めた豊田氏が自動車産業外へ声を掛けたことが明らかとなっている。そのためスポーツに関する出展も多く、eスポーツコーナーやロボット、映像などテクノロジーを駆使した未来のスポーツを体感できるコンテンツも目立っていた。

また夏季パラリンピックはこれまで同じ都市での開催が無く、2020年の東京パラリンピックで初めて同じ都市での開催になることから、豊田会長はパラリンピックを開催する都市のありかたを示すためにすべての人の移動の自由を提供できる未来をFUTURE EXPOで訴求する構えを見せていた。実際に会場には2020東京オリパラでトヨタ自動車が提供するモビリティ「APM」を展示していた。

 

 

 

 

屋外企画OPEN ROADで最新モビリティに乗ってみた 東京モーターショーレポート

OPEN FUTUREをコンセプトに未来の生活を感じるコンテンツで来場者100万人を目指す第46回東京モーターショー2019。その模様をレポートする。

今回注目したのは小型モビリティの試乗体験を実施するOPEN ROAD(オープンロード)。場所は有明エリアと青海エリアを結ぶエリアで、仮設施設の東京ビッグサイト青海展示棟が次回に開催時には無くなるであろうことから、2019年ならではの企画といえる。

試乗体験は、エリアにあるすべてのモビリティで試乗しながら西・南展示棟のある有明エリアから青海展示棟まで移動できるわけではない。モビリティによって試乗エリアは分かれており、貸出場所から約100メートルほどを回るものがある。取材ではトヨタのパーソナルモビリティ歩行領域EV(立乗りタイプ)と超小型持モビリティi-Roadを体験した。

パーソナルモビリティ歩行領域EV(立乗りタイプ)

 パーソナルモビリティ歩行領域EVは直立したまま移動可能なモビリティ。電源ボタンを押し、タッチ式のキーをかざすとパネルに設定した速度が表示される。右手ハンドル後ろ側に親指で押せるアクセルがあり、自転車のようにハンドルをにぎることでブレーキがかかる仕様だ。係り員の説明後は一人でコースを進み、自動車が通る交差点付近では手押しで進む。Uターンは少しコツが必要だが、操作性は簡単で安定した乗り心地だった。

 
 

「23日のプレス公開日も合わせ、すでに130人ほどが体験した」というi-Road。前輪2つ、後輪が1つのミニカーに区分されるため、普通自動車免許が必要だ。受付で免許を提示した後、アルコールチェックを受ける。操作方法などは普通自動車と変わらず、係り員が乗車した先頭車両に続き発車。Uターンだけでなく、先頭車両はぐねぐねと走行するなど、傾いても倒れないことを後続の参加者に体感させる。

 

試乗は上記以外にも電動キックボードや2人用モビリティ※などさまざまなものが用意されている。※後部座席のみへの試乗で、運転できないタイプあり

 オープンロードでは試乗だけでなくスーパーカーや東京オートサロンの展示車なども配置されているため、試乗できない人も移動しながら楽しむことができる。