3月9日(土)・10日(日)、16日(土)・17日(日)の夜間は、万博記念公園のシンボルとして長く親しまれる太陽の塔へ、プロジェクションマッピングを投影する。最新作品である「Brilliance of Life」は、いのちの輝きをコンセプトに、塔に生み出された命が過去から現在、未来へと旅をするストーリーとなっている。クリエイティブ・ディレクションはSWAG・關野圭一郎(せきのけいいちろう)氏が担当。關野氏は「今回は、これまでの作品とは一風変わったものを目指した。手書きのアニメーションとAIを使った映像とを織り交ぜ、生命の進化や都市の発展など、人類の進歩になぞらえながら旅が進行していくようすを描いた」と話す。
今回のツアーコンセプト「POP OUT(=飛び出す)」には、元々インターネット上で楽曲を公開していたYOASOBIが、そのデジタルの枠を超えてリアルなライブ体験へと飛び出し、ファンとの距離をさらに縮めたいという思いが込められている。これを実現するべく、Immersive LED Systemは、観客がYOASOBIの音楽世界に飛び込むような新しい形の没入型エンターテインメント体験を目指した。
ステージ空間では、幅14.4m、高さ4.8mの3.75mmピッチImmersive LED Systemを観客エリアの視野に合わせて緩やかなラウンド形状で設置。3Dメガネは、大人用(通常タイプ)、子ども用、常用メガネに装着可能なクリップ式の3種類を提供した。
さらに、ヒビノは4月1日からImmersive LED Systemの本格運用を開始することを発表。コンサートから企業イベント、さらにはテーマパークのアトラクションまで、幅広い用途に対応する。