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【出展者に聞く!】 ハイウィン、自社テクノロジーを活用した最新医療ロボットをアピール

台湾に本社を置き、日本国内にも10の拠点を構えるハイウィンはモーションコントロールとシステムテクノロジーの開発・製造を手掛ける。9月25日、マンダリンオリエンタルホテル東京で台湾貿易センターが主催した商談会「台湾エクセレンス」に出展し、自社のテクノロジーを活用した医療機器、ロボット介助歩行訓練機や介護入浴設備、内視鏡ホルダーロボットをアピールした。「これらの医療機器はヨーロッパメーカー勢が強いが、当社は5分の1の価格で提供できる」と話すのは東京支店営業部部長の徐志男さん。機械の大きさは約2~3mほどだが、今回の商談会場での設置は難しいため小さくプラモデルを作製し卓上に展示した。

「先日は名古屋ロボデックスに出展しました。今後は関西機械要素技術展や郡山で開催するメディカルクリエーションふくしまなどに出展します」と話す通り、ハイウィンは展示会を有効活用しており、他製品のPRも含め国内の展示会への出展回数は20以上という。台湾、中国では既に販路を拡大しており、さらに日本での市場開拓のため今後も展示会での訴求を図る。

徐さん(左)と内視鏡ホルダーを設計した王仁政博士(右)

 

RISOCON TOKYO 2019とSEECAT’19開幕 東京都パビリオンやオリパラ企画展示も

10月2日、東京ビッグサイト青海展示棟で「危機管理産業展(RISOCON TOKYO)2019」と「テロ対策特殊装備展(SEECAT’)19」(主催:東京ビッグサイト)が幕を開けた。開催規模はRISCONが298社445小間、SEECATが99社167小間(9月13日時点)。

RISOCON TOKYOは『危機管理』をテーマにした展示会。「防災・減災」、「セキュリティ」、「事業リスク対策」の3分野を柱に、事業活動を取り巻くあらゆるリスクに対処する最新の製品・サービスが集う。危機管理に関する展示会の先駆けとして国・地方自治体関係者をはじめ、重要インフラや商業施設、学校・病院、製造業など多岐にわたる業界の経営層や管理・総務部門が来場する。

SEECATは国内唯一のテロ対策に特化した展示会で、国内外からテロ対策に関わる最先端技術を有する企業が出展する。入場審査により来場者を限定したクローズドショーとすることで、警察・消防・自衛隊などの治安関係者をはじめ、重要エネルギー施設や交通インフラ、大規模商業施設等の関係者とピンポイントで効率的なアプローチを実現。日本では2020年東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、2025年には大阪万博の開催も決定したことから国際的なイベント会場をはじめ観光地、商業施設などソフトターゲットのテロ対策が急務となっている。

開会式には主催者を代表して、東京ビッグサイトの石原清次社長が登壇。来賓からは東京都の多羅尾光睦副知事、防衛装備庁の外園博一防衛技監、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 警備局の平林新一次長、東京消防庁の安藤俊雄消防総監、駐日英国大使館のポール・エリス参事官(防衛装備、サイバーセキュリティ、航空宇宙担当)、東京都中小企業振興公社の保坂政彦理事長、船山の秋山政信社長の7人が参列した。

危機管理産業展では関係9機関により東京の危機管理を提案する「東京都パビリオン」のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会警備局による企画展示などが行われる。

セミナー・イベントの受付を開始 SEMICON Japan 2019

SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は2019年12月11日から13日にかけて東京ビッグサイトで開催する、エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2019」のセミナー・イベントの受付を10月1日より開始した。SEMICON Japanの展示会、セミナー、イベントへの参加は原則、すべて事前登録・申込が必要で、公式WEBサイト(www.semiconjapan.org/jp)にて受付中。

2018年開催のようす

■オープニングキーノート(初日)
「破壊的イノベーションがもたらす未来社会」をテーマに経済界と産業界のトップエグゼクティブが語る。

・世界経済フォーラム 日本代表 江田 麻季子 氏
・Arm Immersive Experience Group Vice President and General Manager ナンダン・ナヤンパリー氏

■「SuperTHEATER」
西展示棟アトリウムに設置される「SEMICON Japan ARENA」にて開催。オープニングキーノートのほか、SEMICON Japanを構成する各分野の基調となる7つのフォーラムおよびサミットを提供する(聴講無料)。

12月11日(水)
オープニングキーノート「ゲームチェンジの時代の渦中で業界が目指すべき未来とは」
半導体エグゼクティブフォーラム「デジタル化をけん引する半導体デバイスメーカトップ2が語る」
SMART Connectivityフォーラム「5Gイノベーションがもたらす無限の世界」

12月12日(木)
SMART TransportationフォーラムI「自動運転最前線」
SMART TransportationフォーラムII「空の移動革命」

12月13日(金)
製造イノベーションサミット「装置メーカーエグゼクティブによるパネルディスカッション」
みらいビジョンフォーラム「テクノロジーと身体の未来2.0」

半導体エグゼクティブフォーラムではソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長ならびにウェスタンデジタルジャパンの小池淳義社長が、SMART Connectivityフォーラムではソフトバンクモバイル技術統括 常務執行役員 兼 CNO (Chief Network Officer) 佃 英幸氏が登壇。製造イノベーションサミットでは、ニコンの牛田一雄会長など業界をリードする各企業のトップエグゼクティブが登壇する。

■SEMIテクノロジーシンポジウム
半導体のデバイス技術、製造技術の進捗を第一線の技術者が発表するSEMIテクノロジーシンポジウム。ラインナップを一新し、時間を拡充して8つのセッションで実施(聴講有料)。

12月11日(水)
パワーデバイスセッション「新材料パワーデバイスの技術動向最前線」
MEMS・SMARTセンシングデバイス セッション「次世代アプリケーションをリードするMEMS」
テスト セッション「スマート社会の基盤を支えるテスト技術」
先端リソグラフィーセッション「先端リソグラフィー技術の最新動向」

12月12日(木)
先端材料・分析セッション「In-line 分析最前線」
先端デバイス・プロセスセッション「先端デバイスの現状と将来の展望」

12月13日(金)
特別セッション:次世代デバイス「次の世代を切り開く新規デバイス技術」
パッケージングセッション「5G革命を実現するパッケージ・実装技術の課題と展望」

■TechSTAGE
SMART Applicationsやエレクロトニクス全体のテクノロジー、ビジネストレンドの最新情報を提供する(全13セッション、聴講無料)。

12月11日(水)
PLP技術の標準化ワークショップ「モールド樹脂上の配線層形成の必須項目」
SMART Designフォーラム「IC製造工程とIC設計開発環境の新たな潮流」
サイバーセキュリティフォーラム「クラウド、IoTの脆弱性を再確認」
SMART Dataセミナー「次世代のデータ活用手法に焦点をあてた最新動向」
SMART Manufacturingフォーラム「組み立てラインにおけるスマート化」

12月12日(木)
若手技術者に向けた半導体製造工程のオーバービュー(協力:半導体産業人協会)
SMART Designフォーラム「IC製造工程とIC設計開発環境の新たな潮流」
半導体・電子デバイスの模倣品対策「装置部材メーカーを巻き込んだ標準化の現状」
BCP (Business Continuity Plan)セミナー「事業継続計画の重要性を再認識する」
SMART TransportationフォーラムIII「自動運転最前線2」

12月13日(金)
中古半導体装置セミナー「IoT及び高度ネットワーク社会における装置活用とは」
SDGs/サスティナビリティセミナー「社会をささえる半導体による価値創造」
エレクトロニクス材料フォーラム「半導体材料サプライチェーンマネージメント」

■その他注目セッション
最新の市場動向や、初めての方にもわかりやすい技術解説セミナーを実施(聴講有料)。

SEMI Marketフォーラム「半導体サプライチェーン回復のシナリオ」(12月11日)
SEMI Tutorial 半導体プロセス技術「半導体デバイス製造プロセスをわかりやすく解説」(12月12~13日)

■SMART Workforce
業界の人材育成を目的とする「SMART Workforce」では、若手社員や学生を対象とした次の6つのセミナー・展示を予定。

TECH CAMP:ハッカソン、セミナー、交流会を含む3日間の集中講座(12月11-13日)
未来COLLEGE:学生向け業界ガイダンス・ブースツアー(12月11-13日)
アカデミア:大学による研究開発の展示・口頭発表(12月11-13日)
THE高専:高等専門学校の学生による研究発表会・展示(12月11-13日)
未来プログラム「若手エンジニアの挑戦」:第一線で活躍する若手技術者が登壇(12月12日)
同「若手技術者に向けた半導体製造工程のオーバービュー」(12月12日)
TECH CAMPハッカソン発表会:若手社員による10年後のイノベーション(12月13日)

※ 上記セミナーおよびイベントの詳細、またこの他のセミナーやネットワーキングイベントについては、SEMICON Japan公式Webサイト(www.semiconjapan.org/jp)を参照すること。参加は無料だが、一部参加条件のあるイベントもある。

■「SEMICON Japan 2019」スポンサー(五十音順)
プラチナスポンサー
(株)SCREENセミコンダクターソリューションズ
(株)ディスコ
東京エレクトロン(株)
(株)ハイテック・システムズ
(株)日立ハイテクノロジーズ

ゴールドスポンサー
(株)アドバンテスト、Applied Materials Inc.、(株)荏原製作所、(株)KOKUSAI ELECTRIC、JSR(株)、(株)東京ウエルズ、(株)東京精密、(株)ニコン、Lam Research Corp.

アリーナステージスポンサー
THK(株)、東京エレクトロン(株)、日立化成(株)

SMART WORKFORCEスポンサー
THK(株)、村田機械(株)

SMART Applicationsゾーンスポンサー
ASE

 

SEMICON Japan 2019 開催概要
会期:2019年12月11日(水)~13日(金) 展示会10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟・南展示棟・会議棟
主催:SEMI
後援:一般社団法人SiCアライアンス、特定非営利活動法人LED照明推進協議会、一般社団法人エレクトロニクス実装学会、公益社団法人応用物理学会、一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人日本液晶学会、公益社団法人日本表面真空学会、一般社団法人日本真空工業会、一般社団法人日本電子回路工業会、一般社団法人日本電子デバイス産業協会、一般社団法人日本半導体製造装置協会、在日米国大使館商務部
テーマ:次代のコアになる。(英文 Enabling a Smarter World)
開催回数:第43回
Web:http://www.semiconjapan.org/jp

「Fashion world Tokyo Factory」タイパビリオンの商品選定業務を受託 伊藤忠FS

伊藤忠ファッションシステムはタイ国大使館商務参事官事務所からの依頼により、2019年10月2日から4日にかけて東京ビッグサイトで開催される「Fashion world Tokyo Factory」において、タイ国政府商務省国際貿易振興局(DITP)主催のタイパビリオンのテーマディレクション商品選定業務を受託した。

全世界のマーケットでの重要性が高まる「サステナブル」をテーマに、タイを代表する繊維企業からリサイクル原料等をキュレーションし、ブースにて展示する。

イメージ画像

■プレゼンテーションコーナー
Sustainability~タイ繊維産業としての環境、社会の持続性向上への貢献の取組~がテーマ。
世界的にも高機能繊維開発に定評のあるタイ王国は長い歴史の中で発展した高いデザイン性や品質と独自の機能性衣料開発により、繊維産業においてASEAN域内だけではなく、世界をリードしている。
近年の機能性開発で特に注力するのは、世界的健康志向で需要が高まるスポーツ分野。自国内の高齢化を受け発展が求められている高齢者向けや介護分野。接触冷感などの快適分野。そして、持続性可能分野。
今回のFASHION WORLD TOKYOでは、世界的に需要が高まるSustainabilityのコンセプトに合致する機能やストーリーを持ったタイの繊維を紹介する。豊かな自然が育んだ素晴らしい文化が魅力のタイならではの、天然資源を大切にしたものづくりや、機能性開発力を背景にした快適で健康な生活を長く続けるために役立つようなアパレルや素材が集う。

■プレゼンテーションコーナー展示概要
(1) 独自のリサイクル生地や製品(ペットボトルから再生したテキスタイル及びバッグ・カバー類)
(2) 山岳地域の経済活性化のための生産されたシルク生糸(スパンシルク)及び製品
(3) 独自の医療向け機能繊維および製品(PERMA(TM))
(4) タイ独自の材料を用いたナチュラルダイ
(5) その他、天候対応機能・生分解性繊維 等

■参加企業一覧(全15社)
【テキスタイル】
Perma Corporation Co., Ltd.
Spun Silk World Co., Ltd.
United Textile Mills Co., Ltd.
Futuretex Co., Ltd.
Thai Taffeta Co., Ltd.
JPN Inter (2016) Co., Ltd.
Boonchuay Industrial Co., Ltd.
Thanapaisal ROP.
Suratanapat Textile Ltd. Part.

【付属・アクセサリー】
Freetex Elastic Fabric Factory Co., Ltd.

【アパレル(メンズ・レディス・キッズ・ユニフォーム)・服飾雑貨】
Charter Enterprise Co., Ltd.
Thongthai Textile Co., Ltd.
Theparerg Co., Ltd.
T.K. Garment Co., Ltd.
S.P. Brother Co., Ltd.

■タイパビリオン出展概要
参加展示会: Fashion world Tokyo-FACTORY 2019
主催   : タイ国政府商務省国際貿易振興局(DITP)
場所   : 東京ビッグサイト
日付   : 2019年10月2日(水)~4日(金)
時間   : 10:00-17:00
ブース  : B38-30(国際 生地・素材EXPO内)
展示会詳細: https://www.fashion-tokyo.jp/ja-jp/to-visit.html

中小企業380社が集結して開催 新価値創造展2019

中小企業基盤整備機構(中小機構)は、全国から優れた製品・技術・サービスを持つ中小企業約380社が集結し、その強みや魅力を披露するビジネスマッチングイベント「新価値創造展2019(第15回 中小企業総合展 東京)」を2019年11月27から29日までの3日間、東京ビッグサイト南1・2ホールで開催する。

また、9月にオープンしたイベントサイトを10月1日リニューアルし、事前来場登録、メインステージ聴講予約を開始し、同展の見どころなどを追加掲載した。

「新価値創造展2019」について
優れた製品・技術・サービスを持つ全国の中小企業が一堂に会するビジネスマッチングイベント。来場者や出展者同士の出会いによる異業種連携や、ユニークな発想による新商品の開発などを通じた“新価値”を見出すことで、中小企業の販路開拓や市場創出を支援することを目的としている。

開催テーマ
新価値創造展2019は、新しい価値の創造と新市場の開拓という基本ドメインに加え、国内のみならず世界的に重要な課題となっている「生産性向上」と、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である「SDGs」をテーマとして開催する。展開内容は、「生産性向上」「SDGs」を主要演目としたステージプログラムの展開、先進的な取組事例を体感できる特別展示ゾーンの設置、また積極的に「生産性向上」「SDGs」に取組む出展者は社名版にロゴを掲示する。

展示テーマ
(1) 産業・技術(生産技術/新素材/IoT/ロボット)
加工・成型・接合・表面処理、機械部品・機器、電気電子機器、理化学機械・光学機器、情報・通信、素材・材料、制御・自動運転・安全・セキュリティ、測定・分析機器・センサー、ロボット・ドローン、ソフトウェア・システム、受託サービス(試作・OEM)、その他

(2) 健康・福祉(健康/医療/予防/介護)
臨床・処置、診断・予防、在宅製品・見守り、介護・リハビリ、ロボット・遠隔医療、診断支援・解析・センサー、その他

(3) 環境・社会(環境/防災/社会・地域課題)
環境改善・保全、省エネ・リサイクル、水素・燃料電池、二次電池、再生可能エネルギー、スマートグリッド、高機能建材・高効率建築、防災・防犯、農林水産業の高効率化、その他

ステージプログラム

「生産性向上」「SDGs」を主要演目にした充実のステージプログラム。

無料相談などの豊富なメニューもご用意。中小企業、ベンチャーの力を最大限に活かす国内最大級のイベントを目指す。イベント終了後も、全国から厳選された中小企業の製品・技術・サービスを紹介するWEB展示会「新価値創造NAVI」で継続的なビジネスマッチングを促進する。

新価値創造展2019は、「ものづくり」と「デジタルテクノロジー」を掛け合わせることで進化した日本発「MONODZUKURI」の最先端技術をグローバルに発信する展示会「IIFES 2019(旧:SCF/計測展TOKYO)」と相互入場を行う。会期中はいつでも「新価値創造展2019」の入場証を提示し「IIFES 2019」に入場することができる。

開催概要

名称:新価値創造展2019(第15回 中小企業総合展 東京)
会期:2019年11月27日(水)~29日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 南1・2ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催:独立行政法人中小企業基盤整備機構
後援:経済産業省中小企業庁、経済産業省特許庁、関東経済産業局、東京都、国立研究開発法人産業技術総合研究所、独立行政法人日本貿易振興機構、独立行政法人国際協力機構、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、株式会社日本政策金融公庫、株式会社商工組合中央金庫、東京中小企業投資育成株式会社、中小企業家同友会全国協議会
出展:約380社
来場:35,653人(前回実績)
ウェブサイト: https://shinkachi-portal.smrj.go.jp/event/shinkachi2019/

「第811号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第811号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
一面のニュース:IFFT/インテリア ライフスタイル リビング2019 新ディレクターを迎えて 特別企画で新しいオフィス提案、使用ホール拡大しレイアウトも新たに CEATEC 2019 ほか
・〈海外ニュース〉SXSW 2019
・業種別開催データ(11月~ 2020年4月)〈消費財関連〉…(3~5面)
・〈出展者に聞く〉ハイウィン
・〈注目のイベント〉シブハラフェス

発行について:第811号 2019年(令和元年)10月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

今週の展示会スケジュール(9/30~10/6)

▽神奈川

10月3日(木)~5日(土)
パシフィコ横浜
JACLaS EXPO 2019
https://www.jaclas.or.jp/

▽東京

10月1日(火)・2日(水)
東京ビッグサイト
レジャーホテルフェア2019
https://www.sogo-unicom.co.jp/pbs/fair/lhf/2019/index.html

10月1日(火)・2日(水)
東京ビッグサイト
レジャー&サービス産業展2019
https://www.sogo-unicom.co.jp/lsi/

10月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
食品開発展2019
フード・テイスト ジャパン(FiT Japan)
セーフティ&テクノロジー ジャパン(S-tec Japan)
ヘルスイングリディエンツ ジャパン(Hi Japan)
https://www.hijapan.info/

10月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
危機管理産業展2019(RISCON TOKYO)
http://www.kikikanri.biz/riscon.html

10月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
テロ対策特殊装備展’19(SEECAT)
http://www.seecat.biz/

10月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
第10回国際 ファッション ワールド 東京 [秋] ・第10回国際 アクセサリーEXPO [秋] ・第8回国際 バッグEXPO [秋] ・第8回国際 シューズEXPO [秋] ・第7回国際 アパレルEXPO [秋] https://www.fashion-tokyo.jp/ja-jp.html

10月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
第5回国際 ファッション 生産・素材 ワールド 東京 [春] ・第5回国際 ファッション OEM EXPO [秋] ・第5回国際 生地・素材EXPO [秋] https://www.fashion-factory.jp/ja-jp.html

▽愛知

10月3日(木)〜6日(日)
ポートメッセなごや
日本木工機械展/ウッドエコテック2019(Mokkiten Japan / Wood Eco Tech 2019)
https://mokkiten.com/

▽大阪

10月2日(水)~4日(金)
インテックス大阪
第22回関西 ものづくり ワールド2019
・第22回関西 機械要素技術展(M-Tech関西)
・第22回関西 設計・製造ソリューション展(DMS関西)
・第4回関西 工場設備・備品展(FacTex関西)
・第2回関西 ものづくり AI/IoT展
・第1回関西 次世代 3Dプリンタ展
https://www.japan-mfg-kansai.jp/ja-jp.html

座談会 MICEで日本をリードする九州3都市の挑戦 福岡市、北九州市、熊本市

界水泳の誘致や新たなイベント施設のオープンなど話題も多く、盛り上がる九州MICE。そこで、九州を代表する3都市の施設担当者に集まっていただき、新元号を迎えたこれからの九州の進むべき姿について、その展望を語り合っていただいた。

■参加者
・福岡コンベンションセンター/営業推進部 営業推進課長
中野 好孝 氏

・北九州観光コンベンション協会/事業部 事業課長
古賀 敦之 氏

・熊本市 経済観光局/新ホールマネジメント課 誘致戦略室参事
大村 亮太 氏

・熊本国際観光コンベンション協会/事業推進課 コンベンション誘致担当課長
髙橋 英樹 氏

(コーディネーター 本紙  池上 龍朗)

 

1.施設の最新状況をみる
―最近の施設稼働状況は好調と聞いていますが、皆さんの最新動向や活動状況を教えてください

中野 福岡コンベンションセンターは福岡国際会議場、マリンメッセ福岡、福岡国際センターの3施設を運営しています。このうち国際会議場の2018年度の室数当たりの利用率は、主要な会議室であるメインホール・多目的ホール・国際会議室の利用率は79.8%、中小会議室18室の利用率が64.9%でした。利用件数も国際会議や学術会議の開催件数が49件と過去3年間で最多となっており、全体の催事件数は858件と前年度より40件増加しました。
また、マリンメッセ福岡の利用率は対前年度比6.5%増の90.4%で、展示会利用とコンサート・興行利用がそれぞれ約4割と大きな比重を占めます。福岡国際センターの利用率も対前年度比3.3%増の93.7%と極めて高くなっており、2019年にはコンベンションセンターとしては初のeスポーツ大会「EVO Japan 2019」を誘致するなど新規催事の誘致にも積極的に取り組んでいます。

最新の話題としては、「第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会・第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会」の招致が決まるとともに、その会場の1つとなる「第2期展示場」の建設も急ピッチに進んでおります。ですが、マリンメッセ福岡、福岡国際センターを含めた3施設内に仮設プールを造ることになりますので少なくとも3か月以上、一般の方々や、リピーターのお客さまにご迷惑をおかけすることになるため、影響が考えられるお客様には、早めの日程調整や他施設の紹介などの提案を行い、できるだけご迷惑をお掛けしないよう努めております。

(左)中野氏、(右)古賀氏

古賀 西日本総合展示場(本館・新館)、北九州国際会議場を運営する北九州観光コンベンション協会は、平成29年4月に組織統合しましたが、その特徴はMICEの誘致部門、事業部門、観光事業部門があるため、MICEに関する一連の業務を組織内で完結できることです。

最近の取組みですが、見本市・展示会事業ではSDGsの紹介や市場とつながるビジネスマッチングなど8つの主催事業を展開。また会議・大会の誘致・支援事業では、北九州市がグローバルMICE都市に選定されて以来、ローカルホストやステークホルダーとの連携を強化し、国際会議件数は全国8位(2017年)と好成績をおさめています。
施設の稼働率についても西日本総合展示場新館・本館それぞれの利用状況は日稼働率86%を超え、北九州国際会議場では日稼働率96%まで上昇しています。

大村 今、建設を進めている熊本城ホールは、熊本市の中心地にある桜町地区再開発施設内にオープン予定でして、1階イベント・展示ホールが10月13日にオープンした後、順次、段階的に各フロアを開業し、全館グランドオープンは12月1日に迎えます。
熊本城ホールの特徴は3000人規模のコンベンションを単独開催できることと、ホールツアーコンサート会場として利用できるため、新たな交流を創出します。

Salesforce World Tour Tokyoが開催 ザ・プリンス パークタワー東京と東京プリンスホテルで

セールスフォース ・ドットコムは「Salesforce World Tour Tokyo」を9月25日と26日の2日間、ザ・プリンス パークタワー東京と東京プリンスホテルで開催した。
このイベントは、日本でも有数の単一企業によるプライベートショー。両国国技館、東京ビッグサイトなどでも展開し、毎年約1万名が参加している。

セールスフォース ・ドットコムはビジネスアプリケーションやクラウドプラットフォームをインターネット経由で提供する事業を展開しており、イベントでは同社が提供するクラウド型営業支援ツール「Salesforce」のサービスや活用方法を基調講演・展示、利用者の成功事例、製品別・業種別セッション、ワークショップ、ネットワーキングなどさまざまなプログラムを通じて紹介する。

 

展示会場「CUSTOMER SUCCESS EXPO」では、Salesforceの最新のソリューションを紹介する「SALESFORCE CUSTOMER 360 CAMPGROUND」のエリアを中心に、パートナー企業79社が出展するエリアを展開。
「営業支援」エリアでは、新しい顧客情報のデータベースや、多くの営業先を効率よく最短で回る営業ルートの検索、イベントで取得した名刺やアンケート結果の活用などを促すといった、営業効率化を図るソリューションを提案する。
「マーケティング支援」エリアでは、セミナーやイベントで獲得した見込み顧客を売り上げに結びつけるクラウドを活用したツール、「コラボレーション支援」エリアでは、カレンダー機能を使ったスケジュール管理、社内で使用する掲示板、ファイル共有の使いやすくするツールを紹介。
ほかにも、人事総務、経理部に向けた「バックオフィス支援」エリア、コールセンターやカスタマーサポートの業務効率化を図るツールを展示する「カスタマーサポート支援」エリア、Salesforceの活用を社内で定着化させるためのソリューションが並ぶ「定着化支援」エリア、
クラウド化が進む金融企業に向け「金融企業向け」エリア、合わせて7つのエリアで会場内を構成した。

通常のBtoBのプライベートショーの雰囲気と異なり、会場全体に植物があしらわれたり、岩や芝のような装飾が施されたりと、自然を感じさせるような演出がされているが、イメージは「国立公園(National Park)」だという。アメリカの国立公園は誰にでも開かれたものであり、Salesforceはこの「National Park」をブランディングメッセージとして謳っている。国立公園と同様に、“Salesforceは誰にでも開かれている”“誰にでもビジネスチャンスがある”といったメッセージが込められている。

未来の生活やモビリティのあり方に焦点 東京モーターショー2019

9月26日、日本自動車工業会は都内で10月に開催する「第46回東京モーターショー」の説明会を実施した。
はじめに日本自動車工業会(自工会)モーターショー特別委員会の長田准委員長(トヨタ自動車国内販売事業本部 副本部長)が開催の概要について説明。特別ムービーの上映が行われた。

長田氏は今回の東京モーターショーについて、「これまでの概念でない」とし「自工会として次に推していくモビリティを、他業種と手を取り今後どのような社会、そして世界になっていくのかを我々なりに提案してみたもの。お客様に次の世代のモビリティは楽しいということをモーターショーの新しい形で体験できないかなと思い企画させてもらった」とコメントした。

東京モーターショーは10月24日から11月4日までの12日間で開催する。東京オリパラ2020による東京ビッグサイトの利用制限から今年は東京ビッグサイトで利用ができる西・南展示棟とTFTビル横駐車場を活用する有明エリア、さらに約1.5kmほど離れた場所にある仮設展示棟の青海展示棟とトヨタ自動車の展示ショールームメガウェブを含む青海エリア、そして両エリアを結ぶ一本道をOPENROADとして展開することを発表している。

24日には青海エリアで展開するFUTURE EXPOについて新たな発表が行われ、“移動体験”や“都市”“スポーツ”などをキーワードにNECの空飛ぶクルマ試作機やトヨタのAPM、パナソニックのSPACE-L、NTTのKirari!などが展示され、未来の日本をテーマに展開することが明らかとなった。

(左)空飛ぶクルマ試作(NEC)(右)APM(TOYOTA)
SPACE-L(Panasonic)

また青海展示棟では初となるキッザニアとのコラボレーション企画で、子どもたちを対象に各自動車メーカーが実施する体験プログラムの詳細が発表された。


従来の自動車愛好家向けの企画として東京オートサロンと連携した企画やモータースポーツジャパンスーパーカー協会と連携した「DRIVEPARK」、FAI公認のドローンレース「Drone Tokyo 2019 Racing &Conference」はTFTビル横駐車場で開催する。
次世代モビリティの展示のほか、モビリティ試乗体験ができるOPENROADではさまざまなモビリティを選んで乗ることができる。

東京モーターショーは9月26日段階で187社・団体の出展が決まっており、来場者は前回の約77万人を大きく超える100万人を目指す。(詳細は見本市展示会通信10月15日号に掲載)