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展示会で成功する 出展戦略 にぎわいブースから学ぶ 商品魅力の伝え方~前半

展示会に行ったことがある、あるいは出展したことがあるなら、考えたことはないだろうか。いつも人がいっぱいのブースと、全く人が寄りつかないブースの差について。展示会において集客は肝であり、いつも担当者の悩みの種だ。SUPER PENGUIN・代表取締役の竹村尚久氏に、本当に成功するブースの作り方について話を聞いた。(前半)

人が集まるブースはどのように作られるのか

徹底的な来場者目線であること

ブースを造るうえでまず必要なのは、徹底的な来場者目線であることだろう。
来場者が展示会場で何を考え、どのように行動するかを研究すること。それがブースデザインや集客を考えるベースになる。

竹村氏は多くのブースデザイン・施工の経験を通じて、来場者の行動を見続けてきた。そこで掴んだ来場者の共通した行動パターンとは何かと問うと、「来場者は話しかけられることを避ける傾向にあり、ブースの前を歩く時間は1小間なら、わずか3から5秒ほどしかありません」という。

例えばA1サイズのパネルをブースに並べたとき、たいていの出展者はできるだけ多くの情報を詰め込みたくなってしまう。
しかし、来場者の立場に立って考えてみると、通り過ぎる時間は3秒から5秒という極めて短い時間である。万一、立ち止まってくれたとしても20秒ほどの時間でしかなく、その短時間で受け取れる情報の量はかなり限られてしまうことが分かる。

竹村氏は「空間デザインが心理学といわれるように、展示会のブースデザインも、来場者の心理を形にしたもの」と言い切る。来場者にブースを見てどんな印象を持たせ、どんな行動をさせたいか、それをブースのデザインや構造に反映させることができるかが集客を成功させるための絶対条件といえよう。

NEXT:出展側のモチベーション

1月開催展として初めてファインジュエリーにフォーカス ビジョルカ・パリ2019

ファッションジュエリー、時計、工芸技術産業国際見本市「ビジョルカ・パリ2019」が1月18日から21日の4日間にわたり、パリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で開催される。

ビジョルカ・パリ 2018年9月展

毎年1月と9月に開催されるこの見本市では、毎回ジュエリー業界関係者をはじめデザイナーやクリエイター、ファッション業界の関係者が世界中からパリに集結。日本からは大手ジュエリーショップやセレクトショップ、大手テレビ通販会社が毎回仕入れや視察に訪れている。2019年展では350におよぶブランドが出展予定で、そのうち55%がフランス国外約30カ国から参加予定。来場者数は1万2000人を見込んでいる。

昨年12月9日にサロン・ディレクターに就任したマリーヌ・ドゥボス氏が指揮をとり、1月展では初めて腕時計・ファッションジュエリー・金細工や銀細工・ファインジュエリー分野にフォーカスし供給を強化していく。

ビジョルカ・パリ2019」公式サイトへはリンクから。

 

見本市展示会通信」793号より抜粋(2019年1月1日発行)

購読案内 通常号

過去最多の33万666人が来場 東京オートサロン

東京オートサロン実行委員会(東京都新宿区 サンズ内)は1月11日から13日までの3日間、カスタムカーと関連製品の世界最大級の展示会「東京オートサロン2019」を幕張メッセで開催した。3日間の来場者数は33万666人(前回比103.6%)となり、過去最多の動員を記録した。

東京オートサロンは“カスタムカー文化の確立”を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」 としてスタート。1987年に名称を「東京オートサロン」と改め、今回で37回目の開催となった。

2020年は1月10日から12日までの3日間、幕張メッセで開催する。

【PR】豪華講師によるセミナー併催|第6回 イベント総合EXPO

リードエグジビションジャパンは2月27日から3月1日までの3日間、千葉市の幕張メッセで「第6回 イベント総合EXPO」を開催する。イベント企画運営、機材・用品、アトラクション・遊具、装飾、グッズ、会場ケータリング、セキュリティなど、イベント開催に関連する製品・サービスを展示。同時開催展の「第6回 ライブ・エンターテイメントEXPO」「第2回 地方創生EXPO」「第2回 スポーツビジネス産業展」と合わせ、来場者は3万人を見込む。

併催イベントの特別講演・専門セミナーでは、SNS活用、インフルエンサーマーケティング、AR/VR活用など、ブランディングやマーケティング手法を学びたい担当者向けの内容となっている。

 

Ⅰ特別講演(無料)

日程 テーマ 登壇者
2月27日 デジタル時代のイベントとは?

~トヨタのファン・マーケティング~

土橋 代幸氏(デルフィス)
SNSを活用してイベント効果を最大化!

Facebook、Instagram、Twitterの活用術

井出 修二朗氏(アライドアーキテクツ)
UUUMが語る 進化するインフルエンサーマーケティング 市川 義典氏(UUUM)
2月28日 アサヒ飲料が展開するブランド・マーケティング

~ファン育成イベントやESG活動による「価値創造」~

大越 洋二氏(アサヒ飲料)
戦略PR ~「人を動かす」法則~ 本田 哲也氏(ブルーカレント・ジャパン)
世界に学ぶ 日本版IRの理想形とは 北谷 賢司氏(アンシューツ・エンタテイメント・グループ)

Ed Bowers氏(日本MGMリゾーツ)

中條 辰哉氏(ラスベガス・サンズ)

William Shen氏(シーザーズ・エンターテイメント・ジャパン)

3月1日 来場者数5年間で80万人増加!のピューロランド

顧客体験の新たな創出とは?

小巻 亜矢氏(サンリオエンターテイメント)
ハウステンボスが仕掛ける 日本一・世界一のイベントづくり

~V字回復のカギはイベントにあり~

柚木 達矢氏(ハウステンボス)
SNS活用によるイベント集客術!

~工夫次第でイベント後にも情報拡散~

田中 孝治氏(シェアコト)
リアルイベント×インフルエンサー

~メルカリのマーケティング戦略~

丹下 恵里氏(メルカリ)

 

Ⅱ専門セミナー(有料)

日程 テーマ 登壇者
2月27日 AR/VR活用でイベント体験向上!『データテインメント』が可能にする最新イベントとは 朴 正義氏(バスキュール)
2月28日 施設年間来館者数650万人! 横浜赤レンガ倉庫のイベントはなぜ好評を博しているのか? 吉本 洋秀氏(横浜赤レンガ)
3月1日 年間来場者数500万人以上を魅了する「肉フェス」のファン作りとは 遠藤 衆氏(AATJ)

牧野 晃典氏(TAMARIBA)

大手企業からの依頼殺到 イベントプロデュースのプロが語る 「成功するイベントとは?」 光畑 真樹氏(グローバルプロデュース)

 

【詳細・申込】https://d.live-event.jp/event/

今週の展示会スケジュール(1/15~1/20)

1/15~1/20 開催の展示会

▽神奈川

1月18日(金)~20日(日)
パシフィコ横浜
ジャパンフィッシングショー2019 – in YOKOHAMA -(JAF)
https://www.fishingshow.jp/

▽東京

1月16日(水)~18日(金)
東京ビッグサイト
第48回ネプコン ジャパン(エレクトロニクス開発・実装展)
・第48回インターネプコン ジャパン(エレクトロニクス製造・実装展)
・第36回エレクトロテスト ジャパン(エレクトロニクス検査・試験・測定・分析展)”
・第20回半導体・センサ パッケージング技術展(ISP 2019)
・第20回プリント配線板EXPO(PWB 2019)
・第20回電子部品・材料EXPO
・第11回LED・半導体レーザー技術展(L-Tech 2019)
・第9回微細加工EXPO
https://www.nepconjapan.jp/ja-jp.html

1月16日(水)~18日(金)
東京ビッグサイト
第11回オートモーティブ ワールド(クルマの先端技術展)
・第11回国際 カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)”
・第10回EV・HEV 駆動システム技術展(EV JAPAN)
・第9回クルマの軽量化技術展
・第7回コネクティッド・カーEXPO
・第5回自動車部品&加工EXPO(カーメカJAPAN)
・第2回自動運転EXPO
https://www.automotiveworld.jp/ja-jp.html

1月16日(水)~18日(金)
東京ビッグサイト
第5回ウェアラブルEXPO(ウェアラブル 開発 ・活用展)
https://www.wearable-expo.jp/ja-jp.html

1月16日(水)~18日(金)
東京ビッグサイト
第3回スマート工場EXPO(IoT/AI/FAによる 工場革新展)
https://www.sma-fac.jp/ja-jp.html

1月16日(水)~18日(金)
東京ビッグサイト
第3回ロボデックス(ロボット 開発 ・活用展)
https://www.robodex.jp/ja-jp.html

▽静岡

1月19日(土)・20日(日)
ツインメッセ静岡
ジャパンレプタイルズショー2019 Winter
http://www.rep-japan.co.jp/jrs/index.html

▽愛知

1月16日(水)・17日(木)
ポートメッセなごや、ウインクあいち
名古屋テーブルトップショー2019(NTS)
http://tabletopshow.biz/

「第794号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第794号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
・一面のニュース:2019年展示会動向 新規展50件が誕生、JAPAN注目展 テクニカルショウヨコハマ2019
・2019年の注目展
・〈寄稿〉ICCA総会参加レポート ㈱コングレ 金恵珍氏
・業種別開催データ(2月~7月)<生産財関連>
・国際展示場駅・有明駅前に新ホテルが誕生 ダイワロイネットホテル東京有明
・〈訂正版〉2019年の展示会開催スケジュール

発行について:第794号 2019年(平成31年)1月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

コレクタブルカーオークション「20年には日本最大の100車を」 東京オートサロン

カスタムカーの祭典「東京オートサロン2019」(TAS、主催:東京オートサロン実行委員会(東京都新宿区 サンズ内))が1月11日、幕張メッセで幕を開けた。

TASは今回で37回目。幕張メッセに会場を移してからは21回目となり、国内主要自動車メーカー、外国車インポーター、タイヤメーカー、アフターパーツメーカー、カスタムショップなど426社から過去最多900台以上の車両が展示される。オープニングセレモニーでは日本太鼓「TAKERU」のパフォーマンスを皮切りに、千葉県 商工労働部 地域産業推進・観光担当部長の田中剛氏と日本自動車工業会(自工会)の矢野義博会長が挨拶。田中氏はTASを「今日における幕張メッセを代表するイベントであり、新春を彩る風物詩だ」と高く評価。矢野氏は「平成最後の年なので(協力して)車・バイクを盛り上げていきたい」と語るとともに、今回初めてTASの公式マップに東京モーターショー自工会が主催する「東京モーターショー」の案内が載ったとして、感謝の意を表明した。

会期初日には昨年好評を博した日本発のコレクタブルカーオークション「TOKYO AUTO SALON AUCTION with BH Auction」も実施。先駆けて行われたBHJ事業パートナー記者発表会では、BHJの堺正章会長が昨年のオークションに大きく貢献したチームTAISANオーナー兼監督の千葉泰常氏に感謝状を授与したほか、BHJの武井真司社長が「昨年の16車から50車まで出品を増やした。20年は100車を目指し、日本最大のコレクタブルカーオークションに成長させていきたい」と目標を掲げた。TASの坂井正治事務局長も「出展者と来場者がつながる場を提供するのがわれわれの役目。来年どうなるかを考えるとワクワクするが、まずはこの後のオークションを楽しんで欲しい」と語った。

TAS会期中は隣接のZOZOマリンスタジアムで同乗試乗会を行うほか、2日目には「日本レースクイーン大賞2018表彰式」、3日目には「東京国際カスタムカーコンテスト2019」を開催するなど、イベントも多岐にわたって展開される。

 

伝統の祭りとご当地グルメが今年も東京ドームに ふるさと祭り東京2019

 ふるさと祭り東京実行委員会は、東京ドームで「ふるさと祭り東京2019-日本のまつり・故郷の味-」を1月11日から20日までの10日間開催する。ふるさと祭り東京はこれまで延べ340万人以上を動員しており、11回目の開催となる今回も伝統の祭りとご当地グルメが集結する。
 食の人気コーナー「全国ご当地どんぶり選手権」では、10回目の開催を記念して、過去の選手権で2度のグランプリ受賞を果たした3つの「殿堂入りどんぶり(殿丼)」も選手権に参戦。前年上位のシード5どんぶり、予選会突破10どんぶりと合わせて計18のどんぶりが出場し、過去最大規模で開催する。
また、新企画として「お祭り串グルメ&地酒セレクション」や、「ふるさと週末パン祭り」を実施する。
 そのほか、「ごはんのおとも」を揃えた“”市場を炊き立てのご飯片手に巡る「絶品!逸品!ちょいのせ市場」や、ご当地麺を販売する対象店舗のスタンプを4つ集めるごとに商品が当たる「イケ麺スタンプラリー」など、全国価値のグルメを楽しめるイベントが多数用意されている。
 さらに、期間中の18時から21時は、場内を暗転し巨大な夜祭会場として演出する「スペシャルナイトイベント」を実施する。

・第10回全国ご当地どんぶり選手権
  過去の選手権で2度のグランプリ受賞を果たした「うにめし丼」(北海道)、「米沢牛ステーキ丼」、「八戸銀サバトロづけ丼」(青森県)が、その快挙を称え「殿堂入りどんぶり(殿丼)」として登場。前回選手権で上位入賞を果たしたどんぶりは、シードどんぶりとして東京ドーム本線から出場する。2018年9月22日、23日の2日間、東京ビッグサイトで開催した予選会「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン2018」を勝ち抜いた10どんぶりも本選に挑む。 

・お祭り串グルメ&地酒セレクション
 お祭りを観ながら気軽に片手で楽しめる「串」と「地酒・地ビール」をセットで味わえる新企画となっている。 

・ご当地サンド市・ふるさと週末パン祭り
 地元の“味力”を挟んだサンドウィッチを楽しめる企画「ご当地サンド市」に加え、新企画として土日祝日の5日間、各地の人気ベーカリーを集めた「ふるさと週末パン祭り」を開催する。 

・ご当地スイーツマルシェ
 全国の名店がふるさと祭りのために開発した「ご当地素材たっぷりのできたてスイーツ」や、各店の人気メニューを販売する。さらに、18時から21時の「スペシャルナイトイベント」に合わせた「ご当地“夜パフェ”」も販売する。 

・ふるさとの祭り
 跳人(はねと)の演舞とともに勇壮な山車を豪快に曳き回す日本屈指の祭典「青森ねぶた祭」(青森県)、色鮮やかな山車が自由自在にその姿を変えながら練り歩く「八戸三社大祭」(青森県)、46個の提灯がついた重さ50kgの竿燈を自在に操る妙技の力強さが圧巻の「秋田竿燈まつり」(秋田県)など東北地方を代表するお祭りから、初登場となる「桐生八木節まつり」(群馬県)やふるさと祭りで屈指の人気を誇る「高知よさこい祭り」(高知県)、「沖縄全島エイサーまつり」(沖縄県)など、全国各地から15を超える団体が集まり会場を盛り上げる。 

・スペシャルナイトイベント
 ご当地グルメと並んでふるさと祭りの見どころである、全国各地の伝統のお祭りを楽しめる「お祭りひろば」。18時から21時は場内を暗転して巨大な夜祭会場として演出し、全国各地の地酒・地ビールを片手にご当地グルメを味わいながら、迫力あるお祭りステージを観ることができる。16時以降有効の「イブニング券」も販売する。 

・ご当地キャラ大集合
 開催期間中、合計80以上のご当地キャラクターが日替わりで会場内に登場し、毎日15時からはお祭りひろばで「ご当地キャラ毎日大集合」を開催するほか、1月16日は「スペシャルナイトイベント」に合わせ、ふなっしー(Vo)、アックマ(Ba)、にゃんごすたー(Dr)のご当地キャラで結成されたキャラクター・メタルバンド「CHARAMEL」によるバンドショーを実施する。 

・イケ麺スタンプラリー
 全国各地から「ひもかわうどん」「ソーキそば」など30種以上のご当地麺が集結。ご当地麺を販売する対象店舗のスタンプを4つ集めるごとに豪華商品が当たる抽選会に参加できる。 

・絶品!逸品!ちょいのせ市場
 「沖漬け生しらす」や「認定近江牛3秒ステーキ」、「辛子明太子」など全国各地から選りすぐりの「ごはんのおとも」を揃えた市場を、炊き立てのごはん片手に巡り「自分のためのわがままな一杯」を作ることができるコーナー 

・にぎわい市
 過去最多となる300を超える全国の美味いが集まる。うに・いくらなどの海鮮、ブランド牛などのA級グルメから、ご当地麺など話題のグルメまで幅広く取りそろえる。さらに各地の地酒・地ビール・泡盛など100種類を超える全国の酒も堪能できる。
 多くのブースで実演販売・試飲試食を行い、日本各地の祭りを観ながら全国の味を食べ比べ・飲み比べできるのもふるさと祭り東京の醍醐味だ。 

・おみやげグランプリ2019
 国内から海外まで誰もが喜んでもらえるような「おみやげ」を日本各地より募集し、日本の魅力を再発見できるような逸品を発掘する。審査の結果フード・ドリンク部門のグランプリに吉村の「江戸越屋 粋町玉手箱」、グッズ・ノベルティ部門のグランプリ/観光庁官賞にココラックの「和柄ちりめんくつひも」が選ばれた。入賞したおみやげは会場内で展示・販売する。 

・魅力発券!全国ご当地マラソン2019
 「走って、旅して、楽しもう」をコンセプトに、特色あるご当地マラソンの紹介をはじめ、観光・グルメ情報の提供や特産品の販売を行う。また、コーナーのスペシャルサポーター谷川真理(マラソンランナー)が、マラソンをはじめスポーツに関わりの深い著名人とトークステージを行う。

アディスミューズ内覧会 最新のマネキンから什器、展示会施工事例を紹介

マネキンや什器、展示会や商空間の施工を手がけるアディスミューズは1月23日から25日の3日間、内覧会「ADDISWAY」を開催する。会場はサンライズビル東京(中央区)。

アディスミューズは2018年に40周年を迎え、マネキン事業から什器レンタル、空間装飾などマーケット市場の変化に合わせて展示会、店舗をはじめとする商空間づくりに携わっている。今回の内覧会でも最新のマネキンや什器、ブースの施工事例などを展示する。

入場は無料(招待券不要、業界関係者に限る)。開場時間は10:00~18:00(最終日17:00まで)。

 

 

郷土の文化を世界に発信 三陸国際芸術祭

国際交流基金アジアセンターは、2月9日から3月25日に「三陸国際芸術祭」を三陸国際芸術推進委員会、ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)との共催で開催する。

会見で披露された青森県八戸市の「鮫神楽」

開催地は青森から岩手にかけての三陸沿岸エリア各地。このイベントは三陸沿岸地域で受け継がれる郷土芸能の発信と、国内外との交流を目指し、三陸の芸能とアジアの芸能、現代の芸術が共鳴する芸術祭として毎年開催している。5回目を迎える今回は「宿ル」をテーマに展開し、ワークショップやトークイベント、フリーマーケットなど、さまざまな企画を実施する。

JCDN・理事長の佐東範一氏は「各地の芸能は保存だけでなく、どのように現代に芸能を息づかせていくか、また未来にどのように繋いでいくかの課題に対し、積極的な活動を行っている。各地域の踊りごとに歴史があり、それを世界に発信していきたいと考え、スタートしたのがこのイベント。外から来た人ではなく地元の人が主役の芸術祭を目指している」と趣旨について語った。

見本市展示会通信」793号より抜粋(2019年1月1日発行)

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