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【出展者に聞く!】イベント・展示会の新たなサインに~ゴング・インターナショナル

舞台照明・美術機器の販売を行うゴング・インターナショナルは、5月30・31日に多摩市民館で行われた演出照明機器の展示会「第11回MTC2018」(主催=エンジニア・ライティング)に出展した。

プロジェクションマッピングなどで使用されるArKaos社のメディアサーバのほか、LEDキューブオブジェなどを展示。また専門的な知識がなくても使用できるGOBOプロジェクターも登場した。GOBOとは、メタルやガラスなどの板に絵柄をのせた板のことで、光を当てることにより壁面に絵柄を投影することが可能。至近距離での投影にも対応することから、商業施設やイベントでのサイン・販売促進ツールとして活用できる。

同社の木崎周彦氏は、「手軽に使用できるGOBOプロジェクターが、イベント・展示会のディスプレイを盛り上げるのに一役買いたい」と話した。

〈展示会データ〉
展示会名: 第11回MTC2018
会  期: 5月30日・31日
会  場: 多摩市民館

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見本市展示会通信」780号より抜粋(2018年6月15日発行)

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7月18日から20日に東京ビッグサイトで開催~メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018【展示会開催情報】

日本能率協会は、7月18日から20日の3日間、東京ビッグサイトで「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」を開催する。

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昨年開催のようす

同展は生産設備から社会インフラ、防災対策に関するメンテナンスやレジリエンスというリスク管理に関する最新製品や技術・サービスを集めた展示会。構成展示会は、「プラントメンテナンスショー」「インフラ検査・維持管理展」「建設資材展」「事前防災・減災対策推進展」「労働安全衛生展」「i-Construction推進展」「無電柱化推進展」の7つ。

また、出展者セミナーとして日産自動車による「設備保全で実現する生産コスト削減」や、特別講演会として東京大学大学院特任准教授(松尾 豊氏)による「AIの発達により我々の生活・産業がどのように変わるのか」などを実施。

今回で4回目となる「無電柱化推進展」では、2016年12月に“無電柱化推進法”が成立したことにより今後拡大が予測される無電柱化への取り組みとして、無電柱化をほかに先駆けて推進した自治体の事例や省コスト技術を紹介する。

そのほか、詳細はWEBサイト(https://www.jma.or.jp/mente/)まで。

 

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川崎市企業のPRを支援~テクノトランスファーinかわさき2018(第31回先端技術見本市)【展示会開催情報】

神奈川産業振興センター、神奈川県、川崎市は、7月11日~13日の3日間、「テクノトランスファーinかわさき2018(第31回先端技術見本市)」をかながわサイエンスパーク(KSP)で開催する。

以前開催のようす
以前開催のようす

川崎市企業の先端的な工業製品やソフトウェア、多岐にわたる新技術・新製品の展示・実演を通じ、企業製品のPR・販路の拡大・商取引の促進を図ること、地域産業の育成振興などを目的とし展開。

以前開催のようす
以前開催のようす

また、2018年度「低CO2川崎ブランド」「川崎メカニズム認証制度」募集説明会や「先端ナノ材料の革新的製造イノベーションと産業界への波及」と題した、ナノテクノロジーセミナーなどを行う。ほかにも、オープンイノベーションセミナー、日本弁理士会(関東支部)主催「知的財産セミナー」、かわさき知的財産シンポジウムなどの併催行事も予定している。さらに第14回川崎ものづくりブランド認定式も無料で見学できる。前回は118社・団体が出展し、来場者7905人を記録した。

そのほか、詳細はWEBサイト(http://www.tech-kawasaki.jp/ttk2018/)まで。

 

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【特別座談会】伝えるシステムブースデザイン

―時代の流れとともに、使われる部材も変化しているのですね。最近の傾向についてはいかがでしょうか

高田 西尾レントオールしか取り扱っていない商材はありますが、流行り廃りは感じますね。新しい商材のPRを行うと3年くらいは勢いよく出ていくのですが、それ以降は徐々に落ちてきます。他社との差別化を図るため、様々な部材でチャレンジしておりますが、ヒットするときもあれば中々思うようにいかなかった部材もありました。安定した売上としてはやはりシステムとトラスになっております。

臼田 一時、エコが大きく叫ばれている時代もありました。廃材を少なくするためシステムでブースを組んでほしいと指定を受けたこともあります。そのときはマキシマライトやオクタノルムを中心に設計をしました。

しかし、システムは規格に引っ張られてデザインが縛られてしまいがちですね。斬新なシステムの使い方を見に展示会へ視察に行くのですが、良いなと思ったデザインが別の展示会で大々的に取り入れられていたりして、考えることはみんな一緒なのだと感じます。

最近ではデザインの幅を広げるために木工とシステム両方を使った自由度の高いデザインが増えてきました。西尾さんが導入したT―WAVEを使うようになってからはさらにデザインの幅が広がり、目新しさからコンペで通ったりもしたのですが、そうするとほかの会社も追従してきていたちごっこ状態というのが正直なところです。

高田 T―WAVEは2005年から2008年までニシオレントオールコリアという会社を立ち上げるために韓国に行った際、目についたものを導入しました。箱型になっていてボリューム感が出せ、中にLEDを入れてアクリルをつければピカピカ光らせる面積を確保できたりと、木工に代わるシステム部材になると感じました。組むのもインパクトでボルトを留め、リフトで上げていけば良かったので導入から6年くらいはかなりの量を使っていただきました。

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瀬戸 私は以前海外の展示会を専門に扱う施工会社にいたことがあるのですが、国によっても流行は違いますね。面白かったのはブラジルで、みんな部材に付けるガラスサポートを使っていました。ブラジルには何度も行ったのですが、必ず同じで、恐らくブラジルの大手が仕入れた部材にみんなして飛びついた結果なのでしょう。

ただヨーロッパだけは少し傾向が違うかもしれません。ドイツを中心に色々な国が独自の傾向を持ち寄り、アイデアが混じり合っているせいかデザインが偏りにくい。ヨーロッパの展示会がほとんど国際展であることも関係しているのでしょう。

#1 #2

 

見本市展示会通信」778号より抜粋(2018年5月15日発行)

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健康・医療・福祉の最新情報を発信
~国際モダンホスピタルショウ【展示会開催情報】

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昨年開催のようす

日本経営協会、日本病院会は、7月11日から13日の3日間「国際モダンホスピタルショウ2018」を東京ビッグサイトで開催する。

同展は保健・医療・福祉関連の展示会で、「健康・医療・福祉の未来をひらく ~世代と国境を越えた豊かな共生を目指して~」をテーマに展開。
医療連携を支援するクラウド型システムや医用画像・映像ソリューション、在宅医療、介護、福祉などの国内外における最先端技術、機器を展示する。

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昨年開催のようす

また、会場内では2つの主催者を実施。「テクノロジーが映し出す変わりゆく医療の今と未来~メディカルIT最新事情~」では、国内外の医療ITの最新情報を紹介するほか、「快適な職場環境づくりのために」では、働きやすい病院や快適な環境をテーマにした製品、サービスを一堂に集める。

さらに、ホスピタルショウカンファレンス(要事前登録)を連日開催。学識経験者や専門家による、IoT、ICT、AIなどを活用した新たな病院のあり方についての講演や、国内の新たな国際医療への展開をテーマとしたセッションなどを予定している。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。

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テーマ別観光に注力~ツーリズムEXPO 2018

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日本観光振興協会、日本旅行業協会、日本政府観光局(JNTO)は「ツーリズムEXPOジャパン2018」を東京ビッグサイトで開催する。会期は9月20日から23日までの4日間で20・21日はビジネスデイ。

同展は国内外の観光振興や地域活性化、参画企業の発展成長を目指す専門展。今回はスポーツツーリズムやエコツーリズムなど多様化する観光のテーマ性を前面に出し魅力を紹介する。日本観光振興協会理事長の久保成人氏はテーマ別観光について地域と酒蔵の合同出展による酒蔵ツーリズムを例に挙げ「こういう旅があるんだと知ってもらえるように〝旅を見える化〞するための挑戦としてテーマ別の展開を強化したい」と話したほか、学び・体験などをキーワードにした産業観光エリアでは、昨年の10小間から今年は40小間への拡大を目指すと高い目標を掲げる。

また海外旅行の展示商談については、地域を横断するテーマ別の展示を目指していると説明。今回から新たにアドベンチャーツーリズム、リゾートウエディング、スポーツツーリズム、留学、クルーズの5つのコーナーを展開する。

 

そのほか、詳細はWEBサイトまで。

見本市展示会通信」780号より抜粋(2018年6月15日発行)

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6月20日・21日にマリンメッセ福岡で開催
~九州アグロ・イノベーション【展示会開催情報】

日本能率協会は6月20日・21日の2日間、「九州アグロ・イノベーション2018」をマリンメッセ福岡で開催する。

今回から、「九州スマートアグリ技術展」「九州アグリ・フードビジネス展」の2展を加え展開。「九州スマートアグリ技術展」は省人化・効率化を図るためのIoTやドローン、パワーアシストなど、新しいテクノロジーを提案。「九州アグリ・フードビジネス展」は農産物や農産加工品などを展示する。

以前開催のようす(東京開催)
以前開催のようす(東京開催)

また主催者企画デモコーナーでは、イチゴの省エネ栽培の先端研究を紹介。施設栽培を行う生産者へ向け、廃液の管理や肥料の吸収率をセンサーで計測するなど、最新技術によるデモンストレーションを行う。

【記事C】日本能率協会 中野氏
中野 健太郎氏

同展を担当する日本能率協会・産業振興センターの中野健太郎氏は「4回目の開催を迎え、九州の北部には周知が進んできた。次は九州でも特にマーケットの大きい鹿児島・熊本など南部九州への本展認知を進めたい。鳥獣対策、畜産などのテーマも取り入れながら、より南部九州の農業関係者にも興味を持ってもらえるよう取り組んでゆき、九州を代表する展示会にしていきたい」と今後の展開について語る。

そのほか、詳細はWEBサイト(http://www.jma.or.jp/ai/kyushu/)まで。

 

見本市展示会通信」780号より抜粋(2018年6月15日発行)

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MICE全体の経済波及効果踏まえ目標値設定へ
~グローバルMICE都市 都市力強化対策本部

観光庁は6月6日、東京・ベルサール八重洲でMICE誘致や競争力向上を目的に第2回「グローバルMICE都市 都市力強化対策本部」を開いた。参加メンバーはグローバルMICE12都市(東京都、横浜市、京都市、神戸市、福岡市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、札幌市、仙台市、千葉県千葉市、広島市、北九州市)のほか経済産業省、対策本部事務局(観光庁)。

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観光庁審議官の瓦林康人事務局長は「2017年の訪日外国人は2869万人だった」としてインバウンドの顕著さを主張。今後MICEが消費額や都市競争力、地域への経済波及効果、ビジネス・イノベーション創造の観点からますます重要になると発言した。

2017年の日本の国際会議開催件数は国際会議協会(ICCA)発表によると過去最高の414件。アジア・太平洋地域では単独1位であり、「一昨年に同率1位だった中国は若干後退した」と瓦林氏。開催件数は金沢、筑波、岡山、大津などで増えており、グローバルMICE12都市の開催件数は19件減の291件、前年比93.9%にとどまった。瓦林氏は「モチベーションの高い都市が増えたので、12都市も切磋琢磨してほしい」と語る。

 

見本市展示会通信」780号より抜粋(2018年6月15日発行)

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【特別座談会】伝えるシステムブースデザイン


消費からコト消費へとうたわれる昨今、展示会の重要性はますます注目を集め、需要を伸ばし続けている。展示会に欠かせないシステムブースもさらに機能性を求められる時代となった。今回、システムブースの魅力的な見せ方やシステム・トラス部材の活用法、最近の傾向を部材メーカ、ブースデザイン、ディスプレイ施工など各視点から語っていただいた。 (聞き手=木下慧輔)


■出演者

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■近年のシステム部材の傾向

―システム部材の特徴やメリットについてお聞かせください

高田 日本の展示会ではオクタノルム部材が一般化されていることが大きな特徴です。基礎でオクタノルムのシステムを持っている会社が数十社あるのですが、共通部材なので基礎壁面に各社の部材を組み込めるのは利点だと感じています。

予算が潤沢な場合は木工が人気ですが、エコの観点などからもシステム部材はまだまだ成長していくのではないでしょうか。

瀬戸 高田さんの仰る通り、システム部材は使い回しが可能です。ごみの排出が少なく、使い回すことで利益を上げることができる。加えて、組み立てや撤去の容易さも挙げられます。工具を持っていればすぐに、壁やさまざまなブースを組み立て撤去もできる。

特に日本の展示会は施工・撤去期間が短いので、システム部材は時間短縮という意味で合っていると思います。強度も特徴と言っていいかもしれません。アーチ状のデザイン、あるいは梁を飛ばす場合木工だと難しく、スチールで組むと特注で高くなってしまう。保管も大変です。その点アルミシステムなどは強度が優れていますので。

あとは海外展開に便利という点でしょうか。日本でデザインしたブースを海外に持っていくことも、その逆も可能です。特に大企業などは必ずと言っていいほど海外に出展しますが、毎回デザインを引いていては手間も労力もかかりすぎます。

臼田 システムと木工という話が出てきましたが、中村展設でもここ10年くらいで基礎の壁を木工からオクタノルムに変えるという出来事がありました。
うちが昔から基礎をやっている「全日本模型ホビーショー」という展示会があるのですが、ホビーメーカの集積地である静岡で開催される「静岡ホビーショー」とレギュレーションを統一していました。
互いにずっと木工でやっていて、東京だけオクタノルムに変えてしまうとシステムと木工ではピッチが若干異なるため、什器が入らなくなるなどの恐れがあったのです。しかし、木工で基礎を作っているイベントは今日では数えられるくらいしかない。

「どこかで時代の流れに乗らないと、いつまで経ってもずるずる行ってしまいかねない」と思い、多少強引に変えることにしました。
結果として施工時間が大幅に短縮され、徹夜をする必要もなくなり、職人さんの数も減らすことができました。システムを有効に使えばここまで大きなコストダウンができるのだと実感した実例です。

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「第780号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第779号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
一面のニュース:東京ビッグサイト利用制限 問題解決に向け議論 日展協、JAPAN注目展 九州アグロ・イノベーション ほか
設立50周年を迎えた映像センター
駆け抜けた日々②前編 ㈱ビジネスガイド社 代表取締役社長 芳賀 信享 氏
地域マーケティング論 第2回 日本コンベンションサービス㈱ 広報室 関口 陽介 氏
人事、<出展者に聞く!>ゴング・インターナショナル ほか

発行について:第780号 2018年(平成30年)6月15日

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