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日本最大のペットイベントが今年も開催 Interpets~人とペットの豊かな暮らしフェア~

メッセフランクフルト ジャパン、ペットフード協会、日本ペット用品工業会は、3月28日から31日の4日間「Interpets(インターペット)~人とペットの豊かな暮らしフェア~」を東京ビッグサイトで開催する。
このイベントは人とペットのより良い暮らしをサポートするアイテム・サービスを国内外から集めて提案する。

会場内の様子 インターペット/メッセフランクフルト ジャパン

来場が難しいユーザーも楽しめるよう、今回はFacebookやInstagramの公式アカウントを利用し、会場の様子をリアルタイムで紹介する。Instagram公式アカウントでは、愛犬家モデルのICHIさんがストーリーのショートムービーでイベントをリポート。またフォトグラファーの岸本修平さんがイベントに遊びに来たペットたちを撮影し投稿。SNSでもイベントを盛り上げる。

■開催概要
日 時:2019年3月28日(木)-31 日(日)
※3月28日(木)はビジネス来場者のみ
※東2ホールは3月30日(土)・31(日)のみ

場 所:東京ビッグサイト 東2・3・7・6ホール

入場料:一般来場者 大人(中学生以上): 2,000円
※ 一般割引事前登録者の場合:1,500円 ・小学生以下、ペットの来場: 無料
・障碍者手帳をお持ちの方および同伴者1名:無料

ビジネス来場者:2,000円
※事前登録者・ペットの来場は無料: 4日間入場可

無料送迎:ペットと乗れる無料シャトルバスが運行。リードもバギーもそのまま、ペットと一緒に乗れるインターペット限定送迎バス。
※30(土)・3/31(日)のみ運行 <区間> 東京ビッグサイト⇔ヴィーナスフォート

公式HP:一般来場者の方はこちら→http://www.interpets.jp/public/
ビジネス来場者の方はこちら→https://interpets.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html

インターペット/メッセフランクフルト ジャパン

■注目の会場コンテンツ

・「ペットみんなで撮影会」(3/30・3/31 @東2ホール)
毎年大好評の同犬種で大集合する撮影会を今年も実施。
今年は「プードル&ドゥードル」(30日 11:50~12:20)
「ポメラニアン」(30日 14:10~14:40)
「シーズー」(31日 11:50~12:20)
「ミニチュアピンシャー」(31日 14:10~14:40)の計4回実施を予定。

・「イヌリンピック」(3/30・3/31 @東2ホール)
会場に一緒に遊びに来たわんちゃんに、飼い主をめがけて走ってもらいタイムを競う参加競技イベント。走った当日に表彰式 と参加者を対象にした抽選大会を実施。

・「キッズ獣医師体験」(3/30 @東2ホール)※要事前予約
日本獣医師会、日本獣医学生協会などの協力のもと、小学生を対象に獣医の仕事を無料で体験することができる。

・「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚セミナー」(3/31 @東2ホール&東3ホール)
さかなクンを招待し、魚について学べるセミナーを開催。その豊富な印識と楽しいトークで、お魚についての正しい知識や魅力が楽しく学べる。

インターペット/メッセフランクフルト ジャパン

 

⾃動認識最新技術を一堂に展示 第16 回⾃動認識総合展・⼤阪

⽇本⾃動認識システム協会(JAISA)は、2019 年2⽉21⽇(⽊)~22⽇(⾦)の2 ⽇間、マイドームおおさかで「第16 回⾃動認識総合展・⼤阪」を開催する。

この展⽰会は、バーコード、⼆次元シンボル、RFID(Radio Frequency Identification)、IC カード、画像認識などの「⼈間を介さず、ハード・ソフトを含む機器により⾃動的にデータを読み込み、内容を認識する」⾃動認識の技術、及びこれらの技術を⽣かしたソリューション(物流、マテハン、流通、⽣産、医療⽀援、セキュリティ他)を展⽰するもので、今回で16 回⽬となる。

昨年の様子

展⽰内容は参加企業によるブース展⽰のほか、「第20 回⾃動認識システム⼤賞パネル展⽰」、「⾃動認識技術の紹介や協会の活動を紹介するJAISA コーナーなどを予定している。
そのほか、最新技術動向・最新事例・ソリューションを紹介する⾃動認識セミナー・⼤阪も同時開催。

■開催概要
第 16 回⾃動認識総合展・⼤阪
⽇ 時:2019 年 2 ⽉ 21 ⽇(⽊)〜22 ⽇(⾦) 10:00〜17:00 (2 ⽇間とも)
会 場:マイドームおおさか 1F 展⽰場(⼤阪府⼤阪市中央区本町橋 2-5)
主 催:⼀般社団法⼈ ⽇本⾃動認識システム協会(Japan Automatic Identification Systems Association 略称︓JAISA/ジャイサ)
⼊場料:無料(登録制)
開催規模:22 社・団体 49 ⼩間 (前回開催 28 社・団体 53 ⼩間)
出展品⽬:
▼⾃動認識製品・技術
バーコード、⼆次元シンボル、RFID、カード(IC、磁気他)、画像認識、他
▼⾃動認識を活⽤した各種ソリューション

■特別展⽰ ◆⾃動認識システム⼤賞パネル展⽰
■併催事業 ◆⾃動認識セミナー・⼤阪
近畿経済産業局殿による基調講演や本年度の⾃動認識システム⼤賞受賞事例、チュートリアルセッション(⾃動認識の基礎講座)、コンビニ・製造・医療分野での「ユーザ導⼊事例」や「最新技術動向」など 6セッション 13 講座

公式HP:http://www.autoid-expo.com/osaka/

ジャパンドローン2019 よりBtoB にシフトし展開

日本UAS産業振興協議会(JUIDA)はコングレ、スペースメディアジャパンと共催で3月13日から15日の3日間、幕張メッセで「ジャパンドローン2019」を開催する。

ジャパンドローンはドローン関連商材の総合見本市で、今年で4回目を迎える。今回初めて水曜日から金曜日までと全日程平日で開催。よりBtoBへシフトした展開を図り、200社・団体の出展、1万5000人の来場を目指す。

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開催に先立ち行われた発表会では主催のJUIDA理事長の鈴木真二氏が、会員が急増していることやJUIDA認定のスクールの開校が200に上ったこと、国際的な標準化を目指したISO/TC20/SC16の総会が日本で今年初開催されたことを受け「ドローン産業界のこれまでにない勢いを感じている。今後産業がますます発展する兆しだと思う」と多くの企業が出展・参加することに対し期待の声を寄せた。

ジャパンドローンは2016年の初開催から3年連続で来場者・出展者がともに増加している。コングレ代表取締役社長の武内紀子氏は「開催するたびに出展者・来場者の方たちに育ててもらっているという実感が湧く」とコメント。さらに今回のテーマである〝BEYOND〜ドローンのさらなる高みを目指して〜〞について触れ「ドローンの目視外(Beyond Visual LineofSight)飛行に使われているBEYONDをキーワードに使った。言葉以上にこれからのドローン産業の発展を願っている」と続けた 。

 

見本市展示会通信」794号より抜粋(2019年1月15日発行)

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テクニカルショウヨコハマ2019 40回目迎え過去最高の展示小間数で展開

神奈川産業振興センターと他3団体は2月6日から8日まで「テクニカルショウヨコハマ2019」をパシフィコ横浜で開催する。
この展示会は神奈川県で最大級の工業技術・製品の総合見本市。幅広い分野からの出展・来場により、同業種および異業種の交流が活発な展示会となっている。

テーマは〝みつかる、つながる、ひろがる〞。「取引したい企業が見つかる、企業と企業、人と人がつながる、ビジネスがひろがる」というコンセプトからテーマを決定した。

昨年の様子

今回は、神奈川県、横浜市が推奨しているロボット、IoT分野や、加工技術、研究開発、機器・装置・製品、ビジネス支援の6つのエリアにゾーニング。
前回から出展者の増加に伴い、会場を展示ホールC・Dの2ホールから、AからCの3ホールへ拡張して展開。さらに40回目を迎える今回は、過去最大規模の638小間での開催となる。

同センター・事業部取引振興課課長の落合尚信氏は「初めは神奈川県内の企業のみの出展だったが、現在では神奈川で事業を広げたいと考える、県外からの出展者も増加している。今回も22の都府県から出展があり、特に加工技術の分野は、全国から優れた加工技術を持った中小企業が集まっている」と同展の特徴について話す。

 

見本市展示会通信」794号より抜粋(2019年1月15日発行)

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今週の展示会スケジュール(1/28~2/4)

1/28~2/4 開催の展示会

▽千葉

1月30日(水)~2月1日(金)
幕張メッセ
第2回ライフスタイル総合EXPO [春] ・第2回国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO [春] ・第2回国際 インテリア&家具EXPO [春] ・第2回国際 雑貨EXPO [春] ・第2回国際 ベビー&キッズEXPO [春] ・第2回国際 テーブル&キッチンウェアEXPO [春] ・第2回国際 ファッション雑貨EXPO [春] https://www.lifestyle-expo-spring.jp/ja-jp.html

1月30日(水)~2月1日(金)
幕張メッセ
第2回販促・マーケティング総合展 [春] ・第2回販促EXPO [春] ・第2回店舗販促EXPO [春] ・第2回Web販促EXPO [春] ・第2回営業支援EXPO [春] ・第2回広告宣伝EXPO [春] https://www.sp-world-spring.jp/ja-jp.html

1月30日(水)~2月1日(金)
幕張メッセ
第9回化粧品開発展(COSME Tech 2019)
https://www.cosme-i.jp/ja-jp.html

1月30日(水)~2月1日(金)
幕張メッセ
第7回国際 化粧品展(COSME TOKYO 2019)
https://www.cosmetokyo.jp/ja-jp.html

1月30日(水)~2月1日(金)
幕張メッセ
第2回国際 健康食品・美容食品EXPO(インナービューティ EXPO)
https://www.ib-expo.jp/ja-jp.html

2月1日(金)~3日(日)
幕張メッセ
ジャパンキャンピングカーショー2019(JCCS)
https://jrva-event.com/jccs/

▽埼玉

1月30日(水)・31日(木)
さいたまスーパーアリーナ
彩の国ビジネスアリーナ2019
http://bizmatch.saitama-j.or.jp/

▽東京

1月29日(火)・30日(水)
東京ビッグサイト
WOODコレクション(モクコレ)2019
https://www.mokucolle.com/

1月29日(火)・30日(水)
東京ビッグサイト
イベントJAPAN2019
http://www.intercross-com.co.jp/event-japan/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
TCT Japan 2019
https://www.tctjapan.jp/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
コンバーティングテクノロジー総合展2019
http://www.convertechexpo.com/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
ENEX 2019/Smart Energy Japan 2019/電力・ガス新ビジネスEXPO 2019
https://www.low-cf.jp/east/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
nano tech 2019(第18回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)
https://www.nanotechexpo.jp/main/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
SURTECH 2019(表面技術要素展)
https://www.surtech.jp/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
ASTEC 2019(第14回先端表面技術展・会議)
https://www.astecexpo.jp/

1月30日(水)~2月1日(金)
東京ビッグサイト
InterAqua 2019 (第10回国際水ソリューション総合展)
https://www.interaqua.jp/

1月31日(木)・2月1日(金)
大田区産業プラザ(PiO)
第23回高度技術・技能展(おおた工業フェア)
https://www.pio-ota.jp/k-fair/23/

▽大阪

2月1日(金)~3日(日)
インテックス大阪
フィッシングショーOSAKA 2019
https://www.fishing.or.jp/

2025年の国際博覧会「大阪・関西万博」略称に

経済産業省は24日、昨年11月に大阪開催が決まった2025年国際博覧会(万博)の正式名称を「2025年日本国際博覧会」に、略称を「大阪・関西万博 」にすることを明らかにした。

大阪・関西万博鳥瞰図(経済産業省提供)

「大阪・関西万博 」の略称はこれまでの誘致活動においても使われており、大阪だけでなく関西全体を視野に入れた万博にする意味が込められている。また、1970年の大阪万博との区別にもつながる。

1月25日にはテーマの深掘りや会場計画等の開催計画の具体化を迅速に進めるための「大阪・関西万博具体化検討会」が開催される。

今後は有識者から構成される万博計画具体化検討ワーキンググループ(万博計画具体化検討WG)を設置し、検討の結果を検討会委員に対して報告、登録申請書に活用する。万博計画具体化検討WGにおける検討および運営については設立予定の博覧会協会、大阪府および大阪市等と緊密に連携して実施する。

Eマーク認証食品や都内の農産物一堂に「TOKYOイイシナ展示商談会」

東京都は1月25日、都立産業貿易センター台東館で東京都地域特産品認証食品(Eマーク認証食品※)や都内産農産物等の販路開拓・PRを目的とした「TOKYOイイシナ展示商談会」を昨年に引き続き開催する。

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「Eマーク認証食品」とは都内産の原材料を使用している加工食品や、東京に伝わる伝統的手法など生産方法に特徴がある食品について、味や品質等を都が審査し認証した食品のこと。都では、都内中小食品製造事業者等の活性化を図るために、加工食品などの東京の特産品のPRや販路開拓支援に取り組んでいる。

会場では、都内産の加工食品や農産物を多数紹介。今年は都内区市村お薦めの特産品も集まる。東京の魅力あふれる食品の数々を実際に見て、試食しながら、商談や情報交換等を行うことが可能。

■東京都地域特産品認証食品(Eマーク認証食品)事業者※かっこ内はEマーク認証食品名
(有)あしたば加工工場(明日葉ふわふわ削り節/明日葉茶粉末/明日葉匠粒)
特定非営利活動法人あだち菜うどん学会(あだち菜うどん おみやげ乾麺(干しうどん)/あだち菜パスタ おみやげ乾麺(干しめん))
石川酒造(株)(東京クラフトビール『TOKYO BLUES セッションエール』/東京地ビール『多摩の恵』/日本酒『多満自慢』)
海の精(株)(海の精(あらしお、やきしお、有機ペッパーソルト、濃厚にがり液 海の調べ、煎り酒 濃厚タイプ ほか))
遠忠食品(株)(江戸前生のり/江戸前でぃ!(茎わかめ、こんぶ佃煮、地あさり、生のり佃煮、本美乃洲貝)/東京産柚子こしょう)
OHSHIMA OCEAN SALT(有)(Flower Of Ocean・シホ)
(株)大多摩ハム小林商会(TOKYO-X(3Dソーセージ、ロースハム スライス、ベーコン、ウインナー、あらびきウインナー)/東京うこっけいハム)
NPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(とれたの)(谷保村のほうれん草うどん)
(株)コロンバン(東京ショコラン・テ/原宿はちみつ/原宿はちみつプリン)
(株)食品企画(おつかれさまカレー スパイシー オリーブオイルと明日葉(野菜、豆、鶏肉)で作ったカレー ほか)
深層海塩(株)(深層海塩ハマネ)
水牛食品(株)(生中濃ソース/生ウスターソース)
玉川食品(株)(乾麺(満さくひやむぎ、満さくうどん))
寺沢製菓(株)(大豆テンペチョコ)
東京しゃも生産組合[(株)加賀屋](東京しゃも)
東京の茶工房 西村園(東京狭山茶パウダー/東京ほうじ茶パウダー)
(株)登喜和食品(生てんぺ/黒生てんぺ/多磨納豆/遊作/ひきわり納豆/黒豆納豆/べっぴンテンペポタージュ)
トキハソース(株)(生ソース(ウスター、中濃、濃厚))
(株)日出味噌醸造元(金紋江戸甘味噌(漉・粒)/金紋みそピー)
フロマージュ・デュ・テロワール(フロマージュ・ドーメ)
(株)保谷納豆(東京の納豆売り少年/豆くらべ味くらべ(極小粒)/国産炭火カップ/昔ながらの納豆/発芽玄米入り小粒納豆)
みずむら農園(お日さまにんじん(にんじんミックスジュース))
ミルクアイスMO-MO(カネコミルク/カネコミルクスペシャルソフトクリーム)
横井醸造工業(株)(江戸前 熟 赤酢)

【開催概要】
◆日 時:平成 31年 1 月 25 日(金) 10 時~16 時
◆会 場:都立産業貿易センター台東館 4階展示室
(住所:台東区花川戸2-6-5 最寄駅:浅草駅)
◆出展者:東京都地域特産品認証食品事業者、都内一次産品生産者、各区市村農産物PR担当部署等 計60者
※一部販売もあり
◆入場料:無料
◆主 催:東京都
◆後 援: 東京商工会議所、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会、東京都食品産業協議会、
JA東京中央会、東京都漁業協同組合連合会、一般財団法人食品産業センター

19年の開催見送り、次回は20年5月に「フォトキナ」

ケルンメッセはフォトイメージングの専門展示会「フォトキナ」の次回開催を2019年5月から2020年5月に延期したことを発表した。

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ドイツ写真工業会(PIV)のライナー・フューレス会長は今回の件について「2018年の開催では画期的な技術革新と127カ国から18万人ものがあり、われわれの予想を大いに上回った。その結果、次の開催に向けての目標値を非常に高く設定したため、7カ月後の開催は困難となった」とコメント。

ケルンメッセのゲラルド・ベーゼCEOも「最も有力なテクノロジー企業においても、18年の開催で経験したような革新的な強みを7カ月で再びもたらすことは難しいと理解している」と補足。また「これらの改革が世界の主要見本市としての特色を形作る。業界の主要サプライヤー、世界中のユーザー、小売業者、サービスプロバイダーの存在も同様だ。今後も出展者や来場者の期待に応え続けることが可能であると確証するためにも、PIVの要望に柔軟に応えていく」として、唯一無二のインパクトで今後も世間の注目を集めたいと語った。

2018年のフォトキナではモバイル、画像分析、デジタルワークフロー、動画などの革新的分野から新規出展者が増加。来場者への体験提案に対する重点的な取り組みなどを新コンセプトを打ち立て、会期は従来より2日間短縮したものの、若年層へのアプローチを強化した。

展示会で成功する 出展戦略 にぎわいブースから学ぶ 商品魅力の伝え方~後半

展示会に行ったことがある、あるいは出展したことがあるなら、考えたことはないだろうか。いつも人がいっぱいのブースと、全く人が寄りつかないブースの差について。展示会において集客は肝であり、いつも担当者の悩みの種だ。SUPER PENGUIN・代表取締役の竹村尚久氏に、本当に成功するブースの作り方について話を聞いた。(後半)

出展当日にできること
待機する場所

どんなに丁寧にブースを作りこんでも出展者の待機する場所が悪ければ、当日ブースに来た来場者を遠ざけてしまうことになりかねない。

その理由は、徹底的な来場者目線から考えるとわかりやすいだろう。
来場者は不用意にアテンドする人に捕まりたくないという意識があり、出展者が立っている場所を避ける傾向にある。そこで、必ず通路際に展示品を設置し、その前に立ってしまわないようにすることが必要だ。

通路側の展示品の前はあけておき、来場所が取り付いたら、斜め後から声を掛ける。人間は真正面から人が来ると逃げたくなる心理が働き、真後ろから声を掛けられると相手は驚いてしまう。そのため、視界の端からそっと入るように声をかけることが大切だ。これはアパレル業界ではマニュアル化されている方法でもあるという。

一方ブース内で待つスタッフは商品を整理したり、作業をするふりをしたりと動きながら来場者を待つことも心掛けると良い。これを動的待機というが、来場者に緊張感を与えない方法として有効だろう。

同社が集客・デザイン共に担当し、大盛況となったギフト・ショー「NIPPON QUALITY」ブース。 出展者の立ち位置(待機場所)にこだわり、来場者が訪れやすいブースを実現した。

NEXT:予算がなくてもすぐにできる3つのこと

築地跡地にMICE施設 都が素案を公表

東京都は1月23日、旧築地市場の再開発の素案をまとめた。

豊洲市場の開場により築地市場跡地に約23ヘクタールの大規模敷地ができたことを受けてのものであり、中核に国際競争力の向上に資する展示機能を備えた一定規模の国際会議場や都民のための大規模集客・交流施設を据える。「創発MICE」機能を持った国際的な交流拠点の形成に必要となる機能を導入することで、東京と日本の国際競争力を高める狙いだ。

地区内エリア特性や立地条件などを踏まえ、ゾーンは4つに区分する方針。
「おもてなしゾーン」は浜離宮恩賜庭園との一体性や見え方なども考慮し、国際会議場やボールルームなどを備えたホテルなどの建設を想定。そのほか広場や緑地、レストランなどを想定した「水辺の顔づくりゾーン」、コア施設等との連携に加え大規模集客・交流施設や研究開発施設などを想定した「交流促進ゾーン」、交通ターミナル機能や防災機能を備えた「ゲートゾーン」を見込む。

整備は0~3の4段階に分けて進める方針。まず船着場を含め船着場周辺のエリアを先行整備し、続いて「おもてなしゾーン」のMICE施設を整備する。その後は「交流促進ゾーン」「ゲートゾーン」の整備と続き、40年代の完成を目指す。

今後は2月21日までに都民から意見を募集し、平成30年度内に最終的な取りまとめを行う。
(詳細は『見本市展示会通信』2月1日発行号にて掲載)