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「第901号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第901号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
・一面のニュース:2022年のイベント産業規模推計 前年比121%の6758億円、開業20周年式典挙行 朱鷺メッセ ほか
・第9回JACEイベントアワード
・業種別開催データ(2023年8月~ 2024年1月)
・注目の出展者「冷凍薬味 国産おろし本わさび」(金印物産)他
・〈連載〉「米国流の展示会ビジネス実践法④」管埜寛之氏

発行について:第901号 2023年(令和5年)7月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

新企画に参加するスタートアップ企業の募集を開始 ジャパンモビリティショー

日本自動車工業会は、10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー 2023)」の新企画について、参加企業の募集を開始した。

新企画「Startup Future Factory(スタートアップフューチャーファクトリー)」はスタートアップ企業の発掘と育成を目指し、未来のモビリティ産業を担うことが期待される企業を対象としたプログラム。ビジネスアイデアのプレゼンテーションと審査を行う「BUSINESS PITCH & AWARD(ビジネスピッチ&アワード)」とブース出展を通じたプロダクトやサービスの展示を行う「Startup STREET(スタートアップストリート)」の2つの企画を実施する。

「ビジネスピッチ&アワード」は未上場企業からの新規事業案を募集し、最も有望な企業を選出するピッチイベント。“ひとりひとりの日常の暮らしが、より快適に、より豊かになる未来”を掲げる「LIFE × Mobility 未来の暮らし」、“エンタメやスポーツ、観光体験のさらなる進化。新たな感動・文化を創造する未来”を掲げる「EXCITEMENT × Mobility 未来の感動」、“あらゆる可能性を守り、支え、維持し続け、誰もが自分らしく生き続けられる未来”を掲げる「INFRASTRUCTURE × Mobility 未来の社会基盤」という、3の募集カテゴリに合致する事業案を持つことのほか、事務局定める条件に合致する企業が対象。審査は有識者で構成される審査委員会により設定され、カテゴリに関して顧客と課題が明確で、既に市場に投下されたソリューションがあり、指数関数的な事業成長が期待できる案件などが評価対象となる。応募期間は2023年6月30日から7月29日までで、書面審査は7月30日から8月31日まで。その後、オンラインで面談審査が9月1日から29日まで行われ、その結果に基づいて予選参加企業が9月29日に発表される。予選は10月2日から11日の間にNewsPicks Studios・UNIDGEオフィス(東京・千代田区)で行われ、60社から15社に絞られる。その後、11月3日または4日のいずれかの日程で「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」内の特設ステージで決勝を行う。グランプリ企業には賞金の授与があり、ピッチの模様は後日、NewsPicksで番組化・配信される予定。

「スタートアップストリート」は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」内で展開され、未上場で、すでにプロダクトやサービスを有していること、指定された募集枠期間に会場で出展可能な企業である企業が対象。募集枠と日程は、A枠からE枠までの5つで、それぞれの出展期間は2日間。A枠は10月27日と28日、B枠は10月29日と30日、C枠は10月31日と11月1日、D枠は11月2日と3日、E枠は11月4日と5日。各枠には20社の出展を予定している。場所の使用料や基本フレーム代も含んだ出展料は無料。募集期間は6月30日から7月29日までで、参加企業の発表は9月29日に行われる。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」とのテーマ親和性や、競合優位性を中心に選定される。

【入間市博物館】所蔵資料を3Dデータ化し公開【セキュアロジック】

入間市博物館ALIT(アリット)は一部の所蔵資料を3Dデータ化し、Sketchfab上で公開している。

撮影・制作は、バーチャル空間上の展示会制作などを手掛けるセキュアロジック

セキュアロジックの平井靖社長は「近年、海外の博物館では所蔵する資料の3Dデータ化が進んでいます。こういった撮影・制作も本業化しています。」と述べ、VR展示会と並行して社会貢献化を目指していると語った。

Sketchfab(入間市博物館ALITページ)
https://sketchfab.com/Egypt_HIU/collections/alit-dbb305969fed4176be8b4a2a1674456e

大阪観光局「大阪・関西万博」を契機とした国際会議の助成金事業を募集開始

大阪観光局は2023年6月27日より、2025年に大阪の人工島・夢洲で開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を契機とした国際会議助成金の対象事業を募集する。

大阪府・市は万博のインパクトを活かし、大阪が強みを有する分野などにおいてイノベーション創出や産業競争力強化などにつながる国際会議を大阪府内で数多く開催できるよう、国際会議主催者に対し、国際会議を誘致・開催する際に要する経費の一部を助成する「万博を契機としたOSAKA国際会議助成金」を創設した。大阪観光局MICE推進部が事務局を務める。

助成対象事業は大阪府内で開催される国際会議。助成対象者は国際会議を誘致し開催しようとする団体。助成対象経費は国際会議を大阪府内で開催する際に要する経費、もしくは大阪府内の会場に誘致するまでに要する経費。助成額は対象経費の2分の1相当。

事業実施期間は2023年6月27日(火)から2025年12月31日(水)まで。助成金予算額は2024年2月16日(金)までで2000万円となっており、上限に達し次第終了となる。

アジア最大級の環境展「WieTec China」インフォーママーケッツと戦略的提携へ

アジア最大級の環境関連展「WieTec China」は2023年6月26日、世界の大手イベント主催会社であるインフォーママーケッツと、今後の発展に向け戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

6月上旬に中国・上海のNECC(National Exhibition and Convention Center)で開催された「第15回WieTec China」には、2007年の初開催以来、過去最大規模となる3,500超のブランドと9万超の製品が出展された。3日間の会期中に訪れたバイヤーは10万人以上だった。

今回のパートナーシップでは、インフォーママーケッツの強力な海外リソースと国際ネットワークと全面的に連携することで海外出展者と来場者の規模を強化し、国内外の技術交流ルートを拡大する。同時に展示会全体の質を向上させ、国際貿易プラットフォームとしての役割を強化し、長期的発展を目指す。

 

初開催「創出展2023 in NAGOYA」に中国の食&ファッション企業150社超が出展

2023年8月9日と10日の2日間、愛知の吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)でファッションと食の国際ビジネスマッチングイベント「創出展2023 in NAGOYA~Asia Fashion&Food Exhibition~」が初開催される。主催は創出展2023 in NAGOYA 実行委員会で運営はエヌショーケース。

同展では中国青島市を中心に150社以上の企業が中国現地から名古屋へ来日する。出展者の多くが既に日本企業や商社を通じて日本市場向け製品の生産実績を有している。

ファッション関連工場や食品・飲料関係工場と繋がることができることができる点や、優れた生産技術を持つ中国企業が多数出展する点、日本企業と取引実績のある優良企業が出展する点が主な特徴。出展者には日本語対応可能な企業も多数存在する。

展示会は「ファッション(紡績品・服飾品)」と「食(食品・飲料)」の2エリアで構成される。出展内容は「ファッション(紡績品・服飾品)」が服装、スーツケースやバッグ類、靴類、アクセサリー類、家庭用繊維製品、生地、ビーズ類、紡績機械設備および関連パーツなど。「食(食品・飲料)」が海産物、加工品、農産品、水産加工品、冷凍水産加工品、レトルト食品、調味料、香辛料、食用油脂など。

入場は事前登録制で無料。B to B展示会だが学生や一般の来場も可能。

「特別版 お城EXPO in 姫路」チケット販売が7月4日に開始

特別版 お城EXPO in 姫路実行委員会、姫路市、アクリエひめじは2023年9月16日から18日にアクリエひめじで開催する「特別版 お城EXPO in 姫路」のチケットを7月4日午前10時より販売開始する。

「お城EXPO」は城郭文化の振興と発展や、お城好きの方々との交流を目的に、2016年から毎年横浜にて開催している日本最大級のお城イベント。今回、姫路城世界遺産登録30周年を記念して特別版を開催する運びとなった。

お城EXPO2022の様子

日本各地より城郭を有する自治体や団体が出展し、お城めぐりの最新情報を発信する「城めぐり観光情報ゾーン」や「姫路城世界遺産登録30周年特別記念展示」、お城のスペシャリストたちによる講演会「厳選プログラム」、ご当地キャラによるイベントステージ、限定グッズも販売する公式お城グッズ売場、屋外マルシェなど大人から子どもまで楽しむことのできるプログラムを展開する。「厳選プログラム」では城郭考古学者の千田嘉博氏、日本城郭協会理事長の小和田哲男氏をはじめとするお城のスペシャリストたちによる講演や落語・講談など、豪華10プログラムを実施。

その他、特別公開エリアを含め姫路城で必見のスポットを千田嘉博氏らが解説する「姫路城見どころ徹底解説」は姫路城めぐりが何倍にも楽しくなる今回だけの限定企画となっている。

また、「刀剣乱舞ONLINE」特別ブース周辺ではフォトスポットの設置や、「刀剣乱舞ONLINE」宣伝隊長「おっきい こんのすけ」のグリーティングなどを予定。

ケルヒャージャパン、北海道・帯広開催の「国際農業機械展」に初出展

第34回国際農業機械展会場(2018年)

清掃機器の大手ドイツ・ケルヒャー社の日本法人であるケルヒャージャパンは7月6日から10日までの5日間、北海道帯広市の特設会場「北愛国交流広場」にて開催される「第35回国際農業機械展 in 帯広2023」に初出展する。

日本の農業は農業従事者の高齢化や担い手不足が深刻化するなか、GPSやICT(情報通信技術)、ロボット技術等を活用したスマート化・自動化が進み、今後の大きな発展を期待されている。5年ぶりの開催となる同展は最新鋭の農業機械や関連施設が展示され、15万人の来場者を見込む。初出展となるケルヒャージャパンは農業・畜産業向けの業務用清掃機器を多数展示し、清掃面での高い衛生管理レベルと業務効率化を適える製品・ソリューションを提案する。

展示予定製品は冷水・温水高圧洗浄機、温水除草システム、プロ用ガーデンツール、インダストリアルスイーパー、産業用バキュームクリーナー、バッテリー製品各種。

金印物産の「冷凍薬味 国産おろし本わさび」(JFEX 2023 国際食品・飲料商談Week)

わさびを中心とした食品の製造・販売を行う金印は、6月21日から23日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「JFEX 2023 (第4回国際食品・飲料商談Week)」内のJFEX PREMIUM(プレミアム食品EXPO)(主催:RX Japan)に「冷凍薬味 国産おろし本わさび」を出展した。同社は1929年に創業。業界で初めて小袋タイプのわさびや生おろしタイプのわさびなどを開発し、業務用の冷凍商品を中心に展開を続けている。

「冷凍薬味 国産おろし本わさび」は昨年秋にしょうが、ゆずとともに新発売したもので、使い切りやすい小分けタイプの冷凍薬味。冷凍でありかつ小袋であることから、チューブのわさびと比較して香りが長持ちする。また常温タイプより少ない添加物で製造が可能なため、わさび本来の香りと風味を味わえる。

味のちぬやの「北海道産チーズのいももち」(第7回 “日本の食品”輸出EXPO)

コロッケ、メンチカツ、ササミカツなどの冷凍食品を取り扱う味のちぬやは6月21日から23日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第7回 “日本の食品”輸出EXPO」(主催:RX Japan)に「北海道産チーズのいももち」を出展した。
自社で農場や出荷貯蔵・選果施設も有し、安全でおいしい北海道産じゃがいもを使用している点が特徴。もちもちとした食感とレンジで簡単に調理できる手軽さも好評だという。ほかにも北海道産のじゃがいもの品種「きたあかり」や、かぼちゃを使用したコロッケを紹介した。主たるバイヤーは国内スーパーの惣菜コーナーなどだが、今後は海外展開も視野に入れPRを行っていく構え。