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アクセスサッポロで「ものづくりフォーラム2011」開催(11/8)

北海道経済産業局は11月10日、アクセスサッポロで「ものづくりフォーラム2011」を開催。同局の推進する「戦略的基盤技術高度化支援事業」で研究開発を行なった企業や、高度な技術を有する道内ものづくり中小企業9社が出展する。「第25回 北海道 技術・ビジネス交流会(ビジネスEXPO)」「素晴らしい出会いを探そう!マッチング2011」も同時開催され、参加企業の販路拡大を応援する。

●「ものづくりフォーラム2011」出展企業  ~テーマ
•(株)日本アレフ 北海道R&Dセンター(札幌市)~高機能、高品質。今までにない表面処理技術をご提案
•京セミ(株)(恵庭市)~球面受光で入射光利用率を改善した太陽電池スフェラー
•(株)倉本鉄工所(北見市)~まちづくり・ひとづくり・ものづくり
•(株)いたがき(赤平市)~タンニンなめし革の鞄作りにかけた職人の技とこだわり
•(株)北海道バイオインダストリー(札幌市)~健康を食卓に。身体がよろこぶ美味しさをお届けします
•(株)ヒューエンス (帯広市) ~汚泥発生量を1/10にも低減できる環境浄化システム
•(株)メデック(函館市)~自動機械製造・精密加工部品製作・産業機器販売
•アナセム(株)(岩見沢市)~水晶を不要としたシリコン発振器(CMO)
•(株)コスモメカニクス(旭川市)~I・Kモータ、発電体で小型発電機に革新を!

札幌MICEの情報も「Web版展示会とMICE」でチェック!

東京モーターショー、展示面積61%増へ(11/4)

今回の「第42回東京モーターショー2011」は世界12か国・1地域から合計176の出展者(ブランド数)が参加、展示面積は3万5151平米となった。

10か国1地域から129の出展者(ブランド数。展示面積2万1823平米)が参加した2009年の前回ショーを大幅に上回り、出展者数では36%増、展示面積では61%増となる。

すべての国内メーカー14社・15ブランドが出展。また海外からは、前回ショーの9社・9ブランドの出展が大幅に増加し、欧州を中心に20社・24ブランド(乗用車・商用車・二輪車・カロッツェリア)が参加する。

11月4日現在、世界初の発表モデル「ワールドプレミア」は今回52台が登場する予定。内訳は、乗用車26台、商用車3台、二輪車16台、カロッツェリア5台、車体2台となっており、前回の合計41台を上回る。

同様に「ジャパンプレミア」(日本初の発表)は82台(乗用車53台、商用車4台、二輪車23台。カロッツェリア1台、車体1台)が登場し、こちらも前回の21台(乗用車7台、二輪車12台、カロッツェリア2台)を大きく上回った。(11/4)

※東京モーターショーの詳細は、「見本市展示会通信」11月15日号にて特集します

モータショーの情報も「Web版展示会とMICE」で閲覧できます

展示会とMICEニュース30号○MICEがあるさ○(11/2)

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『展示会とMICEニュース』  メルマガニュース版 (水曜日)

━━━━━○MICEがあるさ○━ 2011年11月2日vol.30━━━━━━━━━━━━━
展示会とMICEニュースの樋口です。展示会の専門出版社ピーオーピーから毎週
展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。
前号のメルマガで、展示会とMICEカフェのお話を紹介しましたが
第2回の講師をお引き受けいただいたチームビルディングジャパン代表の河村甚さんが
ちらっと出演されていた日曜朝のNHK情報番組「さきドリ」を(正確には録画を)みて
MICEの出番じゃないかと一人うなずいていた週末。
番組のその日のテーマは、「“不機嫌な職場をゴキゲンに!!」でした。
コミュニケーション不足の改善にさまざまな方法を取り入れている企業が紹介
されていましたが、MICEの事例に当てはめてみると、社内会議から社員総会、また
さいきん復活してきた運動会など、取材先の企業担当者が口にする開催動機に筆頭は
やはりコミュニケーションの促進です。
情報共有の仕方一つとってみても日々進化している昨今ですが、2人以上で何かを
しようとしたとき、インプットしてアウトプット(行動)する、もっとも効率的な
方法は、face to faceなんじゃないかと思うアナログな私です。
《今週の“もくじ”》
1.今週のニュースヘッドライン
2.今週の展示会【期間:2011.10.31~11.6】
3.IT&CM Asiaレポート「MICEのアツさはバンコク共通!?」その2
4.ピーオーピーの書籍案内
~見本市展示会総合ハンドブック2012申込み予約開始~
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【1】今週のニュースヘッドライン
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・TSOMP西田氏とSTB大石氏がシンガポールの日本食市場を解説
・インテリアデザインの専門展示会「IFFT」が2日から開催
・東海理化産学協同プロジェクト展開催
・コミュニティビジネス見本市初開催
・香港政府観光局が6都市でMICEセミナー
最新ニュースは、随時更新中です。
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【2】今週の展示会 【期間:2011.10.31~11.6】
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▽千葉
11月4日(金)~6日(日)
幕張メッセ
サイクルモードインターナショナル 2011 東京会場
http://www.cyclemode.net/
▽東京
10月31日(月)・11月1日(火)
東京ビッグサイト
ロジスティクスソリューションフェア2011
http://www.logistics.or.jp/lsf/index.html
11月1日(火)・2日(水)
東京ビッグサイト
地方銀行フードセレクション2011 ~「食」の力で、日本を元気に!~
http://food-selection.com/
11月1日(火)・2日(水)
東京ビッグサイト
地方自治情報化推進フェア2011
https://www.lasdec.or.jp/evnt/2011/index.html
11月1日(火)~3日(木)
東京ビッグサイト
BioFach Japan オーガニックEXPO 2011
http://www.biofach.jp/
11月2日(水)・3日(木)
東京ビッグサイト
第26回 ベビー&シルバーショーTOKYO
http://www.ikuji-tokyo.or.jp/26program.html
11月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング
http://www.ifft-interiorlifestyleliving.com/
11月4日(金)・5日(土)
東京ビッグサイト
農林水産祭「実りのフェスティバル」
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/hodo/111027_1.html
11月4日(金)~6日(日)
サンシャインシティ・コンベンションセンター
ウインターリゾート 2012
http://www.sunshinecity.co.jp/winterresort/
11月5日(土)・6日(日)
東京ビッグサイト
東京デンタルショー2011
http://www.tokyo-dentalshow.com/
11月3日(木)~6日(日)
パシフィコ横浜
2011 楽器フェア
http://www.musicfair.jp/
▽名古屋
11月2日(水)~5日(土)
ポートメッセなごや
第40回名古屋国際木工機械展/ウッドエコテック 2011
http://www.mokkiten.com/
▽大阪
11月5日(土)・6日(日)
インテックス大阪
2011大阪ウエルディングフェスタ
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【3】IT&CM Asiaレポート「MICEのアツさはバンコク共通!?」その2
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先週に引き続き、10月4日から6日にタイで開催されたアジア最大級のMICE展示
商談会IT&CM Asiaのレポートをお送りします。
(バンコク大洪水の前の週に行なわれました)
初日の午後に行なわれた基調講演では、シンガポールに本拠を置くアジア最大の
不動産会社キャピタルランド社で筆頭執行役員 (CCO)を務めるジェニー・チュア氏が
登壇。MICE業界やホスピタリティ産業で多くの実績を残している同氏が「非常時や危機的
状況の中でのリーダー シップと題して講演しました。
この方は不動産関係の会社社長と歴任しただけでなく、MICE・法人旅行業界でも有名な方で
シンガポール政府観光局の諮問委員も務めました。ナショナル・デイ・アワードを3回受賞、
観光産業貢献賞など数多くの受賞歴をもつ方です。
ジェニーさんが壇上に登っただけで盛大な拍手。輝かしい経歴への賞賛!、だけではなかった
ようです。「わたしのこと…
前号配信した<その1>はこちら
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【4】ピーオーピーの書籍案内
□■見本市展示会総合ハンドブック2012申込み予約開始■□
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「見本市展示会総合ハンドブック2012」を12月15日に発行します。
いち早く来年1年間の最新展示会情報を知りたい、という出展担当者さま、
展示会関連企業さまの声にお応えしたいという思いから、発行をいつもより
5日(!?)早くし、お届けいたします。
これまで購読いただいた皆さま方にはすでに予約申込み受付用のDMハガキにて
ご案内させていただいておりますが、お手元に届いておりますでしょうか。
▽下記URLでも事前申込を受け付けております(事前申込の方に送料サービス中)
※「ハンドブック2012年版」すでに申込みお済みの方については、重ねてのご案内となり
申し訳ございません。
●コンテンツ
国内展示会データを【月別】【都市別】【業種別※全45業種(生産財21業種・消費財24業種)】
ごとに収録。
海外展示会情報は【国別】に収録(日本に窓口のある場合は問い合わせ先を記載)。
その他、全国の開場施設の協力のもと、【イベント・会議】情報も掲載しているほか
【全国主要会場概要】、展示ブースデザインを紹介する【誌上ディスプレイ展】、出展を
サポートしてくれる【企業一覧】など展示会に関わるデータをまとめています。
※ハンドブック2011で内容を立ち読みする方はこちら
発   行: ピーオーピー
発 行 日: 2011年12月15日(予定)
判   型: B5判
総ページ数: 約450ページ
定   価: 9[:comma:]450円(税込)

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最後まで本メールマガジンを読み進めていただいた方に御礼申し上げます。(樋口)
□内容に関するご意見、ご質問、ご感想などは
□facebookへのコメントはこちら
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smilemice@eventbiz.net
※このメールマガジンはこれまでに株式会社ピーオーピーで名刺交換させて
頂いた方に配信しております。
【発行元】(株)ピーオーピー
メルマガ担当:樋口陽子/田中力
掲載内容に関するお問い合わせ・ご意見は右記まで⇒ 03-5687-6841
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TSOMP西田氏とSTB大石氏がシンガポールの日本食市場を解説(11/1)

埼玉県産業振興公社は12月1日、大宮ソニックシティビル内の埼玉国際ビジネスサポートセンターで第3回「食品分野海外ビジネス情報交換会」を開催する。
今回は「シンガポールにおける日本食ビジネスの現状」をテーマにシンガポール政府観光局大石氏が「シンガポール及びアセアンにおける日本食ビジネス事情」について、また10月27日から29日シンガポールで展示商談会「がんばろう!日本 Taste of Japan」を開催したTSOMP 社の西田氏が「Taste of Japan 見本市結果報告」と題して講演を行なう。福島原発事故以降の海外での日本食市場について現地の市況を聞く貴重な機会となりそうだ。
定員は20人、参加費は無料となっている。
申込みや詳細については埼玉県産業振興公社(Tel:048-647-4156)まで(11/1)

1. シンガポール政府観光局の大石洋介氏

2. TSO MP Pte Ltdの西田滋直氏

コミュニティビジネス見本市初開催(10/26)

青森県は11月3日から6日の4日間、青森県観光物産館「アスパム」のイベントホールで「コミュニティビジネス見本市」を開催する。
 
同展はコミュニティビジネス(CB)の認知度向上、理解促進、普及拡大を図る今年度からの新規事業。CB事業者や関係者による活動内容の展示発表、商品の展示販売などを行なう。

期間中の11月4日には「コミュニティビジネス見本市」や「あおもりコミュニティビジネスフォーラム2011」も開催される。なお、青森県観光連盟主催「あおもりまるっとマルシェ」も併催される。

問合せは青森県商工労働部経営支援課ベンチャー・コミュニティ支援グループ (Tel:017-734-9374)まで(10/26) 

 

東海理化産学協同プロジェクト展開催(10/28)

東海理化デザイン部は11月29日から12月3日までの5日間、東京都港区のJIDAデザイミュージアムで「東海理化 産学協同プロジェクト展2011」を開催する。

第7回となる今回は「車を『より楽しく』『より魅力的』をテーマに初参加の武蔵野美術大学から9人、3度目の参加となる岡山県立大学から14人が参加し、企画・デザイン・モデルに取り組む。(10/28)

東海理化HP

http://www.tokai-rika.co.jp/

 

香港政府観光局が6都市でMICEセミナー(10/26)

11月から来年1月にかけて、日本旅行業協会(JATA)と香港政府観光局は、札幌、東京、横浜、名古屋、福岡、沖縄の各都市でMICEセミナー(社員旅行・報奨旅行または展示会・見本市のいずれか)を開催する。

各都市の日程・会場・内容は以下の通り。

【福岡】11月17日、福岡商工会議所、香港アップデートセミナー/インセンティブセミナー

【沖縄】11月18日、オーガスト・イン久茂地、香港アップデートセミナー/インセンティブセミナー

【横浜】12月14日、TKP横浜駅西口ビジネスセンター、香港展示会/見本市セミナー

【名古屋】来年1月19日、明治安田生命名古屋ビル、香港社員旅行/報奨旅行セミナー

【東京】来年1月24日・25日、全日通霞ヶ関ビル、香港展示会/見本市セミナー

【札幌】来年1月26日、札幌国際ビル、香港社員旅行/報奨旅行セミナー

福岡、沖縄については香港政府観光局大阪オフィス(Tel:06-6532-8922)へ、そのほかは同東京オフィス(Tel:03-5219-8288)まで。

IT&CM Asiaレポート「MICEのアツさはバンコク共通!?」その2

引き続き、10月4日から6日にタイで開催されたアジア最大級のMICE展示商談会IT&CM Asiaのレポートをお送りします。(バンコク大洪水の前の週のできごとです)
初日の午後に行なわれた基調講演では、シンガポールに本拠を置くアジア最大の不動産会社キャピタルランド社で筆頭執行役員(CCO)を務めるジェニー・チュア氏が登壇。MICE業界やホスピタリティ産業で多くの実績を残している同氏が「非常時や危機的状況の中でのリーダーシップ」と題して講演しました。
この方は不動産関係の会社社長と歴任しただけでなく、MICE・法人旅行業界でも有名な方で、シンガポール政府観光局の諮問委員を務めたり、ナショナル・デイ・アワードを3回受賞、観光産業貢献賞など数多くの受賞歴をもつ方です。

ジェニーさんが壇上に登っただけで盛大な拍手。輝かしい経歴への賞賛!、だけではなかったようです。「わたしのこと見えてますか!演台がしゃべってるわけじゃないですよ」という低い身長を活かした挨拶にはじまり、ユーモアとサービス精神にあふれる彼女のスピーチは、30分間の時間があっという間に感じられました。もちろん内容も濃かったですよ(英語なので半分ぐらいは聞き逃していますが)

実は彼女は東日本大震災の際にトランジットで成田空港にいたそうです。そんなご自身の体験などを語り、グローバル企業のリーダーにとって、世界のあちこちで発生している非常事態とは無関係ではいられない。つねに非常事態へ対処法を準備しておかなければならない、と語っていました。

また、SNSなどコミュニケーションツールの重要性とそのリスクマネージメントについて解説。初期のベビーブーマーの自身にとってもITの活用は不可欠なものと、その重要性を語ると同時に、SNSのダークサイドである、ネット犯罪の驚異についても触れました。

観光・MICE産業は危機に強い産業ですので、復興へのけん引役となるべきと、ご自身の考えを述べていました。

パネルディスカッションではグローバル・トラベル・ビジネス・アソシエーション(GBTA)のポール・ティルストーン氏がモデレーターを務め、シマンテック社のコーポレートトラベル担当のクレア・ブレード氏、インパクト展示場のポール・カンジャナパス氏がそれぞれの立場から、非常時への対応について語り合いました。

ネイティブスピーカーのティルストーン氏とブレード氏はもちろん、カンジャナパス氏も英国のヨーロピアンビジネススクールで学士となった方。英語が流ちょうすぎて、、、ほとんどメモとれませんでしたよ。

オープニングセレモニーにはタイ政府からインラック・シナワトラ首相の事務次長を務めるスラチャイ・ペットプラサート氏も駆けつけ、官民一致のMICEサポート体制をアピールした。

さて、このペースではいつ最終回になるのやら。

次回は出展者のプレス・ブリーフィングや、セミナーについてレポートします。(11/1)

3. パネルディスカッションのもよう GBTAのポール・ティルストーン氏(左)インパクト展示場のポール・カンジャナパス氏(中央)、シマンテック社のクレア・ブレード氏(右)
4. 次回から使用される新ロゴと、TCEBアカポル・ソラスチャート氏(左)、タイ航空ブディヒサーン・バラバーン氏(中央)、TTG アジアメディア社ダレン・ウン氏(右)

 

 

インテリアデザインの専門展示会「IFFT」が2日から開催(10/31)

(社)日本家具産業振興協会、メサゴ・メッセフランクフルト(株)は、11月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイト東2・3ホールで「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」を開催する。

今回は、昨年より3週間先行しての開催となり、インテリア・デザインイベントが数多く行なわれる11月初旬に会期を移行して「空間づくり」と「国際化への動き」をキーワードにした内容で展開する。

見所は、欧州からテキスタイルエディターが出展する特別エリア『Premium Textile Editors Tokyo』8ブランドを迎えてのリニューアル開催をする。そのほか、カフェやバールなど飲食関連に向けた特別エリア『Cafe & Bar Style』では建築家や空間デザイナーによる監修のもとリアルなカフェ空間を提案するなど多彩な特別企画を用意。

空間を構成するインテリアやテキスタイル、キッチン用品を揃えるだけでなく、多角的な視点で「空間づくり」のアイデアやヒントを発信し、インテリア・デザイン・建築業界だけでなく、コントラクト事業関係者に向けての提案も行なう。

また、ジェトロと中小企業基盤整備機構が連携し、東日本大震災の被災県企業(東北6県、茨城県、千葉県)の復興支援の一環として、海外販路開拓のための商談会が開催される。ジェトロが招聘する総勢50名(欧米アジアから20名、中国から約30名)は、中小機構が出展支援する被災県の中小企業約20社が商談を行なうほか、バイヤー各自の関心に合わせ会場内を視察する予定だ。

出展規模は、14か国・地域から325社。来場者は2万2000人を見込んでいる。

その他、詳細については事務局(TEL03-3262-8443)まで。(10/31)

さきドリ「“不機嫌な職場”をゴキゲンに!」に河村氏の研修風景が登場(10/30)

10月30日、午前8時25分から放送されたNHKの情報番組「サキどり」に、展示会とMICEカフェ第2回講師として登壇した河村甚さんが登場。

今回は“不機嫌な職場”をゴキゲンな職場に”をテーマにした内容で、河村さんが職場のチームワークに力を入れている企業の例として、保険会社の営業所長60人を対象に行なった研修のようすが紹介された。実施企業の専務は「お互い胸襟を開いて汗をかいて、支社の壁を超えて一日いろんなことを体験することで、共通体験のなかから新しいプラスアルファがうまれてくると期待している」と話す。チームワークづくりのための研修を実施する企業は去年に比べ2倍以上にふえているという。
そのほか、番組ではコミュニケーション改善に取り組む企業の事例を紹介。
IT企業では、感謝の気持ちを言葉に表すためにサンクスカードを導入し、交流のツールに活用していた。
また、人材紹介会社では、自然と人が集まり知恵を出し合う職場を目指し『自然職ちゑや』というコミュニケーション改善のための専門部署を立ち上げた。ベテラン社員2名が専属でコミュニケーションパトロールを行なうというユニークな事例だ。
「くだらない雑談のなかで人となりがわかり、それがわかると仕事の情報流通の密度やスピードが劇的に変わることは誰でも知っていることです」(ちゑや つなぎビルダーN氏)
発足のきっかけはもともと営業担当だったN氏が、現場で感じていた違和感だったという。5年前に会社の事業拡大で中途採用者や派遣社員が一気にふえ、互いによく知らないひとが多くなり、職場で気軽に相談できる雰囲気がなくなっていた。放っておくと孤立していくひとが出てきてしまうと感じたN氏は声かけや社員の交流会を自主的にはじめ、その活動の必要性を会社も認めて3年前に正式な部署になったのだという。

ちゑやで月1回開催している交流会に参加したある営業部を統括する部長は、日頃モチベーションが低いと感じていた社員たちが交流会で仕事に対する本音を話すのを耳にし、その情熱を知って意識が変わったという。「“場を与えると人間って変われるんだな”とそのとき発見した」と、その後は部下の話をじっくりと聞くようになった。
企業VTRの紹介後、スタジオでは、中川家の中川礼二さんと経営コンサルタントで著書「不機嫌な職場」がベストセラーとなっている河合太介さんが、自身の会社員時代の悩みや不機嫌な職場にありがちな現状についてコメントした。

河合さんは、なぜ不機嫌な職場がふえているのか、という原因として、1.成果主義の広がり、2.雇用形態の多様化、3.人員の削減を挙げ、いまなぜ企業が課題として取り組みはじめているのかについて、次のように説明を加えている。
企業側のリスクとして、1.うつ状態になる人が増える、2.競争力の低下、3.人を育てなくなる、4.偽装・情報漏えいに気づかない。不機嫌な職場のままでいることでこうしたリスクが生まれるのだと言う。いずれも企業の存続に大きく関わるものだ。
続いて、さまざまな視点から社内関係改善の取組みを行なう企業についても番組では紹介。
大手菓子メーカーでは、移転を機に社内レイアウトを一新し、社員は毎日座る席をパソコンでアトランダムに決めるシステムに変更した。以前は部署ごとに固定されていたが、さまざまな部署の社員たちが一緒に仕事をすることで風通しのよい職場をつくることを目的に変更したもの。また、会議室には壁をつくらず、通りかかった社員が誰でも自由に会議に参加できる環境をつくっている。

取材中には、ほかの社員と同様に机を並べていた会長が登場し、「一番いいのは、すべてのディシジョン、決定のスピードが上がること」と“いいことはすぐやろう”という社風を実際にレイアウトを変えることで実現していた。このようにコミュニケーション環境の改善を目的にレイアウトを変えたいというニーズは高まっており、大手オフィス家具メーカーでは、レイアウト全体を設計する事業に力を入れているという。
いきいきと働ける“ゴキゲンな職場”が企業の底力となっていく、と番組は伝えた。(10/30)

 

▽10月30日放送分の情報はこちら

http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/