中国のエレクトロニクス情報産業は国家経済戦略をリードする産業として、政府のさらに大きな資本投下と積極的な海外企業誘致が見込まれており、同展は国内外のIT関連企業の注目を集めている。
昨年の開催には1500社が出展、40,549人の業界関係者と250社のメディアが来場した。
詳細についての問合せはAEES事務局(Email:aees@ceac.com.cn)まで。
中国のエレクトロニクス情報産業は国家経済戦略をリードする産業として、政府のさらに大きな資本投下と積極的な海外企業誘致が見込まれており、同展は国内外のIT関連企業の注目を集めている。
昨年の開催には1500社が出展、40,549人の業界関係者と250社のメディアが来場した。
詳細についての問合せはAEES事務局(Email:aees@ceac.com.cn)まで。
連載の初回は、「第23回国際血栓止血学会ISTH2011」、会場となった国立京都国際会館の営業部長苗村淑子さんに寄稿いただきました。
第23回国際血栓止血学会ISTH2011の京都開催について
国立京都国際会館にて7月23日から28日まで「第23回国際血栓止血学会ISTH2011」が開催されました。約80か国から約5000人が参加し、その内80%以上が海外からという、東日本大震災後日本で開催された国際会議としては最大規模のものとなりました。
震災後原発の影響で、他の国際会議同様、ISTH2011 も他国開催検討を余儀なくされるという瀬戸際に立たされました。日本開催再検討の理事会が開催されるまで僅か1週間。先ず、私たちは観光庁長官、京都府知事、市長、JNTO理事長に書簡を依頼し、その間に、学会は、信頼できる機関からの放射能測定データや、海外機関による京都開催リスク評価リポート等の科学的客観的データを準備されました。そして、外交ルートを通してジュネーブ在住の学会理事長に書簡と資料が届いたのは理事会の前日でした。
2002年から誘致をはじめたISTH2011、元気な日本を発信するためにも何とか予定通り京都開催を!と願い、楽天の嶋選手の言葉を借りるなら、「見せましょう、コンベンションの底力を!京都の底力を!京都国際会館の底力を!」という心境でまさに背水の陣でした。結果は、理事会でのディスカッションとコミッティの投票により、満場一致で予定通り京都開催決定となりました。その後、学会理事長から「日本の大震災支援の気持ちを表し、行動するためにも京都での学会に参加しよう」という力強いメッセージが発せられました。
今回の成功は、官学民協力の下、迅速な対応、客観的な情報開示、攻めの積極的な展開が功を奏したものでした。さらに、学会を通して培ってこられた参加者同士の絆や信頼が人々の心を動かし、会議を成功に導いたとも言えるでしょう。ISTH2011京都開催は、最先端の研究発表や討論は勿論のこと、日本を支援し、人々を勇気づけ、「日本の今」を海外に伝える貴重な機会ともなりました。
「ようこそ京都へいらっしゃいました」
このおもてなしの気持ちを参加者の皆様にお伝えしたいと思い、当館では会期中無料呈茶席をご用意し、連日大盛況でした。
国際会議は、国や地域を越えて志を同じくする人々が集い、意見を交わし、知識や経験を分かちあう素晴らしい機会です。参加者一人ひとりが集うことの素晴らしさを感じていただけるのであれば、さまざまな国際会議の舞台裏を支える一人としてこれに勝る喜びはありません。感動は原動力となります。多くの皆様のご尽力により今学会が京都で開催されましたことを深く感謝申し上げますとともに、今学会の成功が今後の国際会議誘致に繋がることを心より祈ります。
(公益財団法人国立京都国際会館 営業部長 苗村 淑子さん)
今年は「外食・フランチャイズ産業から日本を元気に!」をテーマに、新規出展者100社以上が参加、外食産業に関わる新商品・サービスが一堂に集結。また、東日本大震災の被災地域を対象とした「がんばろうニッポン!!」特設ブースを設け、東北地方・茨城県の食品業界の復興支援へ助力し、外食産業活性化を推進する。(8/15)
東京ビッグサイトは、8月11日(木)に開催予定の“LIGHT UP NIPPON
(ライト・アップ・ニッポン)”に協力し、東京から元気を発信するためにライ
トアップを実施する。
“LIGHT UP NIPPON”は、「追悼」と「復興」の祈りを込めて、東北の
太平洋沿岸で一斉に花火を打ち上げるプロジェクト。
東京ビッグサイトは、「“LIGHT UP NIPPON”のプロジェクトの主旨に賛同し、
地震と津波によって甚大な被害を受けた東北へ元気を届け、また、東北と一緒
に日本を元気にしたいと考え、同プロジェクトに協力することしました」としている。
一方で、東日本大震災による電力不足から節電が求められていることを
踏まえ、照明には環境にやさしいLED投光器を使用し、期間中は、東京
ビッグサイトのシンボルタワーである会議棟をレインボーカラーにライトアッ
プする。
ライトアップ実施概要
1 実施日:8月11日(木)
2 場所:東京ビッグサイト(江東区有明3-11-1)
3 時間:19:00~20:00
『展示会とMICEニュース』 メルマガニュース版 (水曜日)
━━━━━○MICEでつなごう、お~きな輪○━━ 2011年8月10日vol.18━━━━━━
展示会とMICEニュースの樋口です。展示会の専門出版社ピーオーピーから毎週
展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。
今週から夏休み~♪というかたも多いと思いますが、弊社は休みなし!
お盆のお坊さんのようにとっても大忙しなんです。
なぜかと言うと、先週予告をしましたHPと媒体のリニューアルが
今月末に控えているから。
HPのほうは「展コミ」からサイト名も変更し、丸4年ご愛読いただいてきました
季刊雑誌「展コミ」のほうもMICE雑誌「Congress Nippon」と一緒になります。
リニューアル創刊号は8月31日に発行します。
Webサイト名、リニューアル雑誌名はそろって「展示会とMICE」としてスタートします。
あれ?どこかで聞いた名前ですね。
《今週の“もくじ”》
1.今週の展示会【期間:2011.8.8~8.14】
2.今週のニュースヘッドライン
3.メルマガ限定《注目のMICE人物・TOPICS》沖縄インセンティブセミナー
4.とことん使おう「展コミ」サイト-「サポート企業探し」-
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【1】今週の展示会 【期間:2011.8.8~8.14】
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▽千葉
8月12日(金)~21日(日)幕張メッセ
トミカ博 in TOKYO
http://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/enter/other/0708/index.htm
▽東京
8月12日(金)~14日(日)グランドプリンスホテル新高輪
第114回日本小児科学会学術集会 付設展示
http://www.kk-kyowa.net/jps2011/
▽静岡
8月11日(木)・16日(火)ツインメッセ静岡
とびっきり!うまいもん祭2011
http://www.satv.co.jp/0500event/0010event/2011081117umaimono.html
8月13日(土)~15日(月)ツインメッセ静岡
わくわく鉄道博2011 in Shizuoka
http://www.sut-tv.com/event/tetsudo2011/
▽京都
8月11日(木)・12日(金) 国立京都国際会館
第2回プロセス科学国際シンポジウム企業展示会
http://www.chemicaldaily.co.jp/ent/ispc2011/index.html
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【2】今週のニュースヘッドライン
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・蜷川氏がJNTOコンベンション誘致部長に
・新規・既存出展者小間拡大で展示規模1.5倍に~ビューティワールドジャパン ウエスト
・ベッキーとさかなクンがサンシャイン水族館に
・アグリフードEXPOの商談件数52%増
・観光局副局長が来日、マカオMICEをPR
最新ニュースは、随時更新中です。
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【3】メルマガ限定《注目のMICE人物・TOPICS》
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沖縄インセンティブセミナーで涙がでそうに
○「まるで沖縄がそこにある」ようだ!!○
先週8月2日(火)、東京港区のシェラトン都ホテル東京で、沖縄インセンティブツアー
の魅力を伝える「沖縄インセティブセミナー」が開催されました。
2部構成で展開されたこの催しは沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー、近畿日本
ツーリストの主催で、近畿日本ツーリストの顧客企業のキーパーソンなど177人が参加
して大きな盛り上がりを見せました。
1部では「沖縄MICEの魅力の7つの魅力」と題したセミナーを沖縄観コンベンション
ビューローの照屋美奈子さんが行ないました。
次のセミナーは、沖縄のチームビルディングの素材を紹介するとともに次の日からでも
オフィスでできるチームビルディングのプログラムを実際に参加者に体験してもらう
というスタイルで展開。DMC沖縄の徳田社長などが登壇して、「沖縄のインセンティブ
は楽しいよ」と訴えかけていました。
さて、僕がびっくりしたのは2部の「沖縄テーマパーティ」です。
沖縄ならではの料理の数々はもちろん美味しかった(取材にきて本当によかったなぁ)
わけです。でもそれ以上に感銘を受けたのはあいさつに立った沖縄県の文化観光スポーツ部の
平田部長の姿。堅苦しいあいさつ(失礼!)の後半で「沖縄の文化を感じてほしい」と、なんと
自ら横笛を吹きしっとりとした曲を奏でたんですね。さすが部長!
曲名はわからなかったけれど(まじめに取材をしろという読者の声はこの際、無視します)、
その音色が心に染みわたり涙がでそうになりました。
その後パーティは、三線(さんしん)演奏による沖縄民謡の島唄で盛り上がり、
沖縄舞踏エイサーの迫力あるステージなどが繰り広げられ、会場は一気にヒートアップ。
ステージパフォーマンスのリズムに合わせ太鼓を叩く参加者がでてきたかと思うまもなく、
全員が立ち上がって手をあげて踊りはじめました(この場面にいきなり出くわした人は、
「恐い」と思うだろうなぁ…)。
でも、まるで沖縄がまるごと東京に引っ越してきたような空間がそこにできたのです。
MICEの先進県といわれる沖縄ですが、「沖縄の底力を見たり」と言えるほど感激して
しまいました。「次やるときも取材に呼んでくださいね」
(取材にかこつけておいしい料理を食べたいからではありませんよ、念のため。
でも泡盛は飲ませてくださいね、少しでいいですから)とお願いをして、
このあたりで当メルマガ担当記者・宇部芳彦の現場マイクを、スタジオにお返しします。
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【4】とことん使おう「展コミ」サイト-「サポート企業探し」-
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このメールマガジンはピーオーピーのウェブサイト「展コミ」
と連動しています。展示会のスケジュールやMICE関連ニュースなど最新情報を提供して
いますが、それ以外に展示会出展担当者をサポートするノウハウがたくさん盛り込まれて
います。(MICE関係も今後掲載していきたいですねぇ)
今回は8月1日に内容をリニューアルした「サポート企業探し」をご紹介します。
「イベントのブースをつくりたい」「映像を流したいけど、どうしよう?」など
イベントの困り事を相談できる企業を業種ごとに検索することができます。
今回から「サポートするイベント分野」と「業種」のアンド検索ができるようになりました。
(7分野:見本市・展示会/会議・学会/内覧会・発表会/パーティ・シンポジウム/
スポーツ/音楽/文化)
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最後まで本メールマガジンを読み進めていただいた方に御礼申し上げます。(樋口)
※このメールマガジンはこれまでに株式会社ピーオーピーで名刺交換させて
頂いた方に配信しております。
【発行元】(株)ピーオーピー
メルマガ担当:樋口陽子/田中力
掲載内容に関するお問い合わせ・ご意見は右記まで⇒ 03-5687-6841
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なお、8月1日付けでコンベンション誘致部次長に元上海事務所所長の鈴木克明氏が就任している。
日本政府観光局(JNTO)コンベンション誘致部長 蜷川 彰 氏
メサゴ・メッセフランクフルト(株)は、10月24日から26日までの3日間、インテックス大阪で開催される「ビューティワールドジャパン ウエスト」の概要と出展状況について発表した。
8月4日時点で出展者数は前回の130社(国内118社・海外12社)を上回り最終的には150社を見込んでおり、会場規模を1.5倍で展開する。主催者は、新規出展者に加え、既存出展者が小間を拡大したこと、特にネイルの出展ブランド数が大幅にアップしたため前回より30%小間割を拡大し構成することなどを理由に挙げた。
ビューティーワールドジャパンは1年に2回開催しており、5月の東京、10月の大阪として定着しているが、全出展者のうち、大阪への新規出展者は39.6%(うち18.7%は大阪・東京ともに初出展)となっている。
出展製品は、化粧品、美容機器、サロン備品、ネイル商材、スパ&ウエルネス関連製品、ダイエット&健康関連商品、OEM化粧品、化粧品容器、トイレタリー製品、香水、美容小物、機能性下着、ヘアケア製品、まつ毛・アートメイク関連製品、フットケア関連製品など。ビューティビジネスに必要となるあらゆるアイテムが一堂に集う。
来場者は昨年の11,449人を上回る12,000人の来場を見込んでいる。
その他、詳細については事務局(TEL03-3512-3277)まで。
横笛を奏でる沖縄県文化観光スポーツ部の平田大一部長
音色が心にしみこみました
全員が立ち上がり、ステージパフォーマンスのリズムに合わせ踊りはじめました。
太鼓を叩きノリノリの人も!
同展は全国各地で魅力ある農産物づくりに取り組んでいる農業経営者や、地元産品を活用した食品を製造する食品メーカーに販路拡大の機会を提供。今年は564先(前回549先)が出展、511小間(同501小間)と、農産業を取り巻く厳しい状況のなか昨年を上回る規模で開催。来場者は1万2,327人(同1万3,030人)やや下回ったものの、出展者アンケートによる商談引合件数は6,985件(同4,583件)で52%増と大きく伸びた。
3日に行われた同時開催セミナーでは、OOCL(ジャパン)(株)の執行役員黄明添氏と(株)ビズウィンコンサルティングの代表取締役CEO衣笠雅実氏が「震災後の中国輸出ビジネス-その行方と対策-」をテーマに講演を行なった。
黄氏は自身の中国での食品会社経営や中国投資に携わった経験をもとに、中国市場攻略の方策を、海外市場開拓に強い意欲をもつ約100人の農業関係者にレクチャー。マーケティング、商法・商習慣、税法の注意事項を提示し、成功の秘訣として事前踏査と将来ビジョンの明確化、流通チャネル全体の利益を守ることなどを挙げた。衣笠氏は神戸市の取り組みを基盤とした中小企業の海外輸出支援サービスを紹介した。(8/4)
東京ビッグサイト会議棟で開催されたセミナーには100人を超える聴講者が出席した
マカオ政府観光局の副局長ヘレナ・フェルナンデス氏とMICEを担当するビジネス・ツーリズム・センター長のリセニオ・クンニャ氏、同センター日本担当のナタリア・コウ氏が来日し、8月2日にメディア・ブリーフィング、8月3日に企業旅行プログラム紹介懇親会を実施。MICEと教育旅行のプロモーションを行なった。
メディア・ブリーフィングでフェルナンデス氏は「昨年は日本から41万人の方をお迎えしました。これは香港、中国、台湾につづいて4位で、日本はわたしたちにとって大変重要な国なのです。東日本大震災の影響で訪客数は減少していますが、日本向けプロモーション・支援の予算を削ることなく積極的に誘致を行ない、最終的には今年と同じ水準に復旧すると期待しています。」と語った。
世界遺産の街、お洒落マカオ、食彩グルメの街、贅沢な休日をキーワードに“なんとなく行ってみたい層”を取り込むために、マカオ航空と協力して推進する「50機チャーター計画」、「マカオ一人旅」と称した旅行者のレポートの発信、マカオのファンを集める「マカオ女子会」の発足、などさまざまなプロモーションで日本全国からの誘致を推進する。
MICEについてフェルナンド氏は「マカオはインセンティブ・トラベルのディスティネーションとしてみなさまに評価されています。その分野のさらなる充実だけではなく、近年はコンベンション施設の建設が進んでおり、国際会議や展示会も積極的に誘致したい」と抱負を語った。
日本代表の榊原史博氏は「日本におけるMICEプロモーションは、キーパーソンが表に出ることがなく難しい。しかし、MACAU MICE NEWSの発行、旅行会社との連携強化、MICE専任スタッフ2名の積極的な活動を軸に、直接・間接的にMICE主催者にアプローチしていく」と語った。
弊社はフェルナンデス氏の独占インタビューを行なっており、そのもようは弊社刊行の見本市展示会通信などでお伝えしていく。(8/4)