農林水産省は11月24日から26日までの3日間、“ひろがるチャンス!実らせよう産学官連携”をテーマに「アグリビジネス創出フェア2011」を幕張メッセで開催する。
今年で7回目となる同展は、農林水産・食品産業分野において、産学官の多様な機関が有する最新で質の高い技術シーズと生産現場や民間企業が有する技術ニーズとのマッチングを促進、同分野での技術革新と実用化を通じ、研究成果や技術の社会還元を目的として開催する。
今回は出展者の対象を拡大。従来の、技術シーズや研究成果を有する大学や地方公共団体、独立行政法人などの研究機関や非営利団体に加え、基礎的な技術シーズや研究成果などの展示を行なう民間企業の出展も可能とした。また、1-day出展枠を設け、1日のみの出展も可とした。
その結果、今回の出展機関数は182機関・268小間(昨年は160機関・160小間)へと増大した。
なお、入場料は無料で主催者では4万人(昨年は2万5000人)の来場を見込んでいる。
ちなみに、今回も引き続き、青果物の生産・流通技術・サービスを一堂に集めた展示会「アグロ・イノベーション2010」(日本能率協会主催)と同時開催することにより、いっそうのマッチング機会の増大とアグリビジネス創出を目指す。
その他、詳細については(株)フジヤ内の事務局(TEL:03-5560-7731)へ。
アグリビジネス創出フェア、展示規模を拡大し開催(10/27)
「Congress Nippon」No.3発刊(11/1)
見本市関連の情報誌を発行する(株)ピーオーピーは2010年10月29日、MCIEビジネスを応援する専門誌「Congress Nippon」No.3を発行した。 季刊「Congress Nippon」は、今年から本格的に始動したMICE(Meeting、Incentive、Convention、Exhibition)施策の取組みの中で、「C(Convention、Congress、Coference)」に特化した視点からMICEビジネスの現状を取材・編集した内容で展開するMICE専門雑誌。 国内のコンベンションビジネスの実情とともに、MICEビジネスに関わるプロフェッショナルの職業観を明らかにし、コンベンション産業の魅力を関係者はもとより、各企業のミーティングプランナーや総会担当者、インセンティブ関係者らに役立つ雑誌となっている。 2010年4月に創刊し、3号目となる今回は、「企業に活力をもたらす“インセンティブ・トラベル(報奨旅行)”」を特集し、インセンティブの主催企業や日本旅行業協会(JATA)、コンサルティング会社などを取材し、インセンティブ旅行の目的や意義、また戦略的な取組みや効果を高める手法などを紹介している。 MICEで地域活性化を図る取組みを紹介する「地域創造」では、(財)ちば国際コンベンションビューローの事例を取り上げ、地域連携で大型コンベンションを誘致した秘訣などを紹介している。 また、「経済を元気にするMICEビジネス」と題した巻頭の対談では、溝畑宏観光庁長官と猪口邦子 日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)会長が、MICEの現状や今後の展望など、MICEビジネスについて、熱弁を奮っている。
9月の訪日外客数、前年同月比34%増…日本政府観光局(11/2)
日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の訪日外客数推計値によると、9月は71万7800人が訪日、9月単月では過去最高を記録するとともに、9月としては初めて70万人台に達し、前年同月比34%増となった。
9月の訪日外客数を年別にさかのぼると、これまで過去最高であった2007年9月の68万9183人とくらべ、今年9月は約2万9000人が増加。なお、訪日外客数は昨年11月以降、前年同月比11か月連続で増加している。
なお、昨年9月は円高、景気低迷などの影響で、訪日外客数が16・5%減少したが、本年9月にはその反動が生じ拡大した。
この9月のプラス要因をJNTOでは、訪日旅行の広告・宣伝効果、景気の回復・好転、航空便・航空座席数の増加・回復、チャーター便の運航数増(中国)、割安航空券の設定・販売競争過熱(豪州、カナダ)、クルーズ船需要増、訪日個人観光査証の発給条件の緩和措置(中国)、大手旅行会社による訪日旅行専用サイトの開設(シンガポール)、インセンティブ旅行の催行(台湾、シンガポールなど)、訪日教育旅行の需要回復(豪州)、連休の創出(観光、中国)、「鬼月」の該当日数減少(台湾、シンガポール)などが上げられる、と分析している。
テーマは“低炭素社会”…2011電設工業展、出展者募集開始(10/20)
(社)日本電設工業協会は2011年5月25日から27日までの3日間、東京ビッグサイト西1・2ホールで「2011電設工業展」を開催することを発表し、出展者の募集を開始した。
同展は昭和32年(1957年)の第1回開催以来、回を重ねて59回目の開催となる。この間、時代の変遷のなかで「優良電設資材展」から「全国優良電設資材展」へ、さらに昭和49年(1974年)からは「電設工業展」と名称を変更し、現在にいたっている。
同展は全国各地のメーカーや販売業者が、電気設備用機器、資材、工具などの新製品を一堂に集め出展し、明日の電気設備に活かしてもらうという目的で開催するもの。今後は、世界レベルで低炭素化社会へ向けた取組みが加速することが見込まれており、主催者ではいっそうの省エネルギー製品や再生可能エネルギー製品を募集したいとの意向を見せている。今回のテーマも“低炭素化社会~電設技術とグリーンイノベーション”とした。
出展対象は、電線、ケーブル、電線接続材料、絶縁材料、バスダクト、ヒーティング、架線器材、外線設置材、地中線材、配線器具、フロアシステム器材、ルームエアコン、電化品、自家発電装置、新エネルギー・省エネルギー関係、通信・情報設備・設備ソフトウェアなど。
出展料金は、Aタイプ1小間(9平方メートル)会員25万円・非会員28万円・公益法人20万円、またパッケージブースも用意されている。Bタイプ(4小間以上申込みの場合)は1小間(9平方メートル)あたり会員23万円・非会員26万円・公益法人20万円となっている。
詳細についての問合せは事務局(TEL:03-5413-2163)まで。
日本の国際会議件数は世界5位に(10/22)
UIA(国際団体連合)はこのほど、2009年に世界で開催された国際会議の統計を発表した。
統計の結果、日本は538件で世界で5位となり、前年の575件(4位)から件数と順位ともに下がった。この理由として、世界的な不況の影響を受け、国内団体が主催する国際会議が減少したことが挙げられる。
全体の順位は、1位アメリカ、2位シンガポール、3位フランス、4位ドイツ。また、都市別順位は、1位シンガポール、2位ブリュッセル、3位パリ、4位ウィーン、5位ジュネーブで、東京は世界11位。アジアではシンガポール、ソウルに次いで3位となった。
はままつ元気まつり、100周年のプレイベント開催(10/25)
11月26日・27日の両日、デックス東京ビーチ(東京都港区台場)で、「はままつ元気まつり2010」が開催される。主催は静岡県浜松市。
2011年に市政100周年を迎える浜松市は、プレイベントとして同イベントを開催。浜松市自慢のグルメや浜松市出身の人気アーティストによるライブステージなどを展開するもの。2009年度の開催に引き続き、今回で2回目となる。
同イベントで限定で登場する特性弁当「やらまいか弁当」は浜松特産の高級浜名湖うなぎをふんだんに使用。そのほか、たっぷりの野菜が特徴の浜松餃子や三ヶ日みかん、また天竜茶など浜松を代表するグルメコンテンツを集結させる。
オープニングでは浜松市の親善大使「やらまいか大使」である俳優の筧利夫氏が登場し、浜津市の魅力やおもしろエピソードを語るほか、浜松市ゆかりのマル秘ゲストがサプライズで駆けつけ、イベントを盛り上げる。
また、デッキスペースのライブステージ上では話題沸騰中の癒し系歌姫「Tiara」や、浜松市を拠点にストリートライブ中心の活動を続け注目を集める「Jam9」など、浜松市出身で期待のアーティストのミニコンサートを無料で楽しめる。
さらに、デックス広場では「バイクの展示」「楽器の展示」(観覧無料)なども行なわれる。
入場料は原則無料(コンテンツによっては有料)。
問合せは、浜松市公聴広報課シティプロモーショングループ(TEL:053-457-2293)へ。
ギフト・ショー春2011、JAPAN DCP EXPOと同時開催(10/4)
「東京インターナショナル・ギフト・ショー」を主催する(株)ビジネスガイド社は、2011年春ショーの概要を発表し、出展者募集を開始した。
第71回を迎える次回春ショーのテーマは『新しい世界との交流“創造と発見”』。世界のバイヤーを東京ビッグサイトに集結させ、世界から日本を見つめ直すことから、あらたな“創造と発見!”を体感することができる、としている。
会期は2011年2月1日から4日までの4日間。東京ビッグサイト全館を使用し開催される。
春ショーでは、今秋9月のギフト・ショーで初開催した特別展示イベント「GOFT SHOW INDEX for GLOBAL LIFESTYLE」を展開し、モダンジャパニーズスタイル【産地の技】、ユーロスタイル【トレンド】、オリエンタルスタイル【デザイン&ハンディクラフト】の3つのカテゴリーで今回のショーテーマである『新しい世界との交流“創造と発見!”』を具体的に提案する。
東2ホールでは、「JAPAN DCP EXPO」を同時開催。ファミリー&キッズを基盤に、大人向け商品などのディズニーキャラクターのライセンシー各社が対象となっており、昨年春ショーと同規模の150社が一堂に集まる。同時開催展としては、食卓を切り口に新しいマーケットとライフスタイル・食文化を創造する見本市「第9回グルメ&ダイニングスタイルショー春2011」も展開する。
その他、詳細については、事務局(TEL:03-3843-9851)まで。
第32回オートサービスショー2011、東京ビッグサイトで開催へ(10/6)
「第32回オートサービスショー2011」が2011年6月17日から19日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。主催は(社)日本自動車機械工具協会。
経済危機の影響で前回展を延期したために4年ぶりとなる今回は、テーマを“安全と環境守る整備機器”に掲げ、久方ぶりに自動車整備業界のPRと商談の場が展開されることになる。
出展内容は自動車整備検査機器、工具、車体整備機器、電装整備機器、塗装機器、洗車洗浄機器のほか、自動車整備事業所が所有するハードウェア・ソフトウェアなど。
今回の規模は780小間を予定している。現在、出展者を募集中で、募集締切は11月30日。出展料金は屋内A小間(2.97m×2.97m)28万350円、屋内B小間(5.94m×5.94m)101万4000円、屋外小間(6m×6m)33万9000円となっている。
また、セミナーも併せて行なう。
その他、詳細はTEL:(03-3203-5157)まで。
DMC沖縄が2賞でV、沖縄MICEコンテンツトレードーショー(10/8)
沖縄県および(財)沖縄観光コンベンションビューローは9月7日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで「沖縄MICEコンテンツトレードーショー」を開催した。
同ショーの開催は今回で3回目。沖縄県内のホテルやイベント企画・運営企業41社・団体が出展し、自社の有するMICEコンテンツやプログラムを披露。国内外の旅行会社などMICE関連事業者約300人が来場した。
なお今回、同ショー内で初の試みとして「沖縄MICEコンテンツコンテスト表彰式」が行なわれた。同コンテストは沖縄ならではのオリジナリティ溢れる斬新なMICEプランや演出を表彰するもの。表彰部門は「会議運営部門」「パーティ演出部門」「メモリアルグッズ部門」の3部門。多数の応募のなかから、すでに商品化されているものあるいは商品化への具体性のあるプランが選出、表彰された。
「会議運営部門」で優勝し、表彰されたのは(有)神村酒造。アフターコンベンションまたインセンティブ向け企画として、参会者は夜間でも、原料米から泡盛ができるまでの工程をガラス越しでなく実際に蔵内で見学できる。また、記念のオリジナルボトルの作成や、同社の敷地内でパーティを開催することができるといったプラン。
「パーティ演出部門」では(株)DMC沖縄の「沖縄テーマパーティプラン」が優勝。沖縄一色のユニークな会場装飾とストーリー演出、アトラクションの組み合わせが基本になっているプランで、沖縄の主要ホテルのバンケットなどどこにでもフィットする装飾アイテムをレンタルで提供することにより、会場演出コストを大幅に削減し、環境負荷を抑えることができる。
また「メモリアルグッズ部門」でもDMC沖縄の「うちなーむんトランプ」が優勝。うちなーむんトランプは、同社が企画し、県内企業が企画・デザイン・制作した沖縄ゆかりの絵柄をトランプの絵札や数札に用いたジャイアントトランプ。沖縄を訪れた企業のインセンティブツアーやパーティなどでチームビルディング(チームワーク醸成の行事)のためのゲームなどで使用することを想定。
2部門で表彰されたDMC沖縄の徳田博之社長は、「今後も沖縄MICEを盛り上げるためにさまざまなオリジナルプランを積極的に提案し続けます」と語っている。
名刺管理の技術応用、来場者の受付対応をサポート(10/12)
名刺ソリューションを提供する(株)ビジカ・ビジネスシステムは、名刺管理専用端末BusicaFEを用いた「大規模展示会来場者システム」を開発した。
同システムは展示会場受付の端末から名刺データをサーバーに自動転送して集中管理することで、受付での対流や混乱、名刺紛失のリスクを防ぎ、スムーズな受付対応をサポート。来場者の確認をリアルタイムで行なうことや、来場者リストの出力も可能で、展示会運営の省力化と来場者重視のサポートを実現する。9月8日から10日までポートメッセなごやで開催された「ENE―WAY2010」で初めて導入された。
詳細についての問合せは同社(TEL:03-5812-4361)まで。