ホーム ブログ ページ 539

09年の訪日外客数、18.7%減の679万人(2/3)

 日本政府観光局(JNTO)は2009年の訪日外客数の推計を算出した。
前年発生した世界金融危機を契機とした景気後退と円高の継続に加え、新型インフルエンザの流行などにより、訪日外客数は過去最高を記録した前年から156万人(18.7%)減り、679万人となった。2005年の673万人とほぼ同じ水準にとどまったことになる。訪日外客数が減少したのは、SARSが流行した2003年以来6年ぶり、2ケタの減少を記録したのは、プラザ合意による円高が進んだ1986年以来23年ぶり。
国別にみると、訪日客数1位の韓国が、年間を通したウォン安の影響で前年から約1/3落ち込み159万人に減少した。2位の台湾もインフルエンザや景気低迷による外国旅行手控えで26・3%減少して102万人となった。訪日客数上位2国の減少が116・2万人と全体の減少の74.4%を占めている。
このような状況のなかで、個人観光ビザの発給を開始した中国は、ビジットジャパンキャンペーン重点市場の中では唯一増加しており、101万人となり、台湾との差はわずか1万8000人となった。
米国は下半期に入り8月、11月、12月と前年実績を上回り、減少率は8・9%にとどまった。ヨーロッパは景気後退の影響で商用需要の冷え込みが顕著だったが、日本への関心が高まり観光客は堅調で前年を上回った。

「展コミ」vol.12発刊、特集は“2010年の出展計画はこれだ”(2/26)

 ピーオーピーは2月26日、出展担当者に向けた雑誌「展コミ」(vol.12)を発刊した。
今回の特集テーマは“2010年の出展計画はこれだ”。特集の冒頭では(株)中外で企業イベントのプロデュースを手がける松島二郎氏が、長期視点での出展戦略のメリットについて解説している。続いて、年間で複数展に出展している企業のケーススタディを紹介。独自の戦略で今年の出展計画を展開する企業の姿をレポートしている。
巻頭では、放送大学教授でありながら執筆家、プロデューサーという肩書きを持つ海部宣男氏にインタビュー。天文学の視点から新しい価値を創造するためのヒントや発想する工夫や、「世界天文年2009」や「宙博(ソラハク)」の実行委員長を務めた経験を語った。
また、巻末には、展示会出展に関するさまざまなツールやサービスを紹介する「2010イベントツールカタログ」を掲載している。
展コミは、展示会に出展するためのノウハウを学ぶことができる、国内唯一の出展企業担当者向け雑誌。技術的な側面からのアプローチやクリエイター紹介、出展効果を高める方法の専門家の解説など、出展効果を期待する展示会担当者にとって「必読の書」となっている。

分析展と科学機器展、合同開催で規模拡大へ(2/1)

 9月1日から3日までの3日間、幕張メッセで「分析展2010」(主催・(社)日本分析機器工業会)と「科学機器展2010」(主催・日本科学機器団体連合会)の2つの展示会が合同展として開催されることになった。
2つの展示会が一堂に会し、研究開発・生産技術を支援する「分析・計測・科学機器の総合展」として新たなスタートを切るこの新しい合同展示会は、「合同展委員会」が一つの展示会として企画・運営を行なう。
同合同展では、2つのキャッチフレーズ「確かな技術で未来を分析」(分析展2010)と「明日を拓く科学技術」(科学機器展2010)を掲げ、このキャッチフレーズが示すとおり“研究開発・分析の入口から出口まで”の最新機器の紹介・最新情報を発信する。
「分析展2010/科学機器展2010」合同展の規模は出展者数600社以上、総展示小間数1500小間以上を目指し、幕張メッセの5つのホールをフルに使用して開催する計画。合同展となることで3万人以上の来場者数を見込んでいる。
同合同展の大きな特長は、これまでの“分析展”で高い評価を得ている“学術コンファレンス”、出展者が発表する“新技術説明会”。加えて科学機器展(旧 全日本科学機器展in東京)で実施してきた各種フォーラム。これらのさらなる充実を図り、最先端シーズ情報の発信などを行なうことでさらなる来場者動員を図る予定だ。
なお、同合同展では出展者募集を開始している。出展、その他についての問合せは日本分析機器工業会内の合同展事務局(TEL:03-3292-0642)まで

国際サッカービジネス展示会、主催者側の事情で中止に(2/18)

 2010年2月19日から21日までの3日間、幕張メッセで開催予定だった「FOOTBALL-1」国際サッカービジネス展示会 2010が17日、主催者側の事情により、開催日直前で中止となった。
「Football-1」は日本初のサッカー専門展示会で、リバプールやチェルシーなどのクラブチーム、adidadsなどのメーカーやFIFA(国際サッカー連盟)も出展が決まっており、サッカーに関する国内外の商品・サービスなどが展示される予定だった。
同展の主催者である(株)コンケストによると、募集当初は250社の出展者を見込んでいたが、不景気の影響などもあり、出展者は89社にとどまり資金繰りが悪化、施設使用料を支払えない状況に陥ったという。FIFAや海外クラブチームの出展が決まる一方、国内では(財)日本サッカー協会の協力を得られず、Jクラブの出展は決まっていなかった。
同社によると、同展に出展予定だった出展者には、出展費用の全額を返金し、出展に関する経費も負担するという。
詳細は、(株)コンケスト(TEL:045-914-3921)まで。

08年国内イベント市場規模、前年比82%の2兆2589億円(1/22)

 全国規模でイベントの市場規模をカテゴリー別に調査・推計し、調査結果を毎年公表している(社)日本イベント産業振興協会(JACE)は2009年12月末、「平成20年国内イベント市場規模推計結果」を報告書として刊行した。
報告書によると、平成20年のイベント全体の市場規模推計は、2兆2589億円(前年比82・8%)。このうち、事業費は1兆5692億円(前年比76%)、来場者消費額は6897億円(前年比104・1%)であった。また、カテゴリー別にみると、「見本市・展示会」の市場規模は、3881億円(前年比104・2%)。うち事業費は2874億円(前年比102・3%)、来場者消費額1007億円(前年比110%)となっている。
同報告書では、そのほか博覧会、フェスティバル、会議イベント、文化イベント、スポーツイベント、販促イベントのカテゴリーごとに推計を出している。
同報告書についての問合せは、調査・研究本部(TEL:03-3238-7821)まで。

東京のMICEを紹介する「英語版ガイドブック」発刊(1/27)

(財)東京観光財団(TCVB)は、このほど「Tokyo Meeting Planner’s Guide 2010-2011」を発刊した。同書では海外のMICE主催者やミーティングプランナーにむけて、東京のMICE関連情報を総合的に紹介している。
2006年の第一版からの情報更新だけでなく、貸切可能なレストランなど利用者の利便性を高めるとともにより東京の魅力をアピールする内容となった。
TCVBは同書を利用して、積極的に海外へMICE都市東京をアピールし、誘致を行なっていく。
購入希望や問合せはコンベンション事業部(TEL:03-5840-8893)まで。

ボローニャの自動車関連機器展、2011年5月に開催(1/18)

 2011年5月25日から29日までの5日間、イタリア・ボローニャのボローニャトレードフェアセンターで「第24回国際自動車関連機器・製品見本市」(アウトプロモッテク国際見本市=autopromotec)が開催される。主催はAICA(イタリア自動車機器製造協会)とAIRP(イタリア再生タイヤ協会)。
自動車関連機器およびアフターマーケットに関する同展は2年に1度の開催。出展製品は分野ことに(1)スペアパーツ、各部品、カーメンテナンス、(2)新・再生タイヤ、タイヤ製品、(3)車体修理業者用機器およびツール、(4)車体リフト、診断機器、(5)自動車修理業者用ツール、カーケア製品、(5)洗車機器類、(7)エンジンオーバーホール機器、(8)燃料、新動力、新エネルギー、の8分野にゾーニングされる。
2009年の同展では1443社の出展があり、2007年の1404社に比して2・8%の増加となった。ちなみに日本からも9社が出展参加した。

プラスチックの見本市、3月5日から台北で(1/20)

 3月5日から9日までの5日までの3日間、台湾の台北世界貿易センター南港展示ホールで「2010年台北国際プラスティック・ゴム工業見本市」(TAIPEI PLAS2010)が開催される。主催は中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)および台湾区機器工業同業公会(TAMI)。
同展はアジア3大プラスチック・ゴム見本市の一つで、台湾のプラスチック・ゴム機械・製品のもっとも重要な海外セールスの場となっている。
展示内容はプラスチック・ゴム加工機械、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機、印刷機械、補助設備、金型、付属部品、半製品および完成品、原料など。
今回の同展の規模は、出展者数450社、2500小間となる予定。ちなみに昨年の同展には429社・2466小間が出展。うち、海外からは日本、米国、韓国、中国、ドイツなどから96社が出展した。また昨年の入場者数は1万7683人となり、前々回に比して28%増加した。
なお今回、日本の企業で年商5億円以上の企業のバイヤーには東京・台北往復航空券やホテル宿泊の優待を用意している。詳細については台湾貿易センター東京事務所(TEL:03-3514-4700)へ。

医療機器 開発・製造技術EXPO、東京・大阪で開催へ(1/14)

 医療機器を開発・製造するための部品や装置を一堂に集める「医療機器 開発・製造技術EXPO」が東京・大阪の2会場で開催される。会期は東京展(東京ビッグサイト)が6月23日から25日まで、関西展(インテックス大阪)が10月6日から8日までの3日間となっている。
同展は東京と大阪で行なわれる「機械要素技術展」内の新規展として展開するもので、日本の医療機器マーケットの活性化、国際化を推進することを目指す。
出展対象は加工技術・装置部品 、FA・ロボット技術、工作機械・成形機、バリ取り、洗浄技術、計測機器、試験機器、センサ、画像処理技術、電子技術、包装機械、包装資材、クリーン製品、ITソリューションなどの各種関連製品およびサービス。
その他、詳細はリードエグジビションジャパン(株)内の事務局(TEL:03-3349-8506)まで。

あたりまえのことをしっかり実行することの大切さ

あたりまえのことをしっかり実行することの大切さ

(株)協栄 代表取締役社長 山田 賢治さん