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【JNTOデータ】3月の訪日外客数は約181万人 2019年レベルまで回復近づく

日本政府観光局(JNTO)は4月19日、3月の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●3月の訪日外客数は、桜シーズンの訪日需要の高まりやクルーズ船の運航再開※などの影響により、2019年同月比65.8%の1,817,500人となった。

※新型コロナの感染拡大により中断していた外国客船会社による日本への国際クルーズ運航が3月から再開した。

●欧米豪中東地域からの訪日外客数の大幅な増加が全体を押し上げた。

●昨年10月の個人旅行再開以降で最高を記録した。

●定期便においては、夏ダイヤへの変更に合わせて増便・復便がなされているが、依然として多くの市場では回復途上にある。

豪州は、日本の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開などの影響もあり、訪日外客数は 45,200人(対 2019 年同月比 102.3%)だった。

米国は、帰国時の行動制限※の継続などがあるものの、日本の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開等の影響もあり、訪日外客数は 203,000 人(対 2019年同月比 115.0%)だった。

※自国民の日本からの入国については、入国後、3~5 日以内の検査等が推奨されている。

英国は、日本側の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開等の影響もあり、訪日外客数は34,800人(対 2019年同月比 90.1%)だった。

ドイツは、日本側の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開などの影響もあり、訪日外客数は25,900人(対 2019 年同月比 90.4%)だった。

韓国は、旅行のオフシーズンを迎えたものの、日本側の水際規制緩和、日本各地への地方路線復便の回復等の影響もあり、訪日外客数は466,800 人(対 2019 年同月比 79.7%)だった。

中国は、日本行きの海外旅行制限措置や帰国時の入国制限※の継続、日本側の水際規制などがあり、訪日外客数は 75,700 人(対 2019 年同月比 11.0%)となっている。

※ 中国文化旅游部より日本行きの海外旅行商品の販売禁止措置が継続されている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得が求められる。

 

最新寿司ロボットによる省人化・DXを提案した「スズモフェア2023東京」

寿司ロボットや米飯加工機械の鈴茂器工は2023年4月18日と19日の2日間、東京・豊島の池袋 サンシャインシティ文化会館3階 ホールCで「スズモフェア2023東京」を開催した。

フェアでは鈴茂器工の製品による省人化や、作業の効率化を提案。入口付近のエリアでは、サービスロボットのPLEN Roboticsと業務DXロボットのUGOとのコラボによる次世代店舗づくりを展示。受付から配席、案内、調理、配膳、会計までをロボットが行うことで、未来の省人化店舗を実現できるとした。

今回のフェアで最も注目を集めたのが、最新型寿司ロボット「S-Cube」だ。これまで鈴茂器工では大規模寿司店向けのロボットなどを開発してきたが、「S-Cube」はより小規模な店舗への導入を想定している。重さ15kgというコンパクトサイズで収納が手軽なのはもちろん、デザインにもこだわっており、調理場が客席から見えても「カッコいい」と思える作りになっている。品質も、口の中に入れた瞬間シャリがほぐれるよう注力した。来年の発売を見据え現在開発中で、海外展開も視野に入れている。

ライスシート製造用の「SVS-FCA」は欧州をはじめとした海外で人気のロボットだ。海外では握り寿司よりも巻き寿司の方が需要が高く、平たいライスシートを一定間隔で作ることのできる同製品は重宝される。「SVS-FCA」は2つのライスシートを同時に作ることが可能で、2つのシートを取ると自動的に次のシートが作られるように設定することも可能なため、スタッフ2人がかりによる作業の効率化を実現する。

ご飯盛り付けロボット「Fuwarica」の最新機種であるGST-RRAは、機体上部にディスプレイを搭載したモデルで、スタイリッシュな外装が特徴。ホッパーには約3.3升という大量のご飯を入れることが可能な上、保温性にも優れ、炊き立てのようなご飯を提供できる。また、機体前面で発行するLEDライトはご飯の残量により青から黄、黄から赤へと色が変化するため、遠目からでも確認することが容易。容器を置かなければ作動しない設計になっているため、ホテルのビュッフェなどで活躍が期待できる。

参考出品である「IoT × ESS-MSAおむすびライン」は、作業の見える化や現場サポート力の向上を実現する。また、新提案として、韓国で人気のジャンボ手巻きおむすびの製造を提案した。新開発の粒立シートによりおいしい食感を実現できるのもセールスポイントだ。

そのほかフェアでは関連企業の出展コーナーや、鈴茂器工のInstagramに掲載したフードスタイリスト監修オリジナルメニューからいいね数ベスト3を発表した「SUZUMO Instagram Award 2022」の展示などが行われた。なお、鈴茂器工は2023年5月10日から東京ビッグサイトで開催される「福利厚生EXPO / 総務・人事・経理Week」(主催:RX Japan)および6月6日から東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2023」(主催:日本食品機械工業会)にも出展予定。

 

うみつばめ衛星プロジェクト(OPIE’23)

うみつばめ衛星プロジェクトは、4月19日から21日にパシフィコ横浜で開催の「OPIE’23」内の宇宙・天文光学EXPO(主催:OPI協議会、日本フォトニクス協議会ほか)に出展し、事業のねらいや活動を紹介した。

このプロジェクトは50kg級の超小型衛星「うみつばめ」を打ち上げ、その観測データにより、貧困や環境問題の解決などといった社会の抱える問題の解決を目指すもの。 “ライドシェア”がキーワードとなっており、これまでの人工衛星は地球や天文衛星など専用衛星として開発されていたのに対し、この「うみつばめ」は地球観測データの取得と天体イベントの観測という2つのミッションを抱えている。昼にマルチスペクトルカメラを用いて地球の細かい光と色のデータ、夜には宇宙の紫外線を観測。農作物の収穫量の予測や赤潮・土壌の観測などへの活用が期待される。
チームは企業や大学などにより構成されており、それぞれの得意な技術や人手を無償で持ち寄って計画を進めている。プロジェクトの最初の衛星は2023年内に打ち上げ、軌道上に乗せる予定。

新設新装展加え最先端の光学技術発信 OPIE’23

OPI 協議会は、本日4月19日から光関連の専門展関連の専門展「OPIE’23(OPTICS PHOTONICSInternational Exhibition 2023)」をパシフィコ横浜で開催している。会期は21日までの3日間。関連分野の大学・研究機関、企業の開発技術者・研究開発者、併催イベントの参加者など1万2,000人の来場を見込む。

構成展は「レーザーEXPO」、「レンズ設計・製造展」、「ポジショニングEXPO」、「宇宙・天文光学EXPO」と、新装展となる「光源・光学素子EXPO」「光と画像のセンサ&イメージングEXPO」。また新たに「光通信・要素技術&応用EXPO」を創設。大容量・高速・低消費電力通信を支えるデバイス、システムが集結する。レーザーEXPO 内には特設ゾーンを展開しており、レーザー照明・ディスプレイ/光無線給電、パワーレーザー、光ファイバーを特集する。アメリカの光協会であるSPIEや、ドイツパビリオン、関連する学会なども出展を行っている。

GWは食イベントを楽しもう! ゴールデンウィークに開催予定のグルメイベント・フードフェス

2024年版はこちら
https://www.eventbiz.net/?p=136424

イベントが本格的に戻りはじめた2023年。そんな今年のGWは、グルメイベントやフードフェスが盛りだくさん。全国の開催予定のグルメと食に関するイベントを紹介します!

▽東北エリア

〈宮城〉
・仙台ラーメンフェスタ2023
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:杜の広場公園
入場料:無料、ラーメン1杯950円 ※キャッシュレス決済可
公式サイト:http://sendai-ramenfesta.com/

・ベアレンスプリングフェスト2023
会 期:5月3日(水)~6日(土)
会 場:ベアレン醸造所前特設会場
入場料:2,500円(前売り券のみ販売)
公式サイト:https://www.baerenbier.co.jp/springfest2023/

▽関東エリア

〈埼玉〉
・バーガーフェス2023
会 期:5月5日(金)~7日(日)
会 場:ところざわサクラタウン
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://tokorozawa-sakuratown.com/event/gw2023-3.html

〈東京〉・台湾祭in東京スカイツリータウン®2023
会 期:4月15日(土)〜5月7日(日)/5月10日(水)〜5月28日(日)
会 場:東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナ
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.taiwanfesta.com/202304-tokyoskytree/
・うま飯!盛り飯!地元飯フェスsupported byにしたんクリニック
会 期:4月28日(金)~5月1日(月)/5月3日(水)~5月7日(日)
会 場:日比谷公園
入場料:食はエリア無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.furusatotokyofes.com/

・お台場オクトーバーフェスト2023~SPRING~
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:シンボルプロムナード公園 セントラル広場
入場料:中学生以上500円 ※小学生以下無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.oktober-fest.jp/odaiba_spring/

夕方16時から数量限定販売の「裏メニュー」。左:和牛こぼれ寿司(土鍋ごはん 米三)、右:希少部位!イチボ肉シュラスコステーキ(ブラジルグリル)

・肉フェス 2023 Theカーニバル TOKYO
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:台場特設会場 お台場青海地区P区画
入場料:無料、食券1枚700円、食券及び電子マネー利用可
※食券は現地購入の他、肉フェス公式アプリからも購入可
公式サイト:https://www.nikufes.jp/2023/


・クラフト餃子フェス2023 TOKYO

会 期:4月28日(金)〜5月7日(日)
会 場:駒沢オリンピック公園 中央広場
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)※食券、電子マネー利用可能
公式サイト:https://craftgyoza.jp/tokyo2023/

・KICHIJOJI BEER HOLIDAY
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:コピス吉祥寺屋上広場(A館3階GREENING広場)
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.coppice.jp/newsandevent/coppice/13504/


・激辛グルメ春祭り2023

会 期:5月4日(木)~9日(火)/5月10日(水)~16日(火)
会 場:歌舞伎町シネシティ広場
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.gekikara-gourmet.com/

〈神奈川〉

・第3回 肉祭 2023
会 期:5月3日(水)~7日(日)
会 場:等々力緑地~催し物広場~
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://nikumatsuri.jp/

▽中部・関西エリア

〈愛知〉

・ベルギービールウィークエンド 名古屋
会 期:4月27日(木)~5月7日(日)
会 場:久屋大通公園 エディオン久屋広場・エンゼル広場
入場料:スターターセット(前売り)3,300円 ほか
公式サイト:https://belgianbeerweekend.jp/

・全日本うまいもの祭り2023
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:愛・地球博記念公園(モリコロパーク) 大芝生広場
入場料:大人1日券 700円 ほか
公式サイト:https://umatsuri.jp/index.html

・まちなか Garden 「マジカル★グルメサーカス 2023」
会 期:5月4 日(木)
会 場:豊橋市まちなか広場
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://1484machinaka.jp/event/7832

〈大阪〉

・ビーフフェス OSAKA 2023
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:長居公園 自由広場
入場料:無料、食券1枚700円 ※電子マネー利用可
公式サイト:https://beef-fes.jp/osaka2023/

・NANIWANOMIYA WORLD KITCHEN FEST.
会 期:4月29日(土)~5月7日(日)
会 場:難波宮跡
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://naniwanomiya-world-fest.com/

・スマレジ presents はらぺこサーカス
会 期:5月3日(水)~7日(日)
会 場:花博記念公園鶴見緑地
⼊場料: 無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.mbs.jp/harapeko/

・フードソニック 2023 in 京橋
会 期:5月3日(水)~7日(日)
会 場:京橋フードソニック特設会場
入場料:前売り400円/当日500円(フード、ドリンクなどは別料金)
公式サイト:https://www.foodsonic.jp/

・クラフト餃子フェス2023 OSAKA
会 期:5月2日(火)〜7日(日)
会 場:大阪城公園 太陽の広場
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)※食券、電子マネー利用可能
公式サイト:https://craftgyoza.jp/osaka2023/

〈神戸〉

・神戸オクトーバーフェスト2023
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:神戸ハーバーランド海側 スペース
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト: https://www.beerhour.biz/kobe-oktober-fest

・フランスワインフェスティバル2023 in神戸ハーバーランド
会 期:4月28日(金)~5月7日(日)
会 場:神戸ハーバーランド umie モザイク 海側スペース

京丹波高原豚しゃぶしゃぶ丼

・キッチンカーコレクションin サンシャインワーフ神⼾ 2023 Spring
会 期:5月3日(水)~5日(金)
会 場:サンシャインワーフ神⼾
⼊場料: 無料(フード、ドリンクなどは有料)
公式サイト:https://www.tv-osaka.co.jp/kitchencar/


▽九州・中国エリア

〈広島〉

・クラフト餃子フェス HIROSHIMA 2023 with 世界のビールとグルメスタジアム
会 期:4月28日(金)〜5月7日(日)
会 場:HIROSHIMA GATE PARK PLAZA(旧広島市民球場跡地)
入場料:無料(フード、ドリンクなどは有料)※食券、電子マネー利用可能
公式サイト:https://craftgyoza.jp/hiroshima2023/

【施設の詳細】政府が大阪のIR区域整備計画を認定

2022年4月に大阪府および大阪IR株式会社から認定申請のあった「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」について、国土交通省は外部有識者からなる審査委員会で審査を行ってきたが、4月14日付けで同計画を認定した。

開業時期:2029年秋~冬頃(工程が最も早く進捗した場合の想定)

初期投資額:約1兆800億円(税抜き)
建設関連投資:約7,800億円、その他初期投資額:約3,000億円

目 標
◆世界水準のオールインワンMICE拠点の形成
大阪・関西の経済成長を牽引するMICEの新たな誘致・開催 等
◆国内外の集客力強化への貢献
大阪における訪日外国人旅行者数や旅行消費額の更なる増加 等
◆日本観光のゲートウェイの形成
大阪IRへの来訪者を各地に送り出し、IR立地に伴う集客効果を各地に相乗的に波及

所在地:大阪府大阪市此花区夢洲中1丁目の一部ほか

IR区域の全体配置(イメージ)

IR施設の規模

全景イメージ

MICE施設イメージ

MICE施設(国際会議場施設)

■MICE等主催者のニーズに応じて多用途に利用可能な会議室を一体的に配置し、国際会議の用に供する全ての室の収容人員の合計が概ね12,000人以上となる国際会議場施設を整備

■可動間仕切りを導入する事に加え、照明・空調設備、天井吊物機構等を充実させることで、多彩なイベントの同時開催にも対応

■各国との首脳級会合、閣僚級会合等の重要な国際会議等に対応可能な機能を整備

■MICE施設内にMICE専用のキッチンを設置し、飲食ニーズを伴う多様なMICEイベントの同時開催に対応

MICE施設(展示等施設)

■BtoBの展示会に加え、BtoCの見本市やフェスティバルなど様々なイベントの開催に対応

■展示ホールごとに可動間仕切りを設置し、さらに、照明・空調設備、天井吊物機構、電源等を充実させることで、多彩なイベントの同時開催に対応

■大規模なMICEイベントにおける一体利用を想定し、MICE施設に隣接して屋外イベントスペースを配置

■オンラインイベントの同時開催や、来場者の利便性に対応すべく、安定性・実用性の高い通信環境を整備

宿泊施設

■総客室数約2,500室を整備
■平均客室面積は約60~75㎡
■全客室のうち約20%以上がスイートルーム
■スイートルームの平均客室面積は約105~135㎡

MGM大阪イメージ
MUSUBIホテルイメージ

MGM大阪
様々な機能を備えるエンターテイメントホテル
 ブランド:MGM
 グレード:ラグジュアリー
 ターゲット:ビジネス客からレジャー客まで、幅広い層の来訪者

MGM大阪ヴィラ
客室ごとに専属スタッフを配置するVIP向け最高級ホテル
 ブランド:MGM
 グレード:スーパー・ラグジュアリー
 ターゲット:最もハイエンドの富裕層

MUSUBIホテル
幅広い層をターゲットとする多世代型アクアリゾートホテル
 ブランド:新ブランド
 グレード:アッパー・アップスケール
 ターゲット:ファミリー客から富裕層まで最も幅広い来訪者

また、今回の認定においては、特定複合観光施設区域整備法第9条第13項に基づき、以下などの条件が付された。

整備による効果の推計に関して、推計に用いる各種データ等の精緻化

特に外国人来訪客の増加に向けたプロモーションと集客の実施に取り組むこと

地盤沈下については、継続的に沈下量計測などのモニタリングを実施するとともに、想定以上の沈下が進行した場合などの対応について十分検討すること

ギャンブル等依存が疑われる者の割合の調査を行い、その結果を踏まえ実効性のある依存防止対策を定期的に検証し、大阪府・大阪市及び設置運営事業者が連携・協力して必要な措置を適切に講ずること

 

 

今週の展示会スケジュール(4/17~4/23)

4/17~4/23 開催の展示会

▽東京

4月19日(水)~20日(木)
東京都立産業貿易センター浜松町館
2023年ワールドオプチカルフェア

4月19日(水)~21日(金)
東京ビッグサイト
ジャパンライフサイエンスウィーク
CPHI Japan 2023
Medtec Japan
・Medical Electronics Expo
・Medical ICT / Home Healthcare Expo
Medical City / Disaster Medical & Disaster prevention Safety EXPO
・Test Kit Japan
・ファーマIT&デジタルヘルスエキスポ2023

▽神奈川

4月19日(水)~21日(金)
パシフィコ横浜
OPIE’23
レーザーEXPO
レンズ設計・製造展
ポジショニングEXPO
光源・光学素子EXPO
宇宙・天文光学EXPO
光と画像のセンサ&イメージングEXPO
光通信・要素技術&応用EXPO

▽大阪

4月19日(水)~21日(金)
インテックス大阪
慢性期医療展2023
看護未来展2023
在宅医療展2023
バリアフリー2023

「第896号 見本市展示会通信(春季特集号)」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第896号 見本市展示会通信(春季特集号)」を発行しました。

特集
春の注目展2023
MICE施設の「今」
見本市展示会に対する補助・助成制度一覧
「ユーロショップ2023」を振り返る

主な記事
・〈寄稿〉「2つの大型食品・飲料展示会にみる地方庁の参加状況」 桜井悌司 氏
・注目の出展者 「リラクッション」(アロン化成)他
・〈インタビュー〉 観光活性化戦略 タケナカ 長崎英樹 氏
・春の人事、一般ニュース

発行について:第896号 2023年(令和5年)4月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら<

 

[インタビュー・観光活性化戦略]歴史的資源のデジタル演出でシティプロモーション成功へと導く – タケナカ・長崎英樹氏

お城はその文化的・歴史的価値から人気の観光スポットとなりやすい。また光や映像で彩る演出は、文化財として貴重に扱うべきお城との相性も良い。現存天守12城のうち「姫路城」「高知城」へのプロジェクションマッピング実績があり、ナイトイベントやデジタル演出に詳しい長崎英樹氏(タケナカ専務取締役・シムディレクト代表取締役)に話を聞いた。

◆企画書とプレゼンで情熱を伝える

―お城へのプロジェクションマッピング事業はコンペを経て選定されることが多い中、高いコンペ勝率を維持しているようですが、企画書やプレゼンのポイントを教えてください

長崎 英樹 氏

企画を立てる際は、印象に残る内容にすることはもちろん、加えてその場所、そのお城ならではのオリジナリティを重視しています。お城の仕事で地方自治体の方と関わる中で思うのは、誰もが自分たちの地域のお城を愛しているということ。他所のお城でも成り立つような演出の提案は受け入れられることはないと考えています。

またプレゼンは企画書に込められた思いをしっかりと伝えることが重要です。企画書を書き、プレゼンまで私たちが行うことにこだわっています。企画書を書いた本人の言葉でなければ、心の底から携わりたいという気持ちを伝えそこねてしまうでしょう。私たちはプレゼンまでさせてもらえない案件なのであれば辞退することさえあります。

◆プロジェクションマッピングの歴史と未来

姫路城夜間イベント「姫路光絵巻 HAKUA -新たなる羽ばたき-」 天守へのプロジェクションマッピング

―代表的な事例のひとつに2015年に行った姫路城へのマッピングが挙げられます

2015年はプロジェクションマッピングに対する世間の認知度や注目度が高まってきた時期であり、姫路城は5年半にもわたる「平成の大修理」後で、人々の関心が集まっていたタイミング。それらの相乗効果で多くのメディアからも取り上げられ、予想以上の集客でした。

経験上、マッピングイベントを開催する際、その地域の人口の10%を集客できれば大成功といえます。姫路市の人口は約53万人なので、1日あたり5万人を予測しましたが、会期3日間で19万人をカウントしました。実際には会場内に入れなかった方もいたため、お城の周辺にはさらに多くの人が集まりました。裏話ですが、2015年に人を集め過ぎてしまった結果、翌年は入場を有料にし、天守へマッピングしないことを条件にしなければ、安全面の観点から実施許可が下りませんでした。

振り返ると、その頃が野外の大型プロジェクションマッピングのピークだったといえます。

―直近の事例には高知城へのマッピングがあります

高知城天守へのプロジェクションマッピング

高知城では例年、プロジェクションマッピングのイベントを開催しています。2022年、はじめて当社が担当することになりましたが、姫路城のときとは、また違ったプレッシャーがありました。というのも、地元の来場者にとっては恒例行事であり、演出の変化や進化を楽しみにしている人も多いはず。その期待値を超えたい思いがありました。

また今回、どうしてもこだわりたかったのが無料エリアの設置です。有料のメインコンテンツにつながる入口階段をリッチにマッピングしました。できるだけ多くの人に楽しんでほしいという思いと、あとに続くメインコンテンツに対する当社の自信をアピールしたかったのです。

高知城夜間イベント「Art+ +高知城 ひかりの花図鑑-牧野富太郎と植物を愛した画家たち-」の無料エリア「入口階段 花手水の階段」

―2015年にピークを迎えてから約8年が経ち、とりまく環境はどのように変化しましたか

SNSの普及が大きな変化をもたらしました。拡散力が集客に結び付くケースが多いため、われわれも常に意識しています。プロジェクションマッピングは映像と音のコンテンツゆえに、SNS動画との相性が良いと思いきや、実は静止画が重要なのです。コンテンツ制作においても、ある一瞬を切り取ったときに、耐えうるグラフィックになるかどうかを重要視しています。ときには、思わず写真を撮りたくなるようなシーンを意図的に用意することもあります。

また一方で、特に一般企業からの屋外かつ大型のプロジェクションマッピングの依頼は減少傾向にあります。しかしながら、屋内で実施することが増えたり、小型化・常設化が増えました。求められるマッピングのスタイルは変わりつつありますが、仕事量は変わりません。つまり、広告・宣伝という文脈においては、屋外の大型マッピングの役目は果たしたのだと思います。

―文化としての定着、あるいは大衆化が進んだともいえますが、そのような中でこれからのクリエイターに求められることは何でしょうか

今や大きくて、きれいなだけでは成立しません。驚きを生み出すには、新しいものを足したり引いたり、演出を変えることによって付加価値を高めなくては。クリエイターにとって大きな課題ですが、一方で刺激でもあり、鍛錬にもなります。これからは実力のあるクリエイターだけが残るでしょう。

われわれは、やりつくしたとは思っていません。なぜなら、新しいテクノロジーは日々生まれていて、その組み合わせは無限にあるからです。

◆プロジェクト成功のために

―地方自治体の担当者とは、どのようにコミュニケーションを図っていますか

自治体からプロジェクションマッピングやナイトイベントに関するヒアリング調査は頻繁にあります。その対応は私が担当していますが、最終的に当社が受注する、しないにかかわらず、問い合わせの数に対して、実際にはイベント開催まで至っていないケースが多いです。

―問い合わせるということは興味があるということですよね。実現するにあたり高いハードルがあるのでしょうか

実現するときは必ず、その担当者の熱量が高く、前のめりです。ナイトイベントを開催し市民に喜んでもらいたい、シティセールスにつながるから頑張ろう、全国的な認知度向上のためにチャレンジしよう。そのような意思が電話口からも伝わってきます。

私は問い合わせがあった段階で、開催する上での懸念点や私なりのノウハウを話すようにしています。例えば、地元警察に伝えるタイミングは大切ですよ、というアドバイスや起こり得るリスクなど。熱量の高い担当者はそのような話も真剣に聞いてくれる。それだけ、お城のプロジェクションマッピングイベントは、その担当者の強い思いがないと実現しないプロジェクトなのです。

(文=木下慧輔)

【体験レポート】東京ドームシティLaQua大規模リニューアル!GWには様々なイベントも

東京ドームシティLaQua(ラクーア)は2023年5月に開業20周年を迎えるにあたり、過去最大規模のリニューアルを行う。

4月15日にはプライベートサウナの「Sauna Lounge Rentola(サウナラウンジ レントラ)」、フードゾーン「DELI&DISH(デリアンドディッシュ)」が新規開業するほか、東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア内の「ヒーリング バーデ」をリニューアルオープンする。4月13日には先んじて、メディア向けの内覧会が行われた。

Sauna Lounge Rentola

約300㎡の敷地に1~2名部屋(約20㎡)を5室、最大4名部屋(約25㎡)1室を備える。施設は①サウナ付個室、②パウダーコーナー&ロッカールーム、③利用者専用ラウンジ、④ラウンジ併設カフェで構成。サウナ付個室は宇宙をコンセプトとしたデザインで高級感を感じさせるしつらえになっている。サウナ室の温度は80、90、100℃から選んで予約可能。

施設には利用後2時間まで滞在可能な専用ラウンジを併設。サウナを満喫した後で歓談したり、備え付けのカフェではコーヒーやお酒、軽食を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができる。

サウナ付個室
サウナ
ラウンジ

ヒーリング バーデ

9階エリアには①女性専用岩盤浴室「琥弓洞(こきゅうどう)」(室温約45℃)、②まるで空の中にいるような景色を楽しみつつ飲物を楽しめる「彩空殿(さいくうでん)」(室温約30℃)、③万華鏡の中にいるような鏡張りの部屋でクールダウンできる「華鏡房(かきょうぼう)」(室温約10℃)、④フードやドリンクを提供する「DAYOFF CAFE(デイオフカフェ)」、⑤岩盤浴利用後もゆっくりチェアやベッドでリラックスでき「休憩スペース」の5つが誕生。

7階の「ランデブースクエア」には東京ドームシティの景色を楽しみながら足でプールを感じる屋外デッキの「フットプールエリア」、おしゃれなインテリアで飾り付けられた「屋内ラウンジエリア」、オリジナルカクテルが楽しめる「R.S.BAR(アールエス バー)」が登場。

琥弓洞(こきゅうどう
彩空殿(さいくうでん)
華鏡房(かきょうぼう)
dayoff cafe(デイオフカフェ)
休憩スペース
フットプールエリア
屋内ラウンジエリア
R.S. BAR(アールエス バー)

DELI&DISH

ラクーア1階に位置するフードゾーンDELI&DISHには、選りすぐりの総菜やスイーツなど26店舗が出店する。

「フレンチヌードルファクトリー」の「元祖オマールエビラーメン」は濃縮されたエビの旨味が感じられる濃厚なスープが特徴。まるで本格フレンチを食べているような感覚になる。備え付けのフランスパンの上に乗せられたサワークリームをスープに溶かすことで、また違った味わいを楽しむことができる。残ったスープを使ったリゾットもお勧めだ。

本場台湾屋台のデリを日本人向けにアレンジした「日日包(ニチニチパオ)」の名物である「焼き小籠包」はとにかく肉汁の旨味が凄い。一口噛むと生地の中から熱い肉汁が勢いよく飛び出してくる。台湾夜市の定番グルメである「大鶏排(ダージーパイ)」も食べ応え抜群の逸品だ。

「YANAKA COFFEE」は谷中発祥の注文ごとに生豆から焙煎するコーヒー専門店。コーヒー豆20~30種類を取り扱っており、週替わりのお勧めメニューもある。

「クラフトプリン製作所 vuke(ブーケ)」のプリンはしっとりとした食感と、甘すぎない舌触りが絶妙な味わいのスイーツ。マダガスカル産バニラがふんだんに使用されており、口に入れた瞬間ふんわりと良い香りがするのも特徴で、お土産にもぴったり。

「ハピマルフルーツ神楽坂」の「なめらか苺プリン」は、いちご農家である同店だからこそ提供できる、味がしっかりとしている苺がフルーツ好きにはたまらない一品に仕上がっている。甘さを引き締める果実の酸味が、プリンと絶妙なハーモニーを醸し出す。

「フレンチヌードルファクトリー」の「元祖オマールエビラーメン」
「日日包(ニチニチパオ)」の名物である「焼き小籠包」
「YANAKA COFFEE」
「クラフトプリン製作所 vuke(ブーケ)」のプリン
「ハピマルフルーツ神楽坂」の「なめらか苺プリン」

ゴールデンウィークにはイベントが盛りだくさん

ラクーアでは開業20周年を記念して「LaQua 20th RENEWAL FES」と題したバラエティに富んだ大型イベントを5月31日まで開催する。中でもゴールデンウィークの9日間(4月29日~5月7日)はイベントを思い切り欲張って楽しめる「よくばりウィーク」となっている。

今年のGWはリニューアルしたラクーアで日頃の疲れをリフレッシュしてみてはいかがだろう。