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ライフスタイル展示会「フェス・リエゾン」9月25日から表参道で開催

ブランドプロデュースやコンサルティングのオムニモスークはライフスタイル展示会「フェス・リエゾン(Fes Liaison)」を9月25日から27日までの3日間、東京・表参道ライトボックススタジオ青山で開催する。

展示会では来場者のライフスタイルを向上させるような身体に優しく環境に配慮されたファッションや美容グッズ、毎日の食事に取り入れたいヘルシーフードといったブランドを厳選。誰もがこれからも永く使い続けたいと思えるそんなブランドが集まる。目指すのは幸せだと気づく新しい価値観の創出ならびに、その価値観が当たり前となった文化を創ること。そのため、心を開放し磨く者同士が集う場所を提供する。

イベントとして9月25日には日本ヨーガ瞑想協会認定講師NOB氏による野州麻炭initiatorとのコラボレーションヨガを、9月27日には松澤めぐみ氏と日本初上陸の「NOSHINKU」がコラボレーションした「呼吸と共に連動するリラックスフローヨガ」を予定している。

参加ブランドはKoganeiro、PRエッセンス、JOE’S TEA / H!P CHOCOLATE、花薫hanakaho、COCOFUL、 ミラトアミ、Curian Cherie、松本養蜂総本場、Fine Graphene、ゼロケミカルオーガニック、美しいびわ湖、 HIMEMIKO、Natural Vege Food リニーオ、NOSHINKU、Replug、miso meal japan、たをやめ、Dr.エバーハルト、足楽、SoulSoils、TAEKO、Manabuwell.m、リリーズキッチン / アルモネイチャー、たねのしずく研究所、OJIZO. COFFEE、initiator、REVORN、メディカルCBD、SHIROTSUKI、merrili、N h e s.、エーピーヘルシェイム、TBCL、Chandeleur、PaPa Dry fruit、liflance、ナノソルCC、LaLaCo 、THETAPLUS、waffle haramaki、seasukii。

4年ぶり東京開催の「ツーリズムEXPOジャパン」が9月22日に開幕

日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は9月22日から25日までの4日間、国内最大級の旅行関連見本市「ツーリズムEXPOジャパン2022」を東京ビッグサイトで開催する。

ツーリズムEXPOジャパンは今回で8回目、2018年以来4年ぶりの東京開催となる。「新しい時代へのチャレンジ~ReStart」をテーマに世界70カ国以上の国と地域、全国47都道府県から出展があり、コロナ禍により大きな打撃を受けた観光業界の復活を後押しすべく旅行需要回復、観光産業の復活・再生、経済への貢献を目指す。

コロナ禍以降、新しい時代の観光資源の開拓や取り組みが行われ、旅の楽しみ方の多様性やSDGsといったサステナビリティに配慮した新たな旅が誕生した。各ブースでは、地域の特徴や特産を活かしたイベントが実施され、来場者に旅の魅力を発信していく。

初出展の北海道・旭川市を中心とした大雪(たいせつ)エリアでは冬キャンプをコンセプトにVRセットを用意。キャンプ用チェアに座りながら大雪エリアのバーチャル体験が可能となっている。海外からはサウジアラビア政府観光局が初出展。クロマキー撮影のフォトブースを用意し、好みのサウジアラビアの風景を背景に写真撮影を行える。

G7広島サミット 広島市が整備・改修事業などの詳細を公表

広島市は9月2日、来年5月のG7広島サミットについて、補正予算案を発表した。

G7は日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア及びEUで構成される7か国財務大臣・中央銀行総裁会議。

今回の補正予算案のうち、G7広島サミット関連には28億6,988万8千円が計上されている。

内訳は以下の通り。

・平和記念資料館の発信力の強化(G7参加国の主要言語に対応するようホームページを多言語化)
・広島国際会議場の改修(トイレを洋式化)
・観光サインの更新
・街路樹及び公園樹のせん定
・平和記念公園の環境整備
・広島へリポート整備事業負担金
・道路環境整備(安全・景観対策として、想定される移動ルートの道路環境整備を行う)
・下水道環境整備(安全対策として、想定される移動ルートに係る下水道の環境整備を行う)

詳細は広島市HP。

今週の展示会スケジュール(9/5~9/11)

9/5~9/11 開催の展示会

▽千葉

9月7日(水)~9日(金)
幕張メッセ
JASIS 2022(分析展/科学機器展)
https://www.jasis.jp/

▽東京

9月7日(水)~8日(木)
東京都立産業貿易センター台東館
クリスマスおもちゃ見本市2022
http://www.gangu-kumiai.com/toyfair/

9月7日(水)~9日(金)
東京ビッグサイト
第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022
https://www.giftshow.co.jp/tigs/94tigs/

LIVING&DESIGN 2022
東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022 第12回LIFE×DESIGN
https://www.giftshow.co.jp/tigs/life12/

第32回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2022(GDS秋)
https://www.gourmetdiningstyleshow.com/32gds/

LIVING & DESIGN
https://www.living-and-design.com/

▽大阪

9月7日(水)~8日(木)
インテックス大阪
フードストアソリューションズフェア2022
https://www.foodstore-s.jp/

9月7日(水)~9日(金)
インテックス大阪
FABEX関西2022
第10回ファベックス関西2022
第10回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展2022
第6回地域食品ブランドフェア
第5回カフェ&ドリンクショー関西
第2回大阪グローバルフードショー
https://kansai.fabex.jp/

9月9日(金)~10日(土)
マイドームおおさか
2022 OSAKA手づくりフェア
https://osaka-tedukuri.net/

沖縄MICEセミナー&商談会が3年ぶりに開催へ

沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは9月6日と8日に大阪と東京で「沖縄MICEセミナー&商談会in大阪・東京」を開催する。6日は梅田センタービル、8日は東京交通会館で実施し、いずれも午後1時からの17時まで行う。

MICEの企画営業を行う旅行会社、PCO関係者を対象とした、沖縄へのMICE誘致拡大を目的とした商談会で、県外で行うリアルなMICEセミナー・商談会としては3年ぶりの開催となる。大阪会場は25社が、東京会場は30しゃが出展を予定しており、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは回復傾向にある日本国内インセンティブ旅行を中心に、更なる誘致拡大を目指す。

【政府】9月7日より入国者数の上限を5万人に引き上げ

岸田首相は8月31日、首相官邸で記者会見し、水際対策について、9月7日より入国者数の上限を5万人に引き上げるとともに、全ての国を対象に、添乗員を伴わないパッケージツアーによる入国を可能にするなど、更なる緩和を行うことを発表した。

会見の中で首相は「世界各国で国際的な交流が活発化しており、我が国もそうした交流に参加するとともに、円安のメリットをいかす観点からも、水際対策について、9月7日より入国者数の上限を5万人に引き上げるとともに、全ての国を対象に、添乗員を伴わないパッケージツアーによる入国を可能にするなど、更なる緩和を行います。

また、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)の改善により、空港での入国手続の円滑化を行います。」と述べ、今後については、G7並みの円滑な入国が可能となるよう、内外の感染状況、さらにはニーズ、また世界各国の水際対策などを勘案しながら、更に緩和を進めていくと方針を示した。

 

水際措置の見直しについて(内閣官房発表・2022年9月7日から)

1.外国人観光客の入国制限の見直し
旅行代理店等を受入責任者とするパッケージツアーについて、添乗員を伴わないものも認めることとし、対象国・地域も全ての国・地域に拡大する。

2.入国者総数の引上げ
入国者総数の上限について、現在の1日 20,000 人目途を、1日50,000 人目途に引き上げることとする。

参考記事

【政府】水際対策緩和で6月10日から入国時検査なしの外国人観光客受け入れへ

「第881号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第881号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
1面のニュース:スタートアップゾーンを拡充 FOOMA JAPAN 2023、WEB3ビジネスの促進目標に来年東京ビッグサイトで初開催 第1回Web3 Week Tokyo 2023 ほか
・〈レポート〉インテックス大阪安全大会
・業種別開催データ(2022年10月~ 2023年3月)
・〈展示会で見つけたトレンド〉ウィズコロナ時代のメダカすくい
・人事、事務所、一般ニュース

発行について:第881号 2022年(令和4年)9月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら<

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EventBiz(イベントビズ)vol.28 大阪・関西万博に備えよ!

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編集内容

大阪・関西万博の開催まで残すところ1,000日を切った。東京五輪に続く日本経済発展の起爆剤として期待されている大阪・関西万博だが、その準備は既に本格化し企業は2025年を視野にさまざまな取組みを開始している。本特集では大阪・関西万博に向けた国や企業の最新動向を追った。特集2では、世界各地のMICE開催状況を紹介する。

特集① 大阪・関西万博に備えよ!

日本全体で大阪・関西万博を成功へ 2025年日本国際博覧会協会
「未来社会の実験場」大阪・関西万博の準備を加速 経済産業省
イベントレポート ATC TEAM EXPO DAY
[寄稿]ATC TEAM EXPO DAY レポート アジア太平洋トレードセンター
大阪・関西万博を盛り上げるメタバース「バーチャル大阪」 博報堂
万博ビジネスと向き合うことが、SDGs 達成の補助線になり得るか 昭栄美術
MICE事業者がワンチームとなり大阪に新風を起こす 大阪観光局
デジタル技術の活用で世界に誇る大阪・関西万博を ワントゥーテン
万博とともに成長した軌跡。その先へ 乃村工藝社
伝統企業が考えるサステナブルデザイン レプラスデザイン
空間演出における音の役割と責任 シンユニティグループ
来る「大阪・関西万博」を正しく見つめるために マッシュ
これからのクリエイティビティとサステナビリティ ジールアソシエイツ
万博とイベントの歩み
主な大阪・関西万博ニュース
レンタルでSDGsをサポート!お台場のSDGs 企画会場をレポート 西尾レントオール

特集② 海外Eventの最新動向

論点
社長就任インタビュー 田代 剛/セレスポ
Pick Up! Exhibition 第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022
展示会の総合分析 2022年4月~6月
開催スケジュール(展示会) 2022年9月~11月
論考 北原 隆
九州最大級の多目的アリーナ、「SAGA アリーナ」が来年春にオープン 佐賀県
Information 第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
ブースのひと工夫 メイコー
イベントレポート 業務担当責任者会議 日本映像機材レンタル協会
Woman’s NEXT 西川 洋子/コンベックス
自創空間+ 佐久間 悠太/秀光

判型:A4判
ページ数:80
ページ
定価:2,200円(税込・
1冊)+送料 /  8,800円(税込・年間)
全国有力書店で販売。また、小社からの発送も行っておりますので、上部の購入ボタンよりお申し込み下さい。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845)

 

[イベントレポート]令和4年度業務担当責任者会議 – 日本映像機材レンタル協会

日本映像機材レンタル協会(JVRA)は7月22日、ホテルイースト21(東京・江東区)で「令和4年度業務担当責任者会議」を開催した。JVRA はイベント等における映像機材のレンタルを手掛ける企業と映像機器メーカーで構成される。コロナ禍で3年ぶりのリアル開催となる今回、会員83人が出席した。本記事では、当日開催されたセミナーとパネルディスカッションのもようをレポートする。

*本記事は季刊誌「EventBiz」vol.28で掲載した記事をWEB版記事として転載および再編集したものです。


セミナー

会員向けセミナーでは「xR /インカメラ VFX についての基礎知識」と題し、現在トレンドとなっている映像制作手法である「バーチャルプロダクション」についてdisguise Japan の三寺剛史社長が解説した。disguise Japan が展開するメディアサーバーはバーチャルプロダクションにおいても活用されている。以下、講演内容の一部をまとめた。

disguise のビジネス領域

実はシアターやライブイベント、e スポーツなど、多くのプロジェクトで disguise が活用されています。われわれはハードウェアを核として、designer というソフトウェアの提供やレンダリングエンジンと連動するためのプラグインの開発などを行っています。小さなメーカーではありますが、世界規模で展開しています。

 

トレンドとなった xR 演出

xR 演出の分野について言及すると、近年、世界的な傾向としてスタジオに大きな LED パネルを導入することが増えています。LED パネルによるバーチャルプロダクションが業界のトレンドとなった背景には3つの要素があり、①リアルタイムエンジンの発展、② GPU(画像処理装置)の高速化、③ LED パネルの高品質化が挙げられます。

リアルタイムで描画できるエンジンが安価かつ高精細な技術としてまとまってきたことに加えて、当然、リアルタイムで動かすには画像を高速に処理できる技術も必要です。さらに高品質な LED パネルの低価格化はコスト面において重要なポイントです。

従来技術との比較

グリーンバックを用いるクロマキー合成は初期投資が少ないという利点がありますが、収録時に色の制約が生じるため、思い通りの色を出せないという難点があります。あとは撮影後の合成・編集(ポストプロダクション)が必要になること。つまり、現場で最終的な映像は確認できないため、演者はグリーンの背景の中で想像しながら演技を行うことになります。

一方、LED パネルによるバーチャルプロダクションは、3DCG 等を実写映像と組み合わせ、カメラトラッキングを行い撮影するインカメラ VFX の手法によって、演者はリアルタイムに映像を確認しながら演技ができます。ロケに行けない場所や存在しない建物の中で演技をする映像が撮れることや演者・被写体へ映り込む光の表現の自然さも LED パネルによるバーチャルプロダクションの大きなメリットといえます。ただし留意点として、LED パネル等の初期投資が大きいこと。さらに新しい技術であるがゆえに、ノウハウを蓄積していくことが求められます。

失敗しない xR スタジオをつくる

LED パネルを再撮するにあたっては視野角(画面の表示が問題なく見える角度のこと)の問題が常に付きまといます。LED パネルはそもそも正面から見るように作られており、視野角の小さな製品は、斜め方向から見ると明るさや色が変化してしまいます。そのため、視野角の大きい LED パネルが xR スタジオには向いています。また LED パネルは自発光するため、隣接するパネルの光や照明によって表面の明るさや色が変わります。そのため、反射が少ない LED パネルを選ぶと良いでしょう。

次に、LED パネルの配置について。LED パネルはどのようなかたちでセットアップしても良いですが、背面だけでなく、LED フロアを配置することで、床面も CGで表現できるようになりますし、背面に LED パネルを複数配置することで、演者の行動が自由になったり画角の制限が減ったりします。

バーチャルプロダクションを支えるカメラトラッキング技術ですが、その選択肢はいろいろあります。収録用カメラに取り付けるトラッキングシステムのほかに、低価格な PTZ(パンチルトズーム)カメラを使用することも可能です。演出内容や設置条件、精度、予算によって選定すると良いでしょう。

また、最終的な映像の色に大きな影響を与えるのが照明です。照明スタッフとの調整やコミュニケーションも忘れてはなりません。なお今回はトレンドである LED パネルによるバーチャルプロダクションについて話しましたが、例えば今後、高輝度・高精細プロジェクターを用い、スクリーンにリア投影を行った場合の xR 演出が実用レベルになる可能性はあります。CG と合わせたときに色をきちんと再現できるかどうか、といった課題は出てきますが、プロジェクター側あるいはリアスクリーンでそれらが解決できれば、LED パネルを使わないバーチャルプロダクションといった方向性も考えられます。


 

パネルディスカッション

テーマ:レンタル業務のお仕事、楽しさや苦労、やりがいやこれからの思い

登壇者:占部 吉直 氏(光響社)、木村 亮史 氏(西日本シネ用品)、渡辺 誓 氏(コセキ)

 

仕事のやりがいと苦労すること

占部 今回、われわれには「地方で働く JVRA 会員」という共通点があります。私は愛知県、木村さんは福岡県、渡辺さんは宮城県。首都圏や大都市でないところで頑張っています。そんな皆さんの仕事のやりがいは何でしょう。

木村 コロナ禍で配信業務が多くなり、イベントの運営面や演出面が変化した背景もありますが、われわれから顧客に企画や機材を提案することが増え、やりがいを感じています。顧客から相談を受けることもあり、良い関係を築けている。新しい技術や知識を持っているかどうかで提案の幅は大きく変わりますし、さらに期待を上回るにはどうしたら良いかということを考えながら日々の業務に取り組んでいます。

渡辺 確かに信頼関係は大切ですね。以前、仙台のアーケード街でファッションショーをサポートしたことがあります。そのイベントに何年も関わる中で、あるときモデルが出てくる舞台袖あたりのパネルに LED を使い、変化をつけてみてはどうかという提案をしてみたら、案外すんなり採用されて。その部分の演出を含めて携わることができた思い出があります。

占部 そういった機材選定や演出プランまで任せてもらえると嬉しいですよね。逆に苦労することは何ですか。

渡辺 機材やソフトウェアの進歩に付いていくのが大変です。例えば、配信の現場でいうと zoom のアップデートは頻繁に行われていますよね。いつも若い部下に聞いてます。

占部 毎日現場で触っている人でないと分からないこともありますよね。それほど進化が早い。

木村 新しい機材、規格がどんどん出てきて必死になって情報収集しないとあっという間に置いていかれる危機感があります。

占部 首都圏や大型現場では特にそういった最新の技術や情報が求められることが多いと思いますが、ただ地方のわれわれはしばらく大丈夫ですよね?(笑)  東京や大阪などの会社と一緒に現場に入ったときに情報収集ができたり、そういった会社が業界を引っ張っていると思うので、今後も JVRA のつながりを大事にしようと思っています。

地方会員の立場から期待すること

占部 今回、パネルディスカッションを行うにあたり、事前に沖縄の会員であるアイレントの宮良社長からもお話を伺ったところ、MICE とオンラインのコラボレーションに商機を見いだしていると仰ってました。コロナ禍で沖縄は観光客がガクッと減ってしまったが、豊富な観光資源を、オンラインや配信を通じて視聴・体験するという話が増えているようです。観光資源があるところと MICE との相性は良いので、オンラインの活用も今後増えていくのかなと思っていますが、われわれの名古屋やコセキさんの仙台は MICEと聞くと、ちょっとパワーが足りないかなとも思うのですが、渡辺さんいかがでしょうか。

渡辺 自治体としては力を入れているとは思いますが、博多なんかと比べると、(仙台は)少し弱いとは思いますね。

占部 地域によってかなり違いがありますね。さて今回、せっかく他エリアの JVRA の会員同士で意見交換できる機会ですので、協会や会員企業に期待することはありますか。

渡辺 機材や現場作業におけるトラブルや回避方法を教えてほしいなと思います。やはり、東京のイベントは、地方のイベントと比べて数と規模が段違いに大きいですよね。それゆえ、多くのトラブルを経験しているでしょうし、回避方法をご存じだと思います。それを協会内で共有できるような機会があると良いですね。

木村 機材の使い方についての技術講習会をやってほしいですね。東京にいれば、メーカーのショールームがあったり、現場で実際に機材を使っているようすを見ることができると思いますが、地方にいるとなかなかそういった機会にも恵まれない。われわれと同じような悩みを抱える会員企業は多いと思います。これからも常に新しい提案ができるように、地方都市と言えどもあきらめず、邁進していきたいですね。

トヨタグループ、東京・青海のメガウェブ跡地に1万人規模アリーナを建設

イメージ図

トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京は東京・江東区トヨタのショールーム施設のメガウェブの跡地に次世代アリーナを建設するとともに「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進する。

TOKYO A-ARENA(仮称)の敷地面積は約2万7,000㎡で収容客数は約1万人。2025年秋の開業を見込む。

重点テーマとして「次世代スポーツエクスペリエンス」、「未来型モビリティサービス」、「持続型ライフスタイルデザイン」の3つを掲げる。B.LEAGUE1部のアルバルク東京がホームアリーナとして利用するほか室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツなどの舞台として活用。多様な観戦の楽しみ方の提案や最新テクノロジーの導入も行う。トヨタのモビリティテクノロジーを活用しながら、各企業のサービスや技術とも連携する。

敷地内にある2つのパーク(屋外空間)活用による地域の賑わいへの貢献、アリーナ内のゴミ削減のほか、国内のアリーナ初となる環境性能評価システム「LEED認証」の取得を検討。地域や来場者とともにリサイクル、リユース等、持続可能なライフスタイルをデザインしていくアリーナを目指す。新アリーナのビジョン実現や協賛、興業利用に関心ある企業・団体からプロジェクトパートナーの募集も行う。

トヨタ自動車社長・トヨタ不動産会長の豊田章男氏は「今回の計画にはスポーツ・アスリートへの感謝、可能性へ挑戦する人をサポートし続けたいという2つの想いを込めた。アリーナはトヨタのバスケットボールチームアルバルク東京の新ホームでもあるが、さまざまな競技の聖地になっていって欲しい。パラスポーツや競技人口が少なかったり、知名度が低い競技などの力にもなっていければと思っている」と話す。