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パシフィコ横浜で「OPIE’22」が開催

4月20日から22日、パシフィコ横浜で「OPIE’22」が開催された。

学術的な国際会議と連携している光関連の専門展示会で、レーザーや光関連の大学・研究機関・企業の研究者・技術者が国外・国内から集まった。

構成展示会は以下の通り。

■レーザーEXPO  ■レンズ設計・製造展  ■赤外・紫外応用技術展
■産業用カメラ展 ■宇宙・天文光学EXPO ■ポジショニングEXPO

 


福岡市内の展示会開催、拡大を支援 福岡観光コンベンションビューロー

福岡観光コンベンションビューローは、福岡市内のMICE施設で開催される見本市を対象に「見本市等開催助成金」を設けており、現在申請を受け付けている。

この助成金は福岡市内の展示会の新規・拡大開催を促進し、ビジネス機会の創出や地域経済の活性化に繋げることを目的としている。また、コロナ下で苦境に置かれている地場企業やMICE関連事業者へ商談機会や取引機会を提供し、経営回復の一助とする。
対象となる見本市は、施設使用面積が①会期1日当たり1万㎡以上の大規模見本市等、②会期1日当たり2000㎡以上の中規模見本市等に加え、③既存見本市等を会期1日当たり 2000㎡以上拡張する拡張見本市等の3区分。
また会期が2022年6月1日から2023年2月28日までの間に会期初日が含まれるもので、2日以上開催されるもの。
①、②の大・中規模見本市等については2017年4 月1日以降、福岡市内で開催されていないもの、③拡張見本市等については一番直近に福岡市内で開催されたものと比較すること、初回開催から2回を同規模以上で福岡市内で開催すること(2回目は2024年度末までに開催すること)などが条件となっている。

助成率は施設使用料の2分の1、助成上限額は①大規模見本市等は1000万円、②中規模見本市等と③拡張見本市等は200万円。
申込み締切りは5月6日。問合せは福岡観光コンベンションビューロー(◆092-733-0101)まで。

「見本市展示会通信」創刊40周年ロゴを制作しました

 

ピーオーピーが発行する展示会業界の業界紙「見本市展示会通信」は、1982年10月1日に創刊して以来、多くの皆さまにご愛読いただき、おかげさまで今年10月1日に創刊40周年を迎えます。
温かいご支援をたまわりました皆さまに心より感謝申し上げます。

節目の年を迎えるにあたり、創刊40周年記念ロゴを制作しました。
ロゴには、赤色と万年筆をデザインに取り入れ、これからも展示会の今と最先端を伝え続ける書き手でありたいという願いと情熱を込めています。創刊40周年ロゴは、各発行媒体や名刺などにも使用してまいります。

ロゴ以外にも、「見本市展示会通信」10月15日発行の秋季特集号では記念特集のほか、様々な企画を実施してまいります。

今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社 ピーオーピー

和歌山がIR誘致撤回 残るは大阪と長崎に

4月20日、和歌山県議会はIR=統合型リゾート施設の整備計画について本会議で採決を行い、賛成18・反対22にて否決された。

和歌山県は知事を中心に和歌山マリーナシティにリゾート型のIRの誘致を目指していたが、これで誘致を目指す自治体は大阪府と大阪市、長崎県のみとなった。

政府は整備計画の申請を今月28日まで受け付けている。

鉄道技術展を大阪で初開催 産経新聞社/シー・エヌ・ティ

産経新聞社とシー・エヌ・ティは5月25日から27日の3日間、安全・安心・快適・環境・省エネを追求した鉄道技術の展示会「鉄道技術展 大阪」をインテックス大阪4・5号館で初開催する。267社・団体554小間で展開する。
同展は、鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連他あらゆる鉄道分野の技術が一堂に会する総合見本市として、2010年より幕張メッセで開催している。「鉄道技術展・大阪」は、西日本方面でも製品、情報を紹介したいという企業の声を受け開催が決定した。

併催セミナーでは、国土交通省・大臣官房技術審議官の奥田薫氏が鉄道技術行政の最新動向について講演を行う。西日本旅客鉄道、阪急電鉄など各鉄道事業者がアフターコロナを見据えた今後の戦略を紹介するプログラムや、地方鉄道の安全と運営に関するシンポジウムなども予定している。

万博を支える企業が出展「大阪・関西万博開催支援EXPO」がインテックス大阪で開催

開催まで3年を切った「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪万博と表記)。

今回は3月15日、16日にインテックス大阪で開催された、大阪万博に向けて業界関係者が具体的な準備のための情報交換・商談を行うための展示会「大阪・関西万博開催支援EXPO」の様子をレポートする。

同時開催は「夢洲 次世代まちづくりEXPO」「空気のみらいEXPO」

大阪万博は、サブテーマに「①多様で心身ともに健康な生き方②持続可能な社会・経済システム」を掲げており、またコンセプトに「未来社会の実験場“People’s Living Lab”」を設定している。

その影響もあってか、会場では、SDGs実現に向けた自社の様々な製品や取り組みを紹介しているブースが数多くみられた。

また、多言語での商談を意識し語学に長けた担当者によるアテンド体制を整えているブースや、万博会場に来場できない人のための中継システム、感染症の対策製品など、各社が万博に向けた具体的な提案を提示していた。

なお「大阪・関西万博開催支援EXPO」は、2022年11月9日・10日、インテックス大阪第2回の開催を予定している。

 

今週の展示会スケジュール(4/18~4/24)

4/18~4/24 開催の展示会

▽東京

4月19日(火)~4月20日(水)
東京都立産業貿易センター浜松町館
東京デジタルイノベーション 2022
https://expo.nikkeibp.co.jp/dinv/tky/

4月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
ジャパンライフサイエンスウィーク
https://www.japanlifescienceweek.com/
・国際医薬品開発展
CPhI Japan 2022(国際医薬品原料・中間体展)
ICSE Japan 2022(製薬業界受託サービスエキスポ)
P-MEC Japan 2022(医薬品原料 機器・装置展)
bioLIVE Japan 2022 (バイオファーマジャパン)
InnoPack Japan 2022 (DDS・医薬品包装展)

・Medtec Japan
Electro MED Japan(医療用エレクトロニクス展)
Test Kit Japan(検査キット完成品&開発展)
MedTech City(メディカルシティ・災害医療・防災安全展)
Smart Health Japan(医療ICT・在宅医療展)

・ファーマIT&デジタルヘルス エキスポ 2022

・ファインケミカルジャパン 2022

4月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
Sea Japan 2022
https://www.seajapan.ne.jp/

▽神奈川

4月20日(水)~22日(金)
パシフィコ横浜
OPIE’22
赤外・紫外応用技術展 (IR・UV展)
宇宙・天文光学EXPO
レーザーEXPO
産業用カメラ展
レンズ設計・製造展 (Lens展)
ポジショニングEXPO
https://www.opie.jp/

▽愛知

4月20日(水)~23日(土)
ポートメッセなごや
2022中部パック
https://chubupack.or.jp/

▽大阪

4月20日(水)~23日(土)
インテックス大阪
INTERMOLD 2022
金型展2022
金属プレス加工技術展2022
https://www.intermold.jp/

新宿駅「西南口地区」開発計画の詳細を発表

4月13日、京王電鉄株式会社および東日本旅客鉄道株式会社が事業主体となる、「新宿駅西南口地区」の開発計画について東京都都市再生分科会が開催され、本計画に関する都市計画手続きが開始された。

計画地は東京都新宿区西新宿1丁目および渋谷区代々木2丁目各地内。区域面積は約1.9ha。

●北街区
地上19階、地下3階
店舗、宿泊施設、駐車場など

●南街区
地上37階、地下6階
店舗、事務所、宿泊施設、駐車場など

工期は、北地区が2040年代までとされており、南街区は2023年度から2028年度までとされている。

新宿グランドターミナルと街をつなげる東西南北の重層的な歩行者ネットワークや、地下・地上・デッキ階をつなぐ視認性の高い縦動線の整備、にぎわい施設等と一体となった屋内外の滞留・回遊空間や観光コンテンツ創出、観光情報発信・体験機能及び宿泊機能の導入による観光拠点の整備、また災害時の防災対応力を強化、新たな省エネ技術の積極的な導入により環境負荷の低減等に取り組む。






(↑計画内容は変更される可能性がある)

 

「第872号 見本市展示会通信(春季特集号)」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第872号 見本市展示会通信(春季特集号)」を発行しました。

特集
・展示会・イベント業界の明日を拓く好手を探る
・大阪・関西万博カウントダウン
・施設情報最前線

・〈インタビュー〉国際物流総合展2022
・業種別開催データ(2022年5月~ 10月)
・一般ニュース
・春の人事・組織

発行について:第872号 2022年(令和4年)4月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

「ライトキューブ宇都宮」プロモーションイベントを開催 〜アフターコロナとMICE・地方活性化に関する講演も〜

3月23日から25日オンラインにて、2022年11月30日にオープンする「宇都宮駅東口交流拠点施設」(愛称:ライトキューブ宇都宮)のプロモーションイベントが開催された。

施設の紹介では、まず東京・宇都宮間最短49分、仙台・宇都宮間最短65分というアクセスの良さ、隈研吾氏監修のもと宇都宮市の景勝地である「大谷(おおや)の奇岩群」をイメージして設計された施設の外観、そして施設内部の詳細について説明が行われた。

↓参考記事:施設の詳細についてはこちらの記事で解説しています

JR宇都宮駅東口地区に新たなコンベンション施設が誕生

使用料や開館時間について

開館時間は午前9時から午後10時(要望に応じて時間外の利用も可能)。予約受付の開始時期は、使用するホールや部屋によって異なる。

またホール、会議室、控室、パントリーなど、諸室の使用料も説明された。施設の全諸室を使用する場合(全館使用)は、平日1,698,100円、休日1,883,200円となる(各室の料金など詳細はHPで確認できる)。

次に栃木県総合文化センター、宇都宮市文化会館、栃木県立宇都宮産業展示館など、宇都宮市内の他のコンベンション施設や、市内に120軒以上(5,000室以上)ある宿泊施設について紹介がなされた。

MICE開催サポートについて

また、宇都宮観光コンベンション協会によるMICE開催サポートについても解説された。

同協会は、計画・準備段階から開催時まで、MICE開催について手厚いサポートを行っている。

開催地決定のサポート
事前視察の受け入れ、行政との調整(後援名義依頼など)、事前調査など

会場選択サポート
会場、宿泊施設のプランニング

開催準備サポート
コンベンション関連業者の紹介、コンベンションの広報・宣伝

参加者歓迎サポート
JR宇都宮駅に歓迎看板の設置、宿泊施設・観光案内所等に歓迎ビラの掲出、バナースクリーンの貸出

開催・運営サポート
アトラクションの紹介 (観光地、グルメなど)、お弁当・ケータリングの共同受注・紹介、お土産コーナーの設置、手提げ袋の販売(有料)、コンベンションバックの提供(無料)

アフター コンベンション
観光パンフレットの提供、観光ガイドの派遣

次に、宇都宮市内で開催される国内・国際コンベンションを対象にした補助金制度について説明がなされた。

交付要件を満たせば,国内コンベンションに最大300万円、国際コンベンションに最大500万円の開催支援補助金が交付される。

(参考記事:補助金制度について詳しくはこちら↓)
https://www.eventbiz.net/?p=82386

基調講演

最後に以下の2名による基調講演が行われ、また、栃木県出身の漫才コンビU字工事による宇都宮市の観光地・グルメなどの紹介ムービーも公開された。

小島規美江氏(JTB総合研究所 主席研究員MICE戦略室長)は、「アフターコロナを見据えたMICEの地方開催における可能性」と題し、ウクライナ情勢や感染症に対する現在の世界のMICE業界の反応、データからみる今後のMICE開催の傾向、日本で多く開催されてきた国際会議の分野は何か、地方開催において求められていること、海外のPCO・ミーティングプランナーが考えていることなどを解説した。

岸博幸氏(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)は「コロナ後に目指すべき地方活性化の方向性〜MICEがもたらす新たな交流〜」と題し、日本経済・地域経済は感染症が原因で悪くなったわけではなく、原因の根本に生産性の低迷があること、地方経済において生産性を高めるにはデジタル化の推進・効率化だけでなく、イノベーションを作り出す必要があること、すでに地元にあるものの新しい組み合わせでイノベーションを作り出せること、宇都宮市には企業の研修、業界団体の会議などを誘致できるポテンシャルが十分あること、SDGsが重要視され現在、企業は地方経済に関わりたいモチベーションが上がっていること、自身が自治体の顧問として地域活性化に取り組んでいる沖縄の実例などを解説した。