来年の春、佐賀県に約8,400人規模となる九州最大級の多目的アリーナ「SAGA アリーナ」がオープンする。
北部九州の中心地に位置しており、東京羽田・成田から飛行機で約1時間50分、福岡のJR 博多駅から電車で約40分、さらにJR 佐賀駅から徒歩約15分とアクセスも良い。
様々なイベントが開催可能な新施設として今、注目を集めている。
メインアリーナの観客席数は固定約6,300席、可動約2,100席で約8,400人を収容でき、スポーツやコンサート、各種MICE に対応する多目的アリーナだ。
20室以上の諸室、大小12のVIP ルーム、プレミアムラウンジ、立食パーティーにも対応できるフリースペースなど、イベント毎の多様なニーズにも応えることができる。
アリーナ中央には4面のセンタービジョン、南北の壁面には1面ずつ合計2面の大型ビジョン、さらに観客席を一周する光や映像による演出が可能なLED リボンビジョンも備えられており、プロスポーツの躍動感や、イベントのエンターテイメント性を高める華やかな演出が可能だ。
さらに、多くの人が集まる環境でも安定した通信が可能となる高密度Wi-Fi が整備されている。デジタルサイネージやスマートフォンなどを使ってトイレの混雑状況が可視化され、来場者の快適性向上も図られる。
床面積66m ×46m( 約3,036 ㎡)のコンクリートの平土間には、2ヵ所の搬入口があり、大型トラックがアリーナ内部まで直接乗り入れることが可能で、コンサートや展示会などの設営・撤収時における効率性も配慮されている。
用途に合わせレイアウトを自由に変更することで、スポーツやコンサート、MICE など、様々なイベントに対応できる。
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また、メインアリーナ横には、バレーボール・バスケットボールのコート最大2面をとることが可能な床面積45m×40m(約1,800㎡)のサブアリーナがある。
メインアリーナでスポーツの試合を開催時には試合前のアップ、コンサート開催時にはグッズの販売場所などにも利用できる。
SAGA アリーナは、約1,800人が収容可能な大ホールなどを有する「佐賀市文化会館」とペデストリアンデッキ(高架歩道)により繋がっている。
SAGA アリーナと佐賀市文化会館を組み合わせて使用することも可能で、すでに、オープン初年度には2つの施設を利用した医学会の開催も決定している。
SAGA アリーナ周辺は、佐賀県最大のスポーツゾーン「SAGA サンライズパーク」となっている。
ここには、約15,000人の収容が可能な「SAGAスタジアム」( 日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場)や、約1,800人を収容可能で国際基準を満たす50m競泳プールを備えた「SAGAアクア」、様々なスポーツに対応できる総合体育館「SAGAプラザ」などのスポーツ施設がある。
これらのスポーツ施設とアリーナを同時に活用すれば、大規模なスポーツMICE の実現も可能である。
グランドオープン翌年の2024年秋には「SAGA2024国スポ・全障スポ」が開催されることになっている。
国内最大のスポーツの祭典である「国民体育大会」は「国民スポーツ大会」へと名称変更されるが、そのはじまりの地に佐賀が選ばれている。SAGAアリーナはSAGA2024のメイン会場となっており、周辺のスポーツ関連施設を含むSAGA サンライズパークには、大会開催期間中に全国から多くの人が集まることになる。
現在、設置者の佐賀県や指定管理者の㈱SAGA サンシャインフォレストでは、2023年春のオープンから8月末までを「SAGAアリーナオープニングキャンペーン」とし、スポーツやコンサート、MICE などの多彩なイベントの開催を検討しており、佐賀県と県内企業団体は、このキャンペーンを含め様々な形でイベントへの支援や協力を行うことを表明している。
また、プロスポーツの試合、コンサートや全国規模の学会、総会などの開催が期待されているSAGAアリーナでは、随時、イベント主催者などからの予約や相談を受け付けている。
<お問合わせ先>
① 利用予約について
㈱SAGA サンシャインフォレスト
T E L:0952-32-4070
Email:arena@saga-sunrisepark.com
住 所:佐賀県佐賀市日の出二丁目1-10
佐賀を語るときに欠かせないのが、豊かな食文化だ。
きめ細かい霜降りと口に入れるととろける味わいが特長の最高級和牛「佐賀牛」、透き通るほど美しく、コリっとした食感の「呼子イカの活造り」など、舌が肥えたゲストにも満足してもらえる食材がそろっている。
米作りが盛んな佐賀は、数々のコンペでも高い評価を受ける日本酒の生産地としても有名だ。佐賀県鹿島市にある肥前浜宿・酒蔵通りでは、昔の建物が残るレトロな町並みを歩きながら、季節を問わず地酒を満喫できる。
近年注目を集めているのは、佐賀県嬉野市での「Tea Tourism(ティーツーリズム)」だ。
日本三大美肌の湯として数えられる「嬉野温泉」、釜炒り茶で全国的に有名な「うれしの茶」、400年の歴史をもつ「肥前吉田焼」を融合させ、「お茶」や「和」の雰囲気を最大限に楽しめる観光スタイルだ。
日本や世界で評価され、人々を魅了する“本物”がそろう佐賀県。アフターコンベンションでも佐賀の魅力を存分に感じられる。