日本政府観光局(JNTO)は11月16日、10月の訪日外客数などを発表した。
□10月11⽇から⽇本政府が個人旅⾏の受⼊れや査証免除措置の再開等を実施したことを受け、10月の訪⽇外客数は 498,600人と、前月206,500 人から倍以上の伸びとなった
□中国を除く東アジア市場で訪⽇外客数が前月から大きく増加
□東南アジアおよび欧米豪中東市場においても多くの市場で順調な回復が⾒られた
□航空便においては増便の傾向が⾒られるが、新型コロナウイルス感染症拡大以前との比較では回復途上にある
国別でみると、韓国が訪日外客数 122,900 人(対 2019 年同月比 62.3%)で、対2019年同月比で最も多かった。
一方、中国は、出国規制や帰国時の入国・行動制限※の継続等があり、訪日外客数は 21,500 人(対2019 年同月比 2.9%)となっている。
(中国では政府外交部から海外旅行自粛の指示が出されており、自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得及び原則として 7 日間の施設での隔離、3 日間の自宅での健康観察、複数回の PCR 検査等が求められている)