神奈川産業振興センターが運営する神奈川県よろず支援拠点は、3DCGによるバーチャルな商店街「神奈川県よろずバーチャル商店街」を開設した。
県全域から特徴あるお店やホテル・飲み屋など40店舗を選別して360°カメラで撮影された店舗内を、VR空間として体験できる。
神奈川県よろず支援拠点のホームページより、無料でブラウザ上から訪問が可能だ。
※「よろず支援拠点」は国が全国に設置している無料の経営相談所
入り口から4本の街路が伸び、矢印や扉のアイコンをクリックして移動・入店する。
特徴のある商品については説明書きを添付してあり、ECサイトと契約している店舗では、その場で商品を購入する事もできる。
それぞれの店舗に行きやすいよう、地図と店舗の情報・連絡先・駐車場の有無なども掲載。
また特典用QRコードのボタンがある店舗では、実際に店舗に行ってQRコードを見せると特典を利用できる。
バーチャル商店街の制作は、バーチャル空間上の展示会制作などを手掛けるセキュアロジックが担当した。
現在は試作的な段階でもあり、各店舗の情報発信の充実・出展数の拡大を図っていく。
同社によると、将来的には日本全国を網羅した広大な商店街がネット上に生まれる可能性もあるという。