表面被膜の研究・商品化のクリスタルプロセスは2月21日と22日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「第13回試作市場」(主催:日刊工業新聞社)で「金属鏡面形成コーティング方法」を提案した。
大がかりな設備を必要とせず鏡面メッキ被膜を施工可能で、ブースでは自動車塗装面や3Dプリンター造形物、ヘルメット、マネキンなどを展示。
特許取得の新技術により、ポリッシャーの回転で基材の表面に平滑に金属粒子を配列させ、鏡のような美しい鏡面メッキ被膜を形成する。自動車パーツやディスプレイ、展示品、試作品などに用いることを想定している。電動式またはエアー式工具と液剤・専用バフのみで施工可能で、専用のプライマーも不要。
普段あまり触れることがない非接触向けの「メッキ被膜形成セット」、DIY向けの「塗り込み専用トップコート付き」、プロ向けの「吹き付け専用トップコート付き」の3種類の販売を行っている。