飴・菓子の製造販売を中心に事業を展開するありへいとう製造本舗(リキコーポレーション)は、3月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催している「FOODEX JAPAN 2023」(主催:日本能率協会ほか)に「有平糖 利喜」を出展した。
「有平糖」(ありへいとう)は日本の伝統的な飴菓子で、約500年前の安土桃山時代にポルトガルから渡ってきたとされている。金平糖やカステラといった南蛮菓子の一つとして当時の将軍織田信長や諸国大名に献上され、その後京都や江戸の茶道で用いられる高級な飴として全国へ広まり、現在まで伝えられている。舐めるのではなく、噛んで食べる点が特徴。
同社の有平糖は、素材本来の風味を生かすため、砂糖は北海道産の甜菜糖、黒砂糖は沖縄産の黒糖を使用し IHのあめ煮釜で高温に煮詰め、極限まで薄く延ばして歯触りの良い食感に仕上げている。さまざまな世代の人においしく食べてもらえるよう、きなこや抹茶、コーヒーなどさまざまな味をラインナップとして展開中。