ジャムキチフーズは5月17日から19日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「ifia JAPAN 2023 第28回 国際食品素材/添加物展・会議」(主催:食品化学新聞社)に食肉・魚類品質改良剤「コラゲレイト」を出展した。
コラゲレイトは「コストの安い輸入肉で高級感のある食品を作りたい」、「もっとジューシーな焼肉メニューを提案したい」、「柔らかくておいしい新食品を低コストで開発したい」、「冷めてもおいしい総菜を開発したい」といったニーズに応える製品だ。使い方は肉量に対し1%の同製品を数倍の水に薄め、食肉に添加し、溶液が浸透するように揉みこむ。その後3時間から一晩冷蔵庫に静置するだけ。簡単に柔らかくジューシーな食肉が完成する。
特徴として、表面だけでなく中心まで柔らかくなり、ドリップが出にくいことから旨味を損なわない点や、輸入肉特有の臭み軽減、冷凍時の肉質劣化の防止、焼き縮みの少なさなどが挙げられる。主成分が食塩や重曹であり、遺伝子組み換え物質やアレルギー性物質を使用していないため、安全性も高い。
展示会ではコラゲレイトを使用した肉と未使用の肉の食べ比べを行った。使用した肉は未使用の肉に比べ柔らかく、高級肉のような食感があった。