【自工会】ジャパンモビリティショーの概要を発表 【100万人を目標に開催】

日本自動車工業会(自工会)は5月25日、オンラインで「ジャパンモビリティショー2023 企画概要説明会」を開催した。

同ショーは「東京モーターショー」から名称を変え、今年10月26日から11月5日にかけて東京ビッグサイト全館をメイン会場として開催される。

モーターショー委員会の長田准委員長は、大企業が一方的に見せるのではなく、みんなで一緒に未来を考える場にしていきたいとした上で、3つのシンボルコンテンツを展開するとした。

まず、メイン会場となる「トーキョー・フューチャー・ツアー」では、モビリティが変える未来を1000人が同時体験できる大型没入型シアターで表現する。

多彩なモビリティによって変わる移動や生活の未来を描く「ライフ」、災害時にモビリティが活躍する未来を描く「エマージェンシー」、モビリティが変える未来の遊びやスポーツを描く「プレイ」、モビリティが変える食やフードコートの未来を描く「フード」の4シーンを展開予定で、現在経団連モビリティ委員会から過去最多となる56社の参加が決まっており、今後も社数は増える見込み。

次に「スタートアップ・フューチャー・ファクトリー」は、モビリティ産業の未来を担うスタートアップと日本を代表する企業、そして一般来場者が出会うことで、モビリティの未来を担うスタートアップ育成の場(インキュベーターボックス)として機能するもの。

ピッチコンテスト&アワードでは資金的インセンティブとして賞金総額1000万円超を想定するほか、事業開発やPRの支援も行う。

また、ビジネスマッチングと新興ビジネスの場として「ビジネス・ラウンドテーブル」を設置する。スタートアップ企業の出展募集は6月下旬スタート予定。

3つ目の「ジャパン・フューチャー・セッション」は大人から子供まで楽しめ、世界中が注目するコンテンツを目指す。

具体的なテーマとしてはカーボンニュートナル、パーソナルモビリティ、モータースポーツ、クルマの楽しみ方などを予定している。

そのほかにも次世代モビリティ・ZEV・二輪等の試乗体験やモータースポーツ展示、デモラン、キッズ向けプログラム、eモータースポーツ関連のコンテンツを展開。

モビリティ関連団体とコラボし、軽トラ市・働くクルマ展示やスーパーカー・カスタマイズカーの展示も行う。

さらに、11月3日から5日にかけて開催される「第22回ドリーム夜さ来い祭り」とのタイアップ企画も進行中。

2019年以来4年ぶりの開催となる今回、自工会では会期中100万人の来場を目標に掲げる。前回は130万人超が来場した。

また、5月25日現在で200社以上の出展が決まっており、2019年の187社を大きく上回る見込みだ。

開催概要

 
名称 JAPAN MOBILITY SHOW 2023
主催 一般社団法人 日本自動車工業会
開催期間

開場時間
会期 2023年10月26日(木)~11月5日(日)
プレスデー 10月25日(水)
8時00分~18時00分
10月26日(木)
8時00分~13時00分
オフィシャルデー(開会式等招待者) 10月26日(木)
13時30分~18時00分
特別招待日
障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日
10月27日(金)
9時00分~18時00分
プレビューデー 10月27日(金)
12時30分~18時00分
一般公開日 (月~土、祝) 10月28日(土)、
10月30日(月)~11月4日(土)
*9時00分~19時00分
 〃 (日) 10月29日(日)、11月5日(日)
*9時00分~18時00分
メイン会場 東京ビッグサイト全館 <東/西/南展示棟>

一般公開日の9時00分~10時00分の時間帯は、入場可能な特別チケットを持つ方のみ入場可