産業用ロボット開発のデンソーウェーブは2023年6月6日から9日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2023」(主催:日本食品機械工業会)に協働ロボット「COBOTTA PRO」を出展した。
「COBOTTA PRO」は生産性と安全性を追求した高速人協働ロボット。人とロボットの協働により生産性を高め続けることを追求している。単純作業のみならず、組立作業や検査作業などの実工程で、生産性と安全性の両立を実現する。
今回の出展では協働計量システムのデモ展示を行った。計量器が指示した食材をピッキングすることで規定量の食材計量を実現。従来は人が行っていた組合せはかりでの計量を分業することで省人化に貢献する。
また、コンベアやフィーダで扱うことが難しい崩れやすい食材をソフトハンドで把持することも可能。スリムでコンパクト、関節部に手が巻き込まれない安全構造と、生産性と安全性を両立していることも大きな特徴だ。