茨城県つくば市に本社を置くベンチャー企業SPACE NTKは、8月29日から31日にかけて東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展2023」(主催:東京博善)に出展し、宇宙葬サービスを紹介した。
宇宙散骨とは名前の通り、地球で行われている自然葬(樹木葬・海洋散骨)の1つとして宇宙で散骨を行うこと。同社では専用BOXに収めた遺骨を人工衛星に搭載し、米国の民間宇宙飛行開発会社SPACE X社のロケットを利用して宇宙へ発射する。人工衛星はやがて大気圏に突入し、燃えて流れ星となる。
複数のプランがあり、最も安価なものは小さな卵1つ分の遺骨で税込55万円。一人分すべての場合は770万円~となっており、ペットの宇宙散骨や、フライトに合わせたオプションツアーなども請け負う。
また、地球で行われている生前葬を米国の民間宇宙飛行開発会社のロケット、宇宙船を利用して宇宙で行う「宇宙生前葬」なども行う。