ごみ袋やポリ袋の販売を行う日本サニパックは12月6日から8日に東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2023」(主催:日本経済新聞社)に出展し、環境に配慮したごみ袋「nocoo(ノクー)」を紹介した。
プラスチックの代替素材として天然ライムストーン(炭酸カルシウム)を使用。プラスチック使用量を抑えることで従来のごみ袋と比べ、製造時・燃焼時のCO₂排出量を約20%削減することに成功した。海外の原材料の採掘企業や工場とも連携しており、輸送の際のCO₂削減にも取り組んでいる。
nocooは東京都・渋谷区や兵庫県・西宮市といった全国の各自治体でも推奨または指定ごみ袋として導入されている。出展担当者は「コストも低価格に抑え、袋の強度も考慮して作った。家庭やオフィスで一人一人が環境へ取組むきっかけとなれば」と話す。