風力発電機による売電事業を手掛ける駒井ハルテックは2024年1月31日から2月2日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第18回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム」(主催:再生可能エネルギー協議会)に国産中型風力発電機「KWT300」を出展した。
台風や乱気流に強い、輸送性・施工性が高い、系統に優しいといった3つの特徴を備える。標準仕様で耐風速70m/s、台風仕様で耐風速90m/sを実現。乱流強度は国際基準を上回る世界最高水準。タワーは4~5ブロックで10tトラックによる輸送が可能で、ナセルをワイヤーで吊り上げる60tクレーンによる架設工法となっている。
導入事例として静岡県の食品加工工場用電源、神奈川県の公園、フィリピン・ロンブロン島における環境省補助事業、ロシア・サハ州チクシ村におけるNEDO国際実証事業案件、ブータン王国・ワンデュ・ボダン県ルベサでの事例などがある。