メッセ・デュッセルドルフは、4月10日にアジアの新たな包括的な地域拠点「メッセ・デュッセルドルフ・フォー・アジア(MDfA)」を設立した。
メッセ・デュッセルドルフ・アジア(シンガポール)、メッセ・デュッセルドルフ・チャイナ(香港)、メッセ・デュッセルドルフ・インディア(ニューデリー)、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(東京)、メッセ・デュッセルドルフ上海(上海)の 5 社が連携し、シンガポールを拠点に同社のアジア事業をチームで担う。
新体制では、各地域のニーズに合ったサービスの提案、窓口の一本化などを予定している。拠点の事業は、まずアジアで開催する8つの医療技術・リハビリ関連の見本市から導入予定。
メッセ・デュッセルドルフのヴォルフラム・N・ディーナー代表取締役社長は、「世界の変化とともに経済のパワーバランスも変化し、展示会ビジネスにも影響している。特にアジアはさらなる経済成長が見込まれている。この地域拠点の設立でアジア各国での見本市の成功を支援するとともに、デュッセルドルフで行う見本市の出展者と来場者の誘致を図る」とコメントしている。