電気や空調設備、配電線工事などの事業を展開する中電工は5月29日から31日に東京ビッグサイトで開催の「JECA FAIR 2024」に出展し、IPカメラのサブスクリプションサービス「CaaS」を紹介している。
カメラにはAI機能を搭載しており、1台のカメラに1つのAIを設定でき、「水位検知AI」や「車種別カウントAI」などのラインナップがある。また赤外線LEDを備え、夜間や照明のない環境でも撮影が可能。SDカードやクラウドへの録画、YouTubeのライブ配信にも対応する。
サブスクリプションサービスのため利用期間を選べるほか、トラブル時にはすぐに修理や取り換えの対応ができるといったメリットがある。
クラウドを通してスマートフォンやパトランプとも連携させ、工事現場の従事者が危険区域に侵入した際、危険を知らせるといった使用方法があり、ヒートマップの作成や河川の水位異常監視にも利用が可能。
実績としては、広島県での交通量の計測や、鳥取市での人流の計測にも採用されている。