産業用機械メーカーの前川製作所は7月24日から26日までの3日間、東京ビッグサイト東7ホールで開催された「持続可能なプラントEXPO 2024」(主催:日本能率協会)に、ガスタービン・エンジン⽤燃料ガス圧縮機を標準化した「GASCOM」シリーズを出展した。
一般的な都市ガスや天然ガスだけでなく、バイオガス(消化ガス、ランドフィルガス)や次世代燃料(水素、アンモニア)の圧縮にも対応する。また、多段分離機構により0.01ppmwtにも対応(標準パッケージは1ppmwt)し、油消費量の削減により補給頻度を大幅に減らしSDGsに貢献する。
小型自家発電設備にも、標準パッケージとして1,000~2,000kWで対応。さらに、水冷・空冷ともに対応し、水冷については別途で冷却塔一体型にも対応するなど、カスタマイズ性にも秀でている。
なお、各種船級規格(NK、DNV)の対応についても相談可。