独・「メトロポリタンソリューション」が単独開催の国際見本市に

 

ドイツで開催されている未来都市をテーマにした国際専門見本市「メトロポリタンソリューション」は、わずか2年で、「ハノーバー・メッセ」の特別展示から本格的な国際専門見本市へと成長、来年から単独開催する。会期は2013年4月8日から12日まで、会場はドイツ・ハノーバメッセ。

「メトロポリタンソリューション」は、世界の大都市圏と都心部向けのテクノロジーやソリューションを紹介する特別展示として2011年に始まり、初回開催では、約3,000平米に70 社が出展した。2013 年からは国際専門見本市として、ホール1で開催し、新たな展示内容をカバーして「未来都市」というコンセプトに基づく見本市となる。

主催するドイツメッセ㈱の取締役ヨッヘン・コックラー博士(Dr. コックラー)によると、急速に進む都市のスプロール現象が新たな問題となっており、そのなかでも特に、エネルギーの供給と管理、電気、水、交通、物流、移動に関わるスマートなネットワークとインフラは課題だという。またDr. コックラーは、「メトロポリタンソリューション」を、対象とする特定業界と契約を結ぶ機会を出展社に提供するもの、としている。

来場対象は、地方や地域の自治体・政府機関、都市開発や都市計画部局に勤務する公務員や、市・民間が所有する都市のインフラを運営する企業の担当者など。

新しいコンセプトにより、さらに広範なテーマに繋がる可能性があるとしており、展示カテゴリーには、エネルギーインフラ、水、排水、モビリティ、物流、ビルインフラ、都市の安全と保安、廃棄物管理など、話題性が高く斬新なテーマ別展示分野がある。なお、これらのテーマには、都市管理、都市情報システム、都市用家具、都市金融、グリーンビルディング・グリーンシティ、気候変動管理、水質工学なども含まれる。

「未来都市」というテーマで開催される2013 年は、会場内に街灯で照らされた普通の街路が造られ、約200台の電気自動車が走り回る予定だ。

なお、同時開催の「ハノーバー・メッセ」には、昨年、日本から約30社が出展している。

出展については、ハノーバーフェアーズジャパン(株)(◆03-5215-7121)まで。

 

 

◆関連サイト

PROMOTION WORLD 2013公式HP
http://www.promotion-world.de/

HANNOVER MESSE(国際産業技術見本市)についての情報はこちら
【日本語】http://www.hannovermesse.co.jp/repraesentauten/hannover.html
【英語】http://www.hannovermesse.de/home