【JNTOデータ】訪日外客数は2か月連続で過去最高 2019 年を10%上回る 

日本政府観光局(JNTO)は、7月の訪日外客数や上半期累計の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●7月の訪日外客数は、3,292,500人となり、前年同月比では41.9%増、2019年同月比では10.1%増となった。2019年同月の2,991,189人を約30万人上回り、2か月連続で単月として過去最高を記録した。また、7月までの累計では21,069,900人となり、過去最速で2,000万人を突破した。

●東アジアや欧州など学校休暇により訪日需要の高まりがみられた市場が前月から大きく拡大したほか、引き続き、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪日外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

●23市場のうち19市場(韓国、台湾、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において7月として過去最高を記録したほか、香港、メキシコでは単月過去最高を更新した。

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により訪日外客数が大幅に減少していた2020年〜2022年の数値は除く。 ※2019年7月以降、日韓情勢悪化等により訪日旅⾏を控える動きが発⽣していたこと等もあり、訪日韓国人旅⾏者数が減少傾向にあったことに留意する。