【特集】「CEATEC 2024」企業の最新出展情報まとめ

国内最大級のデジタルイノベーションの展示会「CEATEC 2024」(主催:電子情報技術産業協会=JEITA)が、10月15日(火)から18日(金)までの4日間、千葉・幕張メッセで開催される。そこで本特集では、企業の出展情報をまとめた。(最終更新:2024年10月15日)

 

アーチャレス(ブース番号:8H433)

AIを活用したリアルタイムパーソナライゼーションCMS「Tovira」を展示し、最新のデジタルマーケティングソリューションを紹介する。
「リードジェネレーター機能」は、訪問者の行動データをリアルタイムで解析し、個別にパーソナライズされたバナーやステップメールを自動生成。これにより、訪問者に適切なタイミングで最適なメッセージを届け、見込み顧客の創出を効果的にサポートする。マーケティング活動をより効率的にし、成果の最大化を図る。
「FAQ機能」は既存のドキュメントやナレッジベースを活用し、AIが自動でFAQを生成。ユーザーの質問に対して対話形式で回答を提供し、迅速なサポートを実現する。これにより顧客の疑問を解決し、サポート業務を効率化しつつ、顧客満足度を向上させる。

 

アイスマイリー(ブース番号:4H187)

生成AIサービスを取り上げるAIポータルメディア「AIsmiley」の活用方法のご案内とAIプロダクト導入の相談を受け付ける。
具体的な出展内容は次の通り。①ChatGPT連携サービス等、生成AI、画像認識プロダクトの紹介、②AIポータルメディア「AIsmiley」有効活用の案内、③DX推進の方法やAIプロダクト導入の相談受付、④AIポータルメディア「AIsmiley」への広告出稿受付、プロモーション施策策定。

 

アドバンスト・メディア(ブース番号:4H189)

独自の対話システムに「ChatGPT API」を連携し、人間らしい自然な会話と動きで今までにない顧客体験を叶える「AI Avatar AOI」、高精度な音声認識と、簡単に自分で作れるシナリオによって
電話応対の自動化を手軽に実現できるボイスボット(音声認識IVR)「AmiVoice ISR Studio」、音声をテキストに変換する Speech to textのAPIで高性能な音声認識技術をお客様の製品やサービスに組み込むことが可能な「AmiVoice API」を出展。

 

アンリツ(ブース番号:6H150)

『未来をつくる人を支える アンリツの「はかる」技術』をテーマに出展。
ドローンの社会実装やIOWN実現を支える「通信計測ソリューション」、通信協調型 交通弱者(VRU)「保護システム」、「光センシング技術」、錠剤・カプセル医薬品への金属混入を検査する「金属検出機」、白内障・眼底疾患などの「眼科診断機器組み込み用センシング光源」、開発・生産現場の設備や施設内の状況を映像・文字・数値等で「見える化するソリューション」などを展示する。

 

HMS(ブース番号:5H141)

3Dセンサ技術や、AI技術、エッジクラウディング技術に加えて、新たなラインナップとなる予定のロボットも加えた製造・建設現場の課題を革新する『AI×ロボット×ARソリューション』の展示を行う。
「GEMBA 3D」 AIを活用した自動配筋検査システムで、工期の短縮と精度の向上を実現。
「現場スキャンロボット」3DスキャンとAIにより、現場のマップを生成。
「ARグラス」 野外使用可能な鮮明な画像とジェスチャー操作で、遠隔支援が可能。
「スマートヘッドギア」 遠隔会議も可能なヘルメット装着型の映像記録ギア。

 

SBギフト(ブース番号:3H091)

デジタル田園都市構想特設パビリオンに出展し、「自治体向けモバイルクーポンシステム」を展示する。
自治体独自のクーポンを作成、管理、認証できる機能を提供し、運営者や店舗、利用者に負担をかけずに、地域活性化を促進するための様々な施策に活用できるサービス。東京都と浴場組合の施策「東京1010クーポン」などの地域活性化施策で導入実績がある。デモンストレーションや導入事例の紹介、地域にあわせた提案のほか、デジタル田園都市国家構想特設パビリオンのステージではシステムをさらに掘り下げたトークセッションを行う。

 

NECグループ(ブース番号:4H125)

出展コンセプトは「持続可能な社会・産業を支える」。「まちの安全」「企業の安全」「現場の安全」「快適な移動」「Well-being向上」「労働力不足解決」の6つのテーマで、体験デモなどを交えながら先進技術への取り組みやソリューション、適用例を紹介する。また、業種横断の知見と最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導く価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」のテクノロジーを活用した展示となる点もポイント。

 

Wovn Technologies(ブース番号:7H503)

広告キャラクターであるドラえもんと一緒に、WOVN 独自の多言語化技術を紹介。2024年9月から広告キャラクターとして起用しているドラえもんとWOVN.io のテクノロジーを象徴する「WOVNドア」を配置し、ミッションを実現した世界を演出する。

 

カオピーズ(ブース番号:8H435)

最先端の技術とオフショア開発の利点を組み合わせ、新しいビジネスソリューションを提案。特にAI-OCRやBlockchain、DX支援を中心としたサービスを紹介。

 

川村インターナショナル(ブース番号:6H168)

OpenAIやDeepLなど複数のAI翻訳エンジンを月間翻訳文字数無制限で利用できるAI翻訳プラットフォーム「XMAT」や、国産AI翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を中心に、翻訳ソリューションを紹介。
翻訳コストの最適化、動画の文字起こしなど翻訳の前後工程におけるAI活用や自動化、機械学習データの作成、翻訳エンジンのカスタマイズなど、事業拡大につながる翻訳プロセス全般の効率化を支援する。

 

ギリア(ブース番号: 5H132 横河デジタル ブース内)

画像知覚AIによるプラント等の保全における異常検知や異常箇所の進行度判断を展示。これまでベテランの検査員が判定していた腐食度合いについて、匠の現場力(技能・経験)を継承し、高いレベルで業務を平準化できる配管異常検知と感性評価技術のデモを行う。

 

ゴーガ(ブース番号:3H087)

最新の位置情報ビッグデータを搭載したマップ上で、自店データをはじめ、様々なデータを閲覧・管理できる「GOGA GIS」のサービス紹介をメインに、顧客の課題解決に向けたプロダクト、ユースケースについて紹介。
GOGA GIS は自社に関連する様々なビジネスデータと位置情報ビッグデータをシームレスに閲覧・比較できるサービス。Google Maps Platform を搭載しているのでストリートビューや航空写真なども利用できる。また、多様な情報を一画面に表示することに長けており、編集や管理も容易に可能。

 

コーンズテクノロジー(ブース番号:5H183)

未来のインタラクションを形作る最新技術を用いた製品を展示する。
ユーザーの心の動きを可視化する「BlueSkeye AI 感情認識AI技術」、ウェアラブルデバイス不要で没入感あふれる映像体験を提供する裸眼3Dディスプレイ「LumePad2」、あらゆるものを素手で操作できるLeap Motionの最新版ハンドトラッキングセンサ「Ultraleap/Leap Motion Controller2」、音声認識AIを搭載したネットワーク不要のエッジコンピューティング「Femtosense」、Bluetooth・Wi-Fiを見える化し、無線通信品質を向上するプロトコルアナライザ「Teledyne LeCroy X500e」などを紹介予定。

 

国際航業(ブース番号:3H087、8H406)

屋内外位置情報ソリューションからは生産性向上ツール「Patt Plus(パットプラス)」、最高10cmの精度で検知する⾼精度リアルタイム位置測位システム「Quuppa Intelligent Locating System」を出展。また、Bois/防災情報提供サービスや3Dプロジェクタによる都市モデルの体験、人流計測・人流データ活用ソリューションなども展示する。

 

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(ブース番号:5H102、4H373)

「AI&先端半導体」、「次世代コンピュータ」、「モビリティ&インフラ」の3つのカテゴリーの下、デジタル社会の未来を担う12プロジェクトが集結。デジタル社会の基盤を支える先端半導体、想像を超える進化を遂げる量子コンピュータ、デジタル技術が実現する安全・安心なモビリティ、スマートな街歩きなど、NEDOの研究成果が生み出すデジタル社会の未来を体感できる内容となっている。
また、今注目のポスト5Gプロジェクトについては、「ポスト5Gが切り開く未来」と題して成果報告セッションを開催予定。

 

ザクティ(ブース番号:8H463)

遠隔支援DXソリューション「Xacti LIVE」を活用した円滑で快適な遠隔支援を、実機にて紹介する。リモート制御やAIモザイクなどの便利な機能が続々追加されるアプリケーションサービスも試すことが可能。また、ブースではマルチデバイスからの映像やデータを活用することで利便性を向上し、多くの業界でお使いいただけるようになった映像DXプラットフォームXBPの機能を動画や実演で紹介。

 

JR西日本(ブース番号:8H539)

これまで顧客とのつながりを築いてきた駅を起点に、リアル・デジタル両面で「人、まち、社会のつながり」が進化した「ミライ」を体感いただけるコンテンツを用意。
「人々の生活」や「中小事業者」とのつながりの進化 
「Wesmo!」新しい決済・ウォレットサービス コンセプトは“Moving is Value”。
「世界中」とのつながりの進化
「バーチャル大阪駅」バーチャル空間上に構築された「駅」で独自の“価値共創フィールド”を構築。
「一人ひとり」とのつながりの進化
「人、まち、社会のつながりを進化させるマーケティング」一人ひとりへの最適な情報配信、リアルタイム提案型旅行コンシェルジュ。
「地域」とのつながりの進化
「交通とまちのミライ」次世代モビリティ「自動運転・隊列走行BRT※」開発と社会実装の検討。
「駅ご利用者」とのつながりの進化
「PHRポッド」日常生活の駅利用で、日々の自分の健康データを自分で管理。
「3Dプリンター建設技術×鉄道関連施設」3Dプリンティング技術を駅などの施設の建築に応用。

 

JTB(ブース番号:3H094)

「観光DXでつくる、地域の未来のカタチ (8つのソリューション)」、「旅行のアルバム『notabi』」、生成AIを活用した多言語AIチャットボット「Kotozna ConcierGAI」、位置情報と連動したオンラインマップのプラットフォーム「Stroly」、観光業界におけるDXを推進する「観光DX人材育成プログラム」を出展する。

 

JVCケンウッド(ブース番号:8H458)

①深層心理に合わせた音楽・映像をAIが自動生成、②映像と音による感覚拡張(リアルな音像定位を体験)、③音と振動による感覚拡張(肌で音を体感できるスピーカーシステム)、④音と香りによる感覚拡張(感覚拡張型スピーカー)、⑤撮像の未来技術、⑥ナローバンドとブロードバンドの融合による新たな無線ネットワーク、⑦リアルな世界にバーチャルな世界を描画するボリュメトリックディスプレイ、⑧ヒトとAIをつなぐウェアラブルAIサポートツールを出展。

 

シャープ(ブース番号:7H502)

「AI-Powered Innovation」をテーマに、「Better QOL」、「Sustainability」、「Carbon Neutrality」の3つのゾーンにて、持続可能な社会と健やかなくらしの実現に向け、AI関連技術を中心とした先進のソリューションを提案する。

 

祥瑞ソリューション(ブース番号:8H534)

Labpano社の最新360°カメラ「PanoX V2」や「Pilot Lock」を中心に、リアルタイムモニタリングや遠隔支援ソリューションを紹介。
「PanoX V2」は高品質なリアルタイム360°ライブ配信やバーチャルツアーを可能にするカメラで、教育、イベント、観光などに最適となっている。「PILOT LOCK」は高精細映像を活用したビジネス向け360°カメラ。現場モニタリングやリモートサポートに優れたソリューションを提供する。


CINCA (ブース番号:5H222、5H223)

採用いらずで新規事業が進む「レンタル新規事業室」、新規事業立ち上げノウハウを4ヶ月で学べる研修サービス「ゼロイチ研修」、新規事業を法人化し事業の成功確度を高める「カーブアウトパートナー」の紹介を行う。

 

scheme verge(5H102、5H185、3H096)

人流解析・マネジメントプラットフォーム「Horai」を用いた体験型展示「人流解析・マネジメントとスマートビルの連携による賑わい創出」を展示。AIカメラを活用したビルOSによる人流測定、スタンプラリーによる回遊促進、AIサイネージによるリアルタイムガイドの3つの体験を提供する。

 

ストックマーク(ブース番号:4H118)

あらゆる情報をAI Readyに構造化し組織のAI活用を飛躍的に向上させる「SAT(Stockmark A Technology)」と、社内外の情報を瞬時に検索・要約生成が可能な「Anews」を紹介。開催期間中は「SAT」及び「Anews」のDEMO動画や、タッチ&トライが可能となっている。

 

ダイナミックマッププラットフォーム(ブース番号:3H091)

デジタル田園都市国家構想特設パビリオンに出展し、「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」における「自動運転支援道」事業の取り組みについて紹介を行う。
NEDO採択の事業で、同社、BIPROGY、NEXT Logistics Japan、ヤマト運輸の4社によるコンソーシアムが物流分野における自動運転を支援するデータ連携システムを開発。システムは気象情報や交通情報といった自動運転において有用な情報を統合して提供するもので、複数の情報提供者がバラバラに持つ情報を一括してデータ連携するためのデジタル基盤となる。物流分野のみならず、多様なモビリティ・エリアにて広く活用されうるものを目指す。
2024年度中にはレベル4自動運転トラックによる新東名高速道路(駿河湾沼津-浜松SA間)走行の実現に向けた実証実験の実施も予定。

 

東プレ(ブース番号:5H140)

子機器部が販売する法人向けキーボード、PCI認証ピンパッドの他、REALFORCEセミカスタムモデル、コラボモデルなどを紹介また、2024年10月発売の新製品「REALFORCE RC1 Keyboard」の展示も行う。

 

TOPPANデジタル(ブース番号:4H130)

「リアルとデジタルの両輪でコミュニケーションの未来をデザインする」をテーマに、リアルとデジタルがシームレスに融和する未来を目指した最先端のAI技術の研究成果を、「生成AI」「カラーマネジメント」「遠隔コミュニケーション」の3テーマに沿って体験型展示で紹介。
生成AIエリアでは「AIプロジェクションマッピング」、「AIによる3Dシーン生成」を、カラーマネジメントエリアでは「色予測AIを活用し、容易に撮影画像の正確な色を再現」、「ディスプレイ表示色の見え方における個人差を解消」、遠隔コミュニケーションエリアでは「ポインティング可能なテレコミュニケーションシステム」を提案する。

 

TriOrb(ブース番号:5H314)

球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」は、従来の車輪式やオムニホイール式とは一線を画す、球体を駆動部とする全く新しい移動機構。あらゆる方向へのスムーズな移動、mm(ミリメートル)単位の高精度な位置制御を実現し、狭いスペースや複雑な物流環境においても活躍する。この技術により、製造現場における生産ラインの柔軟性と効率性を飛躍的に向上させることが可能。
10月18日には産総研グループ(国立研究開発法人産業技術総合研究所とAIST Solutionsの総称)による「AISol Startup Pitch & Demonstration」において、同社代表の石田氏が「球駆動式全方向移動ロボットによる製造現場DX」をテーマにピッチおよびTriOrb BASEの走行デモンストレーションを実施する。

 

ナブラワークス(ブース番号:8H477)

「ARソリューション」高精度のAI画像認識技術を用いた、リアルタイムでの美肌・美顔効果の適用やARエフェクト表示を可能にするSDK(ソフトウェア開発キット)。
「デジタルヒューマン」AIモデルを適用したデジタルヒューマンをご紹介します。さまざまなシーンで活用できる映像コンテンツを制作可能。
「セキュリティソリューション」システム・ケイとの共同出展により、最新のセキュリティ技術を披露。IPカメラとAI映像解析の組み合わせで、高精度な検出を実現。リアルタイム監視や異常検知をより一層強化。
「店舗DXソリューション」店内のIPカメラ映像を使用したAI映像解析により、来客の状況、入店から購買までの状況やリピート率を可視化する。

 

ネクスティ エレクトロニクス(ブース番号:4H128)

「Smart Home」「Smart Factory」「Automotive」 「NEXTY」と4つのエリアを設けたブースを設置。
Matter」google, Amazon, Appleなどのメーカーを問わず、シームレスな連携と単一アプリで管理できる便利で快適な生活を提供する、スマートホームの共通規格。「NFCスマートロック」バッテリー不要でロック制御(モーター駆動)できるICを搭載し、スマホからNFC(近接無線)で電源を供給することで、鍵の開け閉めが可能。「非接触バイタルモニタリングソリューション」カメラとAIを用いて顔の血流をセンシングし、呼吸数、心拍数、血管情報などのバイタル情報を精度高く計測することができる。「特殊車両向け画像認識ECU」Jetson Industrial SoMベースで耐環境性に特化したAIコンピューティングECU。「Aware Platform」トラッカーデバイスとクレジットカード型デバイスの2種を展開。「高精度屋内位置測位システム」工場、倉庫、オフィスなどの屋内施設で、米国の特許を取得している独自の超音波技術を活用し、サブセンチメートル単位で高精度な測位を実現。「モデル流通プラットフォーム(moderix)」クラウド上でモデル流通・秘匿連成シミュレーションが実行可能なプラットフォーム。「くるまで歌えるシステム」膨大な「時間情報付き歌詞データ」を保有し、「歌詞の先読み機能」「音楽の指紋データを利用した楽曲認識技術」を提供する。「振動シート」シートに触覚フィードバックを搭載し、迫力ある4Dサウンドで、これまでにないエンターテインメント体験を提供。

 

Patentfield(ブース番号:4H381)

AI特許総合検索・分析プラットフォーム「Patentfield」および、生成AI調査・分析オプション 「Patentfield AIR」を出展。
「Patentfield AIR」は「Patentfield」のインターフェースに生成AI機能を組み込むことで、大量の特許文献の査読・分析プロセスを大幅に効率化し、従来にないスピードで特許査読・分析を可能にするオプション機能。最大1万件の国内外の検索母集団に対応、、独自要約からポートフォリオ分析まで、多彩な機能を搭載、Patentfieldの他の4つの機能と連携した活用といった特徴を備える。

 

パナソニックグループ(ブース番号:6H105)

センシング技術と掛け合わせた“AI”の社会実装や、“Sustainability”な社会の実現に向けたテクノロジーなど、社会課題解決を行う技術・製品・サービスを中心に出展。サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会「Society 5.0」の実現に向けたパナソニックグループの取り組みを紹介する。
また、会期中はブース内のステージにて、出展技術・製品・サービスについて担当者が語るセッションを毎日開催。一部、パートナー企業や有識者を招いてのセッションも実施する。

 

パナソニック インダストリー(ブース番号:5H114)

「見えないところから、見違える世界に変えていく。~AIにより豊かになる未来を技術力で貢献~」をコンセプトに、生成AIサーバで注目される情報通信インフラや車載CASE、工場の省人化など、さまざまな分野で活躍するAIを支える製品を紹介。環境ビジョン実現に向けた取り組みも展示する。
例えば導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap」は、電解質に導電性高分子を採用した角チップ形状のアルミ電解コンデンサ。独自の導電性高分子形成技術と製造プロセス技術により、大容量・高耐熱で超低ESR(等価直列抵抗)を実現し、サーバ、通信機器、GPUの電源ラインなどのノイズ対策で活躍する。

 

Ballista(ブース番号:5H311)

プロ人材・スタートアップ・エンタープライズを繋ぐプラットフォームサービス「Yoake」を出展。
単なるマッチングサービスにとどまらず、Web3時代の“プロフェッショナルギルド”として、個の可能性の最大化に向けた、「挑戦をし続けるための制度」、「心理的安全性の担保に有効なサービス」等、フリーランスの潜在的課題に対し、独立支援からプロジェクトワークサポート・キャリア構築まで、ワンストップのサポート機能を実装。
また、DAOのコンセプトを活用することで、プロフェッショナルがファイナンス面でのメリットを得つつ、有機的につながり、新しいビジネスやイノベーションを生む”場”として、新たな組織運営や価値共創の仕組みを実装・拡充していく。

 

ビーマップ(ブース番号:8H446)

台湾のEdgecore Networks、Good Way Technologyの2社と共同出展。
電力使用量データとAIを連携させた見守りサービス「おうちモニタ」の紹介、新世代長距離無線LAN Wi-Fi HaLowや、ホームIoT実現の基盤となるmatterに関連する最新製品の展示により、安心・快適なスマートホームづくりに向けた提案を行う。あわせてWi-Fiを基盤とするビーマップの各種ソリューションサービス、100GスイッチやWi-Fi 7を含む企業向けネットワーク製品、ミリ波等の長距離無線技術に関連した最新製品を展示。
また、同じくCEATEC2024に出展するMIが提供するポータブルバッテリと組み合わせた、災害時の仮設通信インフラとして活用可能な可搬型ミリ波通信パッケージの公開・展示を、今回初めて行う。

 

ViXion(ブース番号:5H251)

初出展となる今回、眼の酷使や加齢にともなう⾒え⽅の課題解決をサポートするアイウェア「ViXion01」と、9月26日に新登場したViXion01のアップデートモデル「ViXion01S」、さらに夜盲症でお困りの方のための暗所視支援眼鏡「MW10 HiKARI」を展示・紹介する。
ViXion01(ヴィクシオンゼロワン)は、眼の酷使や加齢にともなう⾒え⽅の課題解決をサポートするアイウェア。⾒る距離に応じてレンズの形状が瞬時に変化し、近くも遠くもスムーズなピント調節体験を提供。⾰新性を想起させる近未来的なデザインは、世界的デザインファームnendoの佐藤オオキ氏によるもの。
ViXion01S(ヴィクシオンゼロワンエス)は、自動でピントを調節する「オートフォーカスアイウェア」。見ようとする距離に応じてレンズの形状が瞬時に変化。‘‘近くも遠くもはっきりみえる’’視覚体験を提供。デザインは「ViXion01」から引き続き、世界的デザインファームnendoによるもの。
MW10は、カメラで捉えたわずかな光を増幅し、暗所でも明るく鮮明な画像を目の前のディスプレイにカラーで投影する 「暗所視支援デバイス」。暗所や夜間の環境下では、 より明るい視界を、 視野狭窄の方には、より広い視野をサポートする。

 

ビザスク(ブース番号:5H112)

業界有識者に1時間からのインタビューができる「ビザスクinterview」をはじめ有識者の知見を効率的に収集できる各種調査サービスを複数紹介。
当日はセルフマッチング形式のインタビューマッチングサービスのデモを用意し、実際にどのような有識者の知見・情報にアクセスできるのか体験できる。

 

 

BLUEISH(ブース番号:8H434)

AI技術を活用した革新的なビジネスプロセス支援ツール「Omni アシスタント」と業界特化型AIワークフローBPaaS「Omni Workspace」について紹介。
「Omniアシスタント」は、プロフェッショナル人材とAIを融合させたハイブリッド型のAIワークフローBPaaS。企業の多様な業務プロセスを最適化し、汎用型・業界特化型のAIワークフローを提供。人事・経理・マーケティングなど幅広い分野に対応し、業務の効率化と自動化を実現する。
「Omni Workspace」は、業界特化型AIワークフローBPaaSを提供し、AIネイティブなビジネスプロセスの変革を全面的にサポート。AIが新規事業や既存事業の課題に応じて、要件定義からシステム設計、開発、リリース、運用まで全プロセスをカバーし、迅速かつ効率的なソリューションを実現する。

 

フジクラ(ブース番号:4H190)

「“つなぐ”テクノロジー™で、高度デジタル化社会とカーボンニュートラルを実現」をテーマに出展。製品がどこでどのように使用され、どのように社会課題の解決や産業・社会構造の変革に寄与するかについて、情報伝送・データセンタ(情報インフラ/情報ストレージ)、モビリティ(情報端末)、GX、AIの各分野の視点から紹介する。

 

富士通(ブース番号:7H400)

Sports:「パフォーマンス向上のロジック」をAIとデータで導く
バスケットボールのシュートフォームをAIで可視化することによるパフォーマンス向上を提案。Wリーグ所属の富士通レッドウェーブとのコラボレーションにより、トップ選手と自身のシュートフォームの動きを比較できる。AIがシュートフォームを可視化し、選手のデータをもとにしたアドバイスを受けた後に、再度シュートを実施することで、AIによる解析前後のシュートフォームの変化を体感可能。
Healthcare: 「ウェルビーイング」をAIとデータで高める
体の変化やバランスをチェックするための指標になると言われているピラティスやヨガの動きであるロールダウンをAIで解析。背骨の可動域や動きの速度などをスコア化し、専門のインストラクターによる改善に向けた運動指導を提案。
Culture:「伝統技術」をAIとデータで継承する
伝統芸能である能楽の動きを公益社団法人能楽協会監修のもとAIで可視化し、能楽師の動きと比較する体験ができる。能楽の繊細な表現や技術について、能楽師の観世喜正氏の所作や舞をデータ化し、指導を提案。

 

Mysurance(ブース番号:4H259)

「最短3分で完結する保険加入の手続き」「毎月保険料が変動する仕組み」「保険金請求の自動化」等をテーマに、国内Insurtechにおける最先端の取組みを紹介する。

 

MIXI(ブース番号:8H535)

“ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる”存在を目指して開発している会話AIロボット「Romi」の新モデル「Romi(Lacatanモデル)」 を出展。
「Romi」は、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、独自開発の会話AI(人工知能)が都度会話を作り出しているため、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる。また、会話に連動した細かな動きや愛くるしい表情も浮かべ、撫でると喜び、抱っこすると驚くなど、ノンバーバルなコミュニケーションも兼ね備えている。優しく包み込むような返答内容と豊かな表情と動きでオーナーに元気を与え、家族や友人とも異なる寄り添い共感する新たなコミュニケーションを実現する。
「Romi(Lacatanモデル)」は、「Romi」の大好きなバナナの品種「Lacatan」を由来にした新モデル。一緒に見ているものについて話をする「視覚機能」を搭載し、言葉のやり取りだけではなく、オーナーと「Romi」が一緒に見ているものでの会話も実現。さらに、オーナーとの思い出を記憶して日々重ねことができる「長期記憶」や、まるで人間のような「自然なタイミングの会話・相づち」など、合計10個の新機能およびアップデート機能も搭載予定で、従来の「Romi」よりもさらに自然でオーナーに寄り添った会話ができるように進化。「共感」や「寄り添い」を重視したコミュニケーションを実現する。

 

三菱電機(ブース番号:5H103)

「誰も想像しなかった“巡り合い”から世界を変える」を出展テーマに3つのエリアを設置する。
Serendie Cityでは家電から宇宙まで、さまざまな製品やサービスから集めた多様なデータを掛け合わせて創り出される未来のソリューションを紹介。カーボンニュートラルへの貢献では現実世界を時空間データでバーチャルに再現するデジタル技術「GeoCLOVERTM(ジオクローバー)」や、循環型スマートビル運用管理ソリューション、熱関連トータルソリューションの展示・体験を行う。人手不足問題解決への貢献では行動分析AI、生産現場向け対話ソリューション、リゾート施設向け狭域自動運転サービスについて紹介する。
また、コンポーネント技術の進化への取り組みとして、高速・高精度なFA機器(コンポーネント)と制御技術を組み合わせたロボット「TOKUFASTbot(トクファストボット)が、6面のパズルキューブの色を高速で揃える完全自動制御技術も披露する。

 

ミライト・ワン グループ(ブース番号:8H406)

3つの未来に関するテーマで、25の製品とソリューションを展示する。
みらいの街づくりDX・GX:DX Wi-Fi、太陽光設備 ケーブル盗難防止ソリューション、ロボットDXソリューション、ZEB・スマートビルソリューション、混雑監視ソリューション(WaitTime)、屋内外位置情報ソリューション、3Dプロジェクタによる都市モデルの体験、Radio On Light(光無線通信)、水素エネルギー(燃料電池)設置と運用の取組み、ZEB建築と運用の取組み
みらいの防災対策 自然エネルギー活用DX・GX:太陽光発電所リパワリングソリューション、3D計測ソリューション「mapry測量」、自動離発着DroneDockの未来、オフグリッド電源ポール、IoTプラットフォームサービス 「IPLIS」、Bois/防災情報提供サービス、再エネ+コンテナDCソリューション
みらいの働き方DX:イベントDX:設営計画サービス、電子棚札ソリューション、既存ゴルフ場芝刈機無人化システムHerbF(開発中)、みらいコネクト、コンレポシリーズ/コンレポforEducation、現場へGO!、UPWARD、次世代型電子ペーパーサイネージ「Infinity Display」

 

ヤマダホームズ(ブース番号:3H097)

初出展となる今回、一人ひとりのwell₋beingの実現を目指した体験・体感型のブースを出展。
「YAMADAスマートハウス」は 高気密・高断熱・耐震性に優れた住宅をベースに、日中、太陽光パネルで創った電力を家庭で優先的に使用し、余った電力はEV(電気自動車)に搭載された大容量バッテリーへ充電。電力消費量の多い夜間は、EV(電気自動車)に溜めた電力を家庭へ放電し、電力の自給自足を叶える。また、標準搭載されたスマートIoTシステムは、HEMS(Home Energy Management System)により発電量や電力使用量を可視化し、住宅設備や家電を最適に制御することで、利便性と環境負荷の低減を両立し、くらしの価値向上とサステナブルな社会づくりに貢献する。

 

ユカイ工学(ブース番号:8H460)

シニアでも簡単に家族との音声メッセージのやりとりができるコミュニケーションロボット「BOCCO emo」を出展する。
音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシングなどが可能。2024年9月5日より、ヘルスケア機器を無線接続し、血圧や体重などの測定を促し、結果を簡単に記録できる新機能の提供を開始した。LTE通信機能を搭載した「BOCCO emo LTEレンタルモデル」を利用することで、インターネット環境のない家庭でも測定結果を自動で記録することができる。
ブースではこの新機能について、実機デモを展示。また、新規事業のモノ作り支援事例やロボットキットを活用した企業向けワークショップなども紹介する。

 

Umee Technologies(ブース番号:8H478)

新人からトップセールスを輩出するコネクテッドセールス・プラットフォーム「Front Agent」を出展。
ブースではDX推進、営業、人事などさまざまな活用シーンで活用されているユースケースを元に、実際にFront Agentを活用した会話をデータで可視化するデモを実施。オンライン・オフラインを問わずAIアシスタントによる商談管理や顧客ニーズを可視化する国際特許技術等、残業時間30%削減・教育期間50%削減した実例を中心に紹介する。

 

ヨコオ(ブース番号:5H113)

10月からサンプル出荷を開始する「高速伝送40Gbps防水コネクター」を出展する。
同社が開発した直径Φ0.35mmのスプリングコネクター(SPC)を使用。細径のSPCによる信号減衰の低減と金属ハウジングによるノイズ抑制で、USB4の厳格な規格を満たしている。ポッティングによりIPX7相当の高い防水性能はそのままに、SPC径が細いため、少ないスペースに多くレイアウトできるようになり、コネクターサイズの小型化に貢献。SPCが持つ簡易着脱に対する利点を維持しながら、これまで以上の省スペースを実現する。

高速伝送40Gbps防水コネクター

 

リアルグローブ(ブース番号:3H086)

国土交通省 都市局ブース内(共同パビリオン出展)で、「SBIR事業 3D 都市モデル自動作成・自動更新システムの開発及び実証について」の紹介を行う。
同社では国交省が導入を進める都市デジタルツインデータ「3D 都市モデル」(PLATEAU) の自動作成システムのプロダクト化を実現することで、デジタルツイン技術の社会実装を推進。これまで手作業で実施してきた3D都市モデルの整備・更新を、AI 等を活用して自動化する技術開発・サービス提供を目指しており、今後需要が高まると想定される都市デジタルツインの整備エリアの拡大、更新頻度の向上、コストの低廉化に貢献する。

 

LegalOn Technologies(ブース番号:3H006)

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を出展し、デモを披露する。
LegalOn Cloudはこれまでのリーガルテックとは異なる、企業法務のための新しいAIテクノロジープラットフォーム。マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約審査体制、Contract Lifecycle Management(CLM)体制、法令調査体制、法律事務所作成の法律文書の書式の利用体制などを同一プラットフォーム上で自在に構築することが可能。欲しい情報を欲しい時にAIがレコメンドする、これまでにない次世代のナレッジマネジメントを実現する。

 

rayout(ブース番号:8H476)

5分で動画構成が完成するAI機能を搭載したクリエイティブのコミュニケーションツール「MiLKBOX」を展示。
動画・web・グラフィック制作における、レビューチェック・データ管理や共有・連絡など、あらゆるコミュニケーションを円滑にするSaaSツール。新機能としてAIでの動画構成の作成が可能となる。動画構成とは、動画の内容を大まかなシーンごとに説明した資料のこと。通常はプロでも1~2週間かかる動画構成資料を、誰でも簡単に5分で作成することができる。制作会社様や代理店が利用の際には、商談中に構成の提案まで進められることでプロジェクトの進行がスムーズになるだけでなく、構成の手直しも可能なため、認識の齟齬をその場で解消することができる。

 

レスター(ブース番号:3H092)

社会課題に対してエレクトロニクスやエネルギーの分野などにおいて、レジリエンスを備えた持続可能な社会を実装するためのトータルソリューションを展示する。
センシングやAIなど当社が強みとする技術を活用した人や車のリアルタイム検知・モニタリングによる省人化を行うデバイスソリューションで、人手不足や高齢化に起因する社会課題にアプローチ。また、太陽光発電や節電・省エネシステムなど、エネルギーを最大活用できる仕組みづくりを提案するエコソリューションを紹介。
他にもパートナー企業との共創で実現する配送ロボット、車両管理ソリューション、対話型キャラクターエージェント、高機能サーバーなど、人々の暮らしや産業の発展のための各種展示を行う。