「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025」が酷暑対策で9月の開催へ

Jフェス総合プロデューサー 海津 亮氏は、2025年からロック・イン・ジャパンは千葉市蘇我スポーツ公園で時期を9月のシルバーウィークに移して開催すると発表した。

サッカーJリーグの試合日程との兼ね合いがあり正式決定は来年1月下旬となるが、2025年9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)/20日(土)、21日(日)の5日間を理想として現在調整を進めているという。
仮に日程がズレても9月のシルバーウィーク内での開催となる。

海津 亮氏はHPで以下のようにコメントを発表している。

「近年の気候変動の中、8月に野外音楽フェスを開催することには運営上の様々な工夫を必要とします。全国各地の夏フェスもそれぞれ救護体制を強化して熱中症対策にあたっていますが、蘇我スポーツ公園で行われるロック・イン・ジャパンは動員が6万人に迫る大規模なフェスで、且つ出演アーティスト構成が多様なため毎回フェスに慣れていない初参加者も多数含まれます。そうした特性を考えた結果、8月での開催を継続することは困難だと判断するに至りました。

実はこのロック・イン・ジャパンの開催日程変更に関しては、すでに5年くらい前から検討を重ねていました。ただ予期せぬコロナ禍やそれに伴う会場移転などの調整を優先せざるを得ず、このタイミングでの変更となりました。
もちろん野外フェスは、酷暑対策だけでなく台風や落雷等もシリアスな課題として向き合わなければなりません。開催時期が8月であっても9月であってもこれらの気候や天災への対策は今まで以上に最大限強化して向き合っていきます。」

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024は8月の蘇我5日間と9月のひたちなか5日間に開催され、合計48万人の来場者を集めた。