自工会、2025年のモビリティショーの概要を発表

10月15日から10月18日までの4日間、幕張メッセで開催された「JAPAN MOBILITY SHOW Biz Week 2024」。初日の15日、会場内で行われた「未来モビリティ会議」特別セッションのなかで、主催の日本自動車工業会(自工会)は来年開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の開催概要を発表した。

公式サイトも公開された

「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の会期は2025年の10月30日から11月9日まで。東京ビッグサイトをメイン会場とし開催する。

青山真二氏

発表を行った自工会モビリティショー委員長の青山真二氏はモビリティショーの使命について「日本を元気にし、未来にワクワクする人を増やすこと。そのためにはモビリティ産業がけん引役となり、オールジャパンでの共創が必要。大事なことは新しい仲間を巻き込み、未来を語らいながら、みんなで一緒に創っていくこと」と語り、来年のキャッチフレーズ『ワクワクする未来を探しに行こう』を発表した。前回の来場者数から、”100万人の満足”を掲げ、共創性と体感性を強化したプログラムをキーワード「#FUTURE(モビリティの未来の姿)」「#CULTURE(モビリティそのもの)」「#CREATION(モビリティのビジネス)」を軸に展開すると明かした。
「#FUTURE(モビリティの未来の姿)」では、昨年実施した、未来の社会を体感する「Tokyo Future Tour」をパワーアップする。「#CULTURE(モビリティそのもの)」は、従来のモーターファンだけでなく、関心の薄い人たちのファン化を目指すビリティそのものの魅力を知ることができる企画に、「#CREATION(モビリティのビジネス)」は「JAPAN MOBILITY SHOW Biz Week 2024」で目指すスタートアップをはじめとする新しい仲間との共創を来年も続ける。

「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の出展参加募集説明会は11月21日に開催する。青山氏は「新しい仲間にも参加してほしい。IT、情報、通信、公共交通、インフラなど新しいカテゴリも対象にする。これから一緒になってモビリティ産業の発展明るい未来を作っていく仲間に集まってほしい」と呼びかけた。

自工会は「共創プラットフォーム」として役割を強化するためショーの方針を刷新。偶数年は「プロセスイヤー」として、企業連携を推進するビジネスイベント「ジャパンモビリティショービズウィーク」を、奇数年は「ショーイヤー」として、多くの人々に未来のモビリティを紹介する、本来の見本市や展示会の側面が強いショーケースイベント「ジャパンモビリティショー」を開催するとしている。