バンコクにMICE関係者が集結

IT&CMA2012

10月2日、バンコク・コンベンションセンターでアジア最大級のMICE展示商談会「第20回IT&CMA」と「第15回CTWアジア太平洋」が開幕した。

タイでの開催11回目となった今回は、昨年を上回る325社・団体から850人が出展し約5000平米の規模で展開。52か国497人のバイヤーと32か国132人のメデイアが参加登録している。

出展者および参加者双方の出展効果と満足度を向上させるため、今年は新たに4つの取組みが導入された。1つ目は、グローバルネットワークゾーンの設立。これまでのバイヤーラウンジとメデイアゾーンを融合させ、出展者、バイヤーに加えてメディアとの交流を増加させより発信力を強化する。第2に、豊富な交流イベントのなかに新たに、トラベルマネージャーと出展者のセッションを加えた。第3は、スマートフォン向けアプリの導入、そして免税店キングパワーとのコラボレーションによる特別ディスカウントの提供だ。

同展はアジア有数のMICE雑誌「TTG MICE」を発行するTTGアジアメデイア社が主催。1993年に香港でIT&CMAを初開催、97年からはクアラルンプール、2002年からはタイで開催している。

TTGアジアメディア社のダレン・ウン社長は「このショーの成功はパートナーであるタイ国コンベンション&エグジビションビューローの協力なくしては語れない。IT&CMAはタイをアジア有数のMICE目的地へと成長させただけでなく、これからもアジアをMICEの中心地へと押し上げる役割をになっている」と語った。