【レポート】「中小企業 新ものづくり・新サービス展」東京ビッグサイトで開催

2024年12月4日(水)から6日(金)にかけての3日間、東京ビッグサイト東7~8ホールで全国中小企業団体中央会が主催する「中小企業 新ものづくり・新サービス展」が開催された。

同展は「ものづくり補助事業」に取り組んだ全国の中小企業が新たに開発した製品・サービス・技術等と、それをビジネスに活用したい人をつなぐための展示商談会。中小企業基盤整備機構の中小企業生産性革命推進事業の一環として開催している。

会期中は全国から約500社の中小企業が出展。「情報・通信」「医療・生活・ヘルスケア」「物流・ サービス・その他」「電機・電子部品」「環境・建設・エネルギー」「農林水産・食品」「化学・繊維・紙」「機械・部品」の8分野で自社の製品やサービスの提案を行った。

京都府の鳥本製畳はフローリングに代わる次世代の床材を出展。畳の心地よさを高性能素材で実現しており、高いクッション性と安定性を備え、傷つきにくく部分取り換えが可能な点が特徴となっている。

鳥本製畳の床材

佐賀県の光武酒造場はジャパニーズジン「赤鳥居」を展示。元禄元年(1688年)から受け継がれる酒蔵の伝統技法で醸された日本酒(大吟醸)がベースとなっており、芳醇な口当たりと、ジンらしい爽やかな香りが特徴。

光武酒造場のジャパニーズジン「赤鳥居」

福岡県の龍宮は脱脂綿とガーゼを用いた清潔寝具「パシーマ」を展示。肌に優しく丈夫で乾きやすく、夏は涼しく冬は暖かいという優れもの。これまで第6回「ものづくり日本大賞」の九州経済産業局長賞などを受賞している。

龍宮の寝具「パシーマ」