東京企画装飾は、1月22日から24日までの3日間、パシフィコ横浜で開催された「SCビジネスフェア2025」(主催:日本ショッピングセンター協会)に出展した。今回のブースでは環境に配慮した展示空間を提案し、新素材「Re-board(リボード)」を活用したデザインを披露した。
「Re-board」は100%リサイクル可能なエコ素材で、FSC認証木材を原料とする。耐湿性・耐久性に優れながら軽量で、ディスプレイや什器、展示ブースの壁や床など幅広い用途に対応できる。同社では4月から社内一貫生産を開始するという。
ブースは「Re-board」を中心に構成され、壁面や装飾のほぼ全てをこの素材で制作。来場者が実際に触れて体験できるスペースを設けたほか、ベンチや展示台などの什器も展示し、軽量でありながら強度の高い特性を紹介した。
また、同社が開発した巨大木製ガチャマシン「MOKUガチャ」の展示も行い、木工製作技術の高さもアピールした。同社は今後も環境負荷の少ない展示・ディスプレイの開発を進め、持続可能なイベント空間の実現を目指す方針だ。