JR西日本グループは大阪環状線「弁天町駅 新駅舎」の供用を3月1日に、JRゆめ咲線(桜島線)「桜島駅 万博臨時出場口」の供用を3月24日に開始する。
弁天町駅 新駅舎では既存の南北改札の間に位置する場所に新駅舎を整備し、新改札口(中央南口改札、中央北口改札)を設置。既存の南北改札口は大阪・関西万博の終了後に閉鎖する。新設のエレベーターは既存の11人から17人乗りとなり、上下エスカレーターも整備する。
また、Osaka Metro弁天町駅東口改札と段差なくフラットに乗換可能な連絡通路をOsaka Metroと共同で新設。連絡通路と接続するJR弁天町駅「内回り口改札」も設置する。
桜島駅には「万博臨時出場口」(出口専用4通路)を、大阪・関西万博終了までの期間、設置する。2025年日本国際博覧会協会の協力のもと、出場口を抜けるまで特別な空間演出も行う。
JR西日本グループはこれまで、大阪・関西万博に向けたアクセス輸送の取り組みとして「Osaka Metro 中央線」への乗換駅となる大阪環状線 弁天町駅の改良工事および、シャトルバスへの乗換駅となるJRゆめ咲線(桜島線)桜島駅の臨時出場口等の整備を進めてきた。