博展はプロダクトマネジメント職、制作職の施工現場で着用するユニフォームを、約10年ぶりにリニューアルした。グラフィックデザインはデザイン・スタジオ「YAR」が手掛け、ボディデザインはアダストリアがプロデュースした。
従来の内装・展示会業界の施工現場のユニフォームは、機能性のみを重視したデザインが多かったが、同社の手掛ける事業領域や新たなビジュアル・アイデンティティ(VI)のイメージに沿うデザインを採用。YARが博展のロゴと博展で働く「人」が持つ想いを込めた“Hakuten Mind dot”をモチーフに、5種類のビジュアルを創作した。
YAR・横山駿吉氏は「背負う画は異なるが背負う志は同じであるよう“Hakuten Mind dot”をデザイナーがそれぞれ解釈し、5つのアートワークに落とし込んだ。ポジティブに未来を創造する、博展らしいデザインになったのでは」とコメントしている。
機能面でも多様な体形の人が似合うよう、サイズ・シルエットを調整できる仕様とし、また取り外しできるインナーベストで年間を通して着用可能とした。胸元のワッペンはミリタリーウェアのように、PM・制作職の職種によって付け替えられる。
博展のプロダクトマネジメント(PM)部は、ビジョンとして“「想いをカタチに」する仕事”を掲げている。博展は今後、施工現場で新しいユニフォームを着るスタッフを通して、多くの人にPMや制作の仕事がクリエイティブでワクワクする仕事だというイメージを広げていく狙いだ。