人気シリーズ最新作をリアルで体験できるXRイベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」3月3日から開催

小田急電鉄は2月27日(木)、東京・新宿区西新宿の都民広場で3月3日(月)から16日(日)まで開催するXRイベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」のメディア体験会を実施した。

カプコンの人気ゲームタイトルで、2025年2月28日(金)に発売されるモンスターハンターシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』を、XR技術を用いることによって現実空間でも楽しむことのできるコンテンツ。ソニーネットワークコミュニケーションズの子会社であるSoVeCが開発する「XR CHANNEL」を使い体験することができる。

アプリを起動後、スマホを都庁に向けると突如現れた黄金のモンスター「≪煌雷竜≫レ・ダウ」が猛スピードでこちらに向かって飛んでくる。その素早い動きに翻弄され、姿を見失ったかと思った瞬間、さらなる脅威「≪鎖刃竜≫アルシュベルド」が目の前に顕現する。やがて縄張り争いを始めた2匹の戦いに我々は巻き込まれて……というストーリー仕立てになっている。

このイベントは小田急電鉄が代表を務める東京都の「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」における、「地域の魅力向上に向けたXRの都市実装検討分科会」の一環。同社で新宿プロジェクト推進部調査役を務める中江徹氏は「当社はこれまで、XR技術によって事業をアップデートしてきた。XR技術を通して、その場所の特徴や魅力を感じてもらいたいというのが大事な趣旨だ」と語る。

提供=小田急電鉄

コラボタイトルにモンスターハンターを採択したのも、そのためだ。巨大なモンスターが空から大地へと縦横無尽に駆け回ることにより、普段は見上げる機会の少ない都庁を見上げ、都民広場の広さを改めて感じることができる設計になっている。SoVeCで企画・戦略 ジェネラルマネージャーを務める梶尾桂三氏は「都庁は東京でも類まれな場所だ。その特徴をいかんなく発揮することができた」と話す。

中江徹氏
梶尾桂三氏

イベントはAR対応のスマートフォンさえあれば誰でも参加が可能。中江氏は「話題作とのコラボ。モンスターハンターシリーズのファンはもちろん、老若男女問わず、一人でも多くの人に体験して欲しい」と言う。