
日本能率協会(JMA)は3月11日(火)〜14日(金)の4日間、アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2025」を開催する。
同展は約90カ国・地域より80,000名の来場者、13,000名以上の海外バイヤーも来場する、アジア最大級の食品・飲料展示会。1976年より毎年開催し、今年で50回目を迎える。最新の食品・飲料に出会える、出展者・来場者双方のビジネス拡大における絶好の場として、例年関係各位から高い評価を得ており、今回は世界74カ国・地域から2,930社が出展する。(2025年2月21日時点)
FOODEX JAPANでは、毎年フードトレンドを予測している。今年は、食事の味を引き立てる”引き立てワイン“に注目。アジア最大級のワイン展示エリア「FOODEX WINE」が新登場し、450種類以上のワインが揃う。イタリアンやフレンチだけでなく、ライトな料理や日本食にも合わせやすいナチュラルワインやノンアルコール・低アルコールワインをはじめ、食事を引き立てるワインは今後ワイン市場を牽引していくことが予想される。
また、コロナ禍以降、自宅で食事をする機会が増えたことで、「手軽に非日常を味わいたい」という需要から高級レストランの味を家庭で再現できる“プレミアム調味料”への関心も高まっている。調味料やスパイスは、国際的なフレーバーを食事に取り入れやすく、特にリッチな味わいを楽しめるプレミアム調味料は発展が期待されている。
さらに、近年の健康志向の高まりから、低塩で豊富なフレーバーが揃う調味料も市場を広げている。その他、冷凍技術の進化が止まらない、食品ロス対策など社会課題にも貢献し、手軽に美味しく楽しめる“フローズンフード”にも昨年に続き注目が集まる。